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だから弱いままなんだよ 2

(無料ポストです。)

今回も挑発的なポストを
書いていこう
と思っています。

自分を省みたくない人は
読むなよ!!
絶対に読むなよ!!!

ちなみに写真になぜ
チェーンを使っているかと
いうと英語のことわざ、
もしくは言い回しで

”Chain is as strong as the weakest link."
(鎖の丈夫さはその中の一番弱い
輪の丈夫さと同じにすぎない)

そうなんですよね。

どれだけ頑強な鎖を
繋げていっても
弱い輪があれば、
結局その鎖は
すぐ壊れてしまうので
使い物にならない、
という意味です。

これは良くチームを
作り上げる時に
よく言われるものです。

プロスポーツチームを
例に挙げれば
年俸数億円の大谷翔平選手が
所属していたLA Angelsも
彼がいる間には
優勝できませんでした。

彼は確かに素晴らしい選手ですが
彼以外の選手達が
弱い輪であれば
もちろん相手チームは
そこを攻めてきますし、

恐らく我々には見えない
大谷選手の弱点を
相手チーム達は
知っているのでしょう。

これはThomas Reidのエッセイで初めて書かれたと言われています。

この弱い輪になる人の
特徴の一つとして

”チャンスをチャンスと
思わずに、それを見逃す”

がある、と自分は思っています。

チャンスには様々な
意味合いがあります。

  1. 自分が良くなるチャンス(経験を積む/知識が深くなる)

  2. キャリアのチャンス(転職や起業)

  3. 自分をアピールするチャンス(練習や試合など)

今思いつくのはこれくらいです。

ただ自分の中で
共通しているのは

”チャンスへの感度が鈍い”

です。

もしくは本能的にチャンスへの
嗅覚が低い人たち
です。

自画自賛ですが、自分は
この本能的にチャンス、
もっと言えば危険を嗅ぎ分ける
能力が高いと思っています。

まぁそうでなければ30代で
3カ国の代表に帯同できませんよ、
多分。

というか今書いていて
思いついたのですが
このポストの題名を

”だからダメなままなんだよ”

と取ってくれもかまいません。

今回は自分が
アメリカ、日本、
マレーシア、そして香港で
見てきた、

チャンスを見逃して
弱いままのアスリートや
ダメなままの専門家の
特徴を書いていこうと思います。

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そんなに”今のまま”がいいのか?!

スポーツ界において、
進歩、進化と成長は永遠のテーマです。
私自身現在は28年のLA五輪に向けて
どうすればチームを強く出来るのか?
という事に腐心しています。

昨日自分が大好きな漫画”Mashle”の
キャラクター、レイン・エイムズが
言った言葉で響いたものがあります。

それは

”勝て。勝って初めて
挑戦は報われる。”
 です。

今の時代には
かなり厳しい言葉です。
ですが、挑戦”だけ”しても
ダメなんですよ。

自分は周りから
海外で挑戦し続ける
からすごいと
言って頂けます。

ありがたいのですが、
それは少し違います。

自分から言えば
海外で挑戦をして
結果を出し続けるから
凄いんだ
と思います。

しかし、アスリートや
サポートチームが
自身の心理的障壁を
乗り越えることに
消極的である場合、

彼らは成長の機会を逃し、
結果として無意識の内に
弱さに囚われ続けること
になります。

以下、上で書いたように
チャンスを逃す人の
特徴を書いてみました。

無闇やたらとリスクを避けたがる

最初に言っておきたいのは
このリスクは
”怪我をするリスク”や
”事故が起こるリスク”
ではありません。

こういったリスクは
最小限にしなければ
いけません。

リスクを避けることは
安全かもしれませんが、
それでは新しい高みには
決して到達できません。

自分の快適ゾーンを超えて
一歩踏み出す勇気がなければ、
本当の成功は得られません。
挑戦を恐れることは、
本当に安全なのでしょうか?

勇気に関してですが、
何でもかんでも
リスクをとることが
勇気ではありません。
勇気と無謀を履き違えない
ようにしましょう。

この勇気を養うためには
以前ポッドキャストの
ゲストに来ていただいた
日高さんの言葉が刺さっています。

それは100㎞を超える
ウルトラランに初めて
挑戦するにあたり

”兎に角情報を集めた。
だから幻覚見えたり、
幻聴聞こえたり
痛みが出てきても
(事前情報があったので)
大丈夫だった”

用意周到な情報収集で
確信を持って挑戦を
していきましょう。

どれだけ情報が
必要か?は人によります。
自分は最低限以下の
情報で行動を
してしまうこともあります。

結果的には上手くいくことが
ほとんどなのですが、
直さなければいけない所です。

今の時代で
情報弱者であることは
自らのチョイスだ”

という事も
覚えておきましょう。

石橋を叩いて結局は渡らない

全ての事に疑念を持つことは
大事なことです。
自分もまずは疑います。

特に日本でまことしやかに
宣伝されている
メソッドは9割9分
正しくないです。

いわゆる○○トレとか、
1分で出来る○○とかですね。

一日1‐5分だけでも
自分の体の為に時間が
取れずに
”なんで体が痛いままなんだろう?”
と思っている人は

体を変えるよりも先に
生活習慣と
考え方を変えることを
お勧めします。

脱線しましたが
新しいアイデアや方法に対し
病的なまでに懐疑的
であることは。

又、疑う事だけで
終わっている人もいます。
もしくは”疑う事”だけが
かっこいいと思っている
節もあります。

そして、石橋を叩いて
結局は渡らない理由としては
人との繋がりもあります。

新しい事をする際に
あの人にも許可を取り
この人には立てて
ここに根回しをしてなどなど、

自分も日本で経験しました。

何でこんなにこの
組織はスピードが
ないんやろう?
とずっと思っていました。

そうなってきたら
人間関係やキャリアを
見直す時ですね。

自分のしたい事をしに
そして、組織には
それをしに来てください
と言われて来たのに、

結局は何も出来てない、
今まで通り。
面白くない。

そう思いだしたら
確実に石橋を叩くのを
止めて渡る時です。

別の石橋を渡っても
良いと思います。

日本人は簡易から
安易に走りがちです。

難しい事である
新しいアプローチに
オープンであることが、
成長への鍵です。

過去の失敗に縛られ、
安易に走り、
新しい機会を逃すことは、
本当に賢明な選択でしょうか?

その機会を逃すと
次に機会が来るのは
自分みたいに5年後かも
知れません。

今、つかみ取りましょう。

自己効力感の欠如

海外では
Self-Efficacy、
もしくはGritと
言われるものです。

”自分なら出来る”
”やれば出来る”
という確信ですね。

自己効力感が低いと、
自分の能力を最大限に
発揮することは難しくなります。

しかし、自己効力感を持つには、
練習と経験から生まれます。
練習も経験もせずに
本当にあなたは
自身の潜在能力を活かせている
と言えるでしょうか?

推薦図書:


変化に対する抵抗

スポーツ界での
変化は不可避です。
変化を受け入れ、
適応する能力は、

スポーツの世界で
生き残るために
不可欠です。

変化を拒むことで、
本当に長期的な成功を
手に入れることが
できるでしょうか?

とあるスポーツリーグで
前年度優勝した強豪チームの
サポートスタッフが
チームを更に良くするために
新しい事をしようとしました。

ですが、選手達はそれを
拒みました。なぜか?

”俺たちは
優勝チームなんだから
何で新しい事をしないと
いけないのか?
今のままでいい!!”

一見論理としては
良いと思われます。

ですが、このチームは
新しいシーズンになった途端に
連敗に次ぐ連敗でした。

さすが前年度優勝をした
強豪チームで、シーズンの
途中に盛り返しはしましたが
連覇は逃していました。

彼らは2点わかっていませんでした。

1つは優勝チーム、
そして準優勝チームの
オフシーズンは短い。
つまり、次のシーズンへの
準備が十分に出来ない可能性が
高い、という事です。

もう1つ、ここが大事なんですが
”みんな優勝チームに
勝ちたいから、真っ先に
研究しつくされる”
という事です。

優勝チームは次のシーズンの
軸となるチームです。
もちろんみんな彼らの事を
研究し尽くしていますよ。

優勝という美酒が
トップアスリートの
変化に対する本能を
鈍らせたエピソードとして
自分は常に覚えています。

短期的な視点

短期的な成功に
焦点を当てることは、
一時的な満足感を
もたらすかもしれませんが、
長期的な目標を
見失うことになります。

一時的な成功に満足し、
長期的な成長の機会を
逃すことは、
本当に合理的ですか?

これにはチームや個人の
ビジョンやミッション、
そしてバリューが大きく
作用してきます。

私のミッションは
”最高の瞬間を手に入れる為に
最高の準備を提供する。”
です。

これにそぐわない場合は
どんなことでも断りますし
やりたいとも思いません。

あなたは自身の
コンパスを
持っていますか?

完璧主義

完璧を求めることは、
時に過度のストレスを生み出し、
パフォーマンスを低下させます。

完璧を目指す代わりに、
経験から学び、
進歩することが重要です。

完璧を追求することで、
実際には進歩を
阻害しているのではないでしょうか?

完璧なんてないよ。
目指すべきもではあるけど。

情報の過多

情報過多は、
重要な意思決定を困難にしますが、
必要な情報を選別し、
行動に移すことが重要です。

情報に圧倒され、重要な判断を
避けることで、
本当に最善の決断をしていると
言えるでしょうか?

データや情報は使うものであり
使われるものではありません。

ゆめゆめ忘れてはいけません。

以上!

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