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準備の”価値”とは?

写真提供by 金山暖(ラクロス日本代表選手)

サポートをさせてもらう人の
”最高の瞬間の為に最高の準備をする”
これが自分の提供している”価値”です。
そして、それに対価を頂いています。

ですが、これまでこの”価値”を
明文化していなかったな、と思い
今書いています。

何故明文化しようと思ったのか?
それは”○○の価値を届ける!”とか
”○○の価値をマネタイズする”とか
ありますよね?

そして、”スポーツの価値”とかも
あります。

ほな、その”スポーツの価値”とは
何なのか?気になったことありますか?

その定義を見たことありますか?
大抵の人はそんなことを気にせずに
言っています。

”スポーツには価値がある!”
うん、あるかもしれんけどその”価値”は
何ですの?と聞かれた時に
”わかりません”ではお話に
ならないと思います。

日本のスポーツビジネスに関わる人は
大抵がこれです。
だから上手くいかないと思っています。

スポーツを仕事にするのであれば
一度考えてみて損はないです。
そんな大勢にはなりたくないなと思うので今から
私が提供する”最高の準備”の価値を書いていきます。

でも、その前に
一つ聞きたいです。

考えるだけで胸が熱くなる
想像するだけで感情が昂って涙がでる

そんなどうしても
是が非でも手に入れたい
最高の瞬間はありますか?

あるという方
あなたに最高の準備を
提供する用意は出来ています。
是非一度ご連絡ください。

”最高の準備”を定義する

準備というものは古くから重要視されて
来ています。古代中国の孫子が残した言葉で
私が大好きなのが

”戦う前に勝つ”

というものです。つまり、相手と戦う前の
準備段階で既に勝敗を決しておくことが大事
という事です。

何故準備がここまで大事なのか?
それは”準備しか我々がコントロール
出来ないから”
です。
戦いが始まってしまえば、準備した
こと以上・以外の不測の状態には
中々対応できません。

限られた時間の中で効率よく考える
全ての局面に対する準備をする必要があります。
私がアメリカでスポーツ医療に従事する前、
先生から言われたのは

”Expect the Unexpected.”

つまり、不測の事態に備えよです。

スポーツのパフォーマンスにも
同じことが言えます。
アスリートの、つまり人間の
パフォーマンスにおいて
最高の準備とは

可能性を最大化”と”怪我のリスクを最小化”です。

サポートをさせて頂く方の
ポテンシャルを解き放つためには
彼らの可能性を最大化し、
怪我のリスクを下げる必要がります。

可能性の最大化

  1. パフォーマンスの数値化

  2. 感覚の言語化

  3. ラーニングスタイルに合ったコーチング

この三つが柱になります。

怪我のリスクの最小化

  1. スクリーニング

  2. 既往歴への理解

  3. ウェルネスの向上

  4. 生活習慣の改善

  5. リスクにあったトレーニング

を行います。

この2つを同時に達成するためには
往々にして以下の3つが必要です。

  1. Excellence /優秀さ

  2. Reflection and Adjustment/振り返りと修正

  3. Courage/勇気

です。

ハイパフォーマンスをの達成方法

Excellence


自分はピークパフォーマンスよりも
一貫したハイパフォーマンスの方が大事だと
常に行ってきました。

その一貫したハイパフォーマンスを出す
為には

Excellenceが必要です。ですがこれは一過性の
ものではなく、古代ギリシャの哲学者である
アリストテレスが言うように

"We are what we repeatedly do. Therefore,
excellence is not an act, but a habit."

"我々の人間性は繰り返しで作られていく。
なので、優秀であるという事はたった一回の
行動ではなく、何度も行われる習慣に他ならない"

という事になります。

Reflect and Adjust

何度も書いていますが
振り返りから得られた
知識を元に適切な変更を
加え、日々を送らなければ
成長はあり得ません。

何故なら出発点もなければ
通過地点もないからです。
つまり、比較対象がないわけですね。

Courage/勇気

勇気の重要性を語る必要がありますか?

成功を受け止める勇気

失敗を受け止める勇気

結果を受け止める勇気

成功し続けなければいけない
という強迫観念を受け入れる勇気

努力が必ずしも実るわけではないという勇気

努力したにも関わらず失敗し、周りから笑われ
恥ずかしい思いをすることを受け入れる勇気

人と違うことをする際には必ず勇気が必要です。

Rebel Mindsetとの融合


Rebelは”反逆者”、つまり
”伝統や権力、そして管理に抗う”
という意味です。
自分はこの言葉が好きです。
何故なら自分も”反抗心”の塊だからです。

そして自分はこれをRebel Mindsetと
読んでいます。

何度かこのマインドセットが
キャリア形成で良くも悪くも
自分を導いてくれたことを
書いてきました。

以下、自分が考えるこの

  1. 従来の準備を疑問視する
    従来の準備は大抵の場合目標の試合に合わせてピークパフォーマンスを発揮するものです。しかし、自分はそれに疑問を持っています。何故なら過密スケジュールである現代のスポーツにおいてピークパフォーマンスになることはほとんどないからです。それよりもハイパフォーマンス、つまり常に高いスタンダートのパフォーマンスを如何に一貫して出せるか?が焦点になってきます。これにはアスリートがトレーニングの受け手であるだけでなく、今まで以上に自分のパフォーマンスにオーナーシップを持ち自ら進んで準備することが必要になってきます。日々の習慣をカスタマイズし、時代遅れの規範に挑戦し、激しい競争から頭一つ飛びぬける革新的な戦略を大胆に受け入れるためのリテラシーを持つことになります。

  2. 周りを疑問視する勇気を持つ
    ”周りを気にするな!自分だけに集中しろ!”そんなんわかってます。但し自分達は社会で生きてい行く以上周りの評価によって生きています。日本は社会の規範が明文化されておらず周りの空気を読まな変えればいけない、つまり多数派が常に勝つ社会です。なので周りを気にするなという方がおかしいです。自分が変えられるのは自分のパフォーマンだけです。ですがチームスポーツの場合は自分のチームメイトも頑張ってくれないといけません。Kobe Bryantは強烈な個性と才能でチームメイトと何度もぶつかり合いました。中にはKobeとは二度と同じチームでプレーしたくないと言っている選手もいます。その中にカナダ人のSteve Nashもいます。Kobeの伝記である”Showboat”ではShaquileなどとのぶつかり合いを鮮烈に描いています。この自分自身と他者を相手取るには勇気が必要です。

  3. 戦略的かつ迅速な適応: 他との競争が激化する中で、迅速かつ戦略的な意思決定をする能力を持つことは重要です。最高の準備をしているアスリートはゲームプランを知っているので不測の事態に直面したときにアプローチを迅速に変更・修正できます。この思考と行動の速度、戦略的な準備をすることで常に相手の一歩先を行くことができます。

  4. 自己主張とオーナーシップ: アスリートとしての人生は、個人的な野心によって駆り立てられ、成長への渇望によって特徴付けられます。人生の参加者・傍観者ではなく、ゲームチェンジャーであることを示すため、強力なプレゼンスを確立するが重要です。

  5. 未踏の領域での興奮: スポーツのスリルはその予測不可能さと無限の可能性にあります。だってそうでしょう?自分はアメリカ、日本、マレーシア、そして香港で生活しました。本当に予測不可能で無限の可能性を自分が体現しているといっても過言でもないです。規律ある準備と自分や周りの期待を超えることで得られる興奮により、アスリートがただパフォーマンスをするだけでなく、スペクタクルの中にいる事が出来ます。今までの常識を揺るがすことで興奮が生まれ、更にその興奮がアスリートを次のレベルへと見びきます。

  6. 順位を超えたレガシーの構築: 徹底的な準備と反逆者の精神を融合させることは、強力なアスリートを作り出すだけでなく、伝説・レガシーを形作ります。あなたがこのスポーツをし続けることによってどんな伝説を残しますか?

前例のない高みを目指すアスリートヘ

あなたが手に入れたいと望む
最高の瞬間は特別な才能や
遺伝子に恵まれない限り
最高の準備がなければ
手に入りません。

今から10年後、20年後に
友達やチームメートと
飲みに行った時

”あの時きつかったけど
もうやめようと思ったけど
踏みとどまって本当によかったな”
とすっきりとした顔で
勝者のように言い合いますか?
笑あえますか?

それとも自虐的な冗談交じりに
”あんとき頑張ったけど
もうちょいやったなぁ。
あれが俺らなりの結果やない?”
と後悔しながら敗者のように
笑いあいますか?

決めるのは自分です。

もう一度聞きたいです。

考えるだけで胸が熱くなる
感情が昂って涙がでる
そんな最高の瞬間はありますか?

自分はあります。

一緒に準備しませんか?

以上


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