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だから弱いままなんだよ4

今回はより日本のスポーツを
えぐっていこうと思います。

(無料ポストです。)

https://note.com/coach_saki/n/n2e639fc72a79

今回はスポーツにおいて
勝つことは目標か?
それとも目的か?です。

この区別が出来ていない
人があまりにも多すぎです。
スポーツは元々
勝ち負けを競うゲームです。

そして、そのおまけに
健康促進や
教育的価値などが
付加価値として
付け加えられます。

ですが、世の中の
スポーツをする人は
本当に言語化が
苦手なんだなと思います。

何故多くの人が
勝ちにこだわり
過ぎるのでしょうか?
それは目的と目標を
混同しているからです。

このブログは前回のStand.FMで
収録したEpisode18、二回目の
ゲストとして来ていただいた
田原さんがユーススポーツに
関して話していた時に

相方のかけるがユーススポーツで
勝利を目指すのか?を聞いた時に
自分が言ったことです。

カケルがなぜユーススポーツと
勝利に関して聞いてきたかは
分かっているつもりです。
それは勝利至上主義という
甘い考えに陥ったあほな大人の
指導者が目標と目的を
混同しているからです。

はい、勝利至上主義は幼稚です。

勝ち負けを最重要視する
プロスポーツ、それもオリンピック
チームで働いて、過去にはリオで
金メダル獲得に貢献した私が
ハッキリ言います。

ここから目標と目的の混同を
していることが
どれだけあほなことなのか?を
書いていこうと思います。

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勝利:目標か、それとも目的か?スポーツチームの課題への洞察

どのレベルにおいても
スポーツチームにとって「勝利」は
避けて通れないテーマです。

勝利を目指すことは、
明確なゴールが出来るので
目標達成に向けた具体的な
指標やスケジュールが
出来るようになります。

しかし、勝つことが
チームの唯一の目的となってしまうと、
長期的な視点から見た
チームの成長や選手の発展に
悪影響を及ぼします。

スポーツにおいて
勝つことは目標です。
ですが、勝つことが
目的になってはいけません。

この目標と目的の違いが
分かりますか?

勝利を目標とすることの意義

勝利を目標とすることは、
選手やチームにとって
多くの利点があります。

それは、具体的な成果に向けて
努力する明確な動機付けができます。
また成長や改善のための基準が
出来上がっていきます。

目標としての勝利は、
選手が自身の技術や戦略を
磨くための刺激となり、
チーム全体の集中力や
協調性を高めることに寄与します。

勝利を目的とすることの問題点

一方で、勝利をチームの最終的な
目的としてしまうと、
問題が生じます。

目的とは、活動の背後にある
根本的な理由や動機であり、

ユーススポーツの場合は
「選手の全人的な成長を促進する」
「チーム精神を養う」

一般の人であれば「健康とフィットネスの向上」
などが挙げられます。

又プロスポーツであれば、
もっと社会的な意味合いが
こめられます。

例えばカケルが所属する
福井ブローインズであれば
このチームが存在する理由、
もしくは提供する価値は

プロフェッショナルエンターテイメントを通じて
福井の次世代の誇りを生み出し続ける。

です。

つまり、彼らがバスケットボールを
通して成そうとしていることは
今日の勝利ではなく
次世代の誇りを生み出し続けることです。

そのためにB3で勝ち上がり
B2に参画し、そしてB1になり
2028年のリーグが進歩する時には
一番上のリーグにいようと
しているわけです。

つまり、B1昇格は
福井に誇りを生み出す
という目的を達成するための
目標です。

勝利が目的になると、
これらのより大きな価値や
長期的な目標が見失われ、
短期的な成功の追求が
選手やチームの商品価値を
下げる原因となります。

だって勝てばいいんでしょ?
後は何も関係ないんでしょ?

解決策:バランスの取れた目標設定

1. 目的を中心に据える:
チームの活動においては、
勝利を含む具体的な目標を
追求する一方で、

チームの根本的な目的を
常に念頭に置くことが重要です。
チームの目的を明確にし、
それを達成する手段として
目標を設定します。

何のために勝つんですか?
答えられますか?

ここで覚えてもらいたいことは
大層な理由はなくていいです。
今やっているスポーツを
上手くなりたいから
勝ちたい、でもいいですよ。

自分の人生をもっと
豊かにしたいから
勝ちたい。
(勝たなければ豊かになれないのか?
という危うさもありますが。。。)

2. 教育と文化の構築:

選手とコーチに対し、
勝利がチームの
目標の一つであること、
しかし最終的な
目的ではないことを
理解させることが重要です。

チーム文化を育むことで、
勝利を追求することの
価値を認識しつつ、
それ以上の価値を
見出すことができます。

Z世代を一番熱く出来る
方法知ってますか?

彼らを自分達よりも
大きなものの一部に
してあげることです。

これはEddie Jonesさんの
受け売りですが、
この豊かになった日本において
多くの人はある程度の商品や
サービスに対してお金を出せます。

ですが、お金を出しても
経験できないこと
そういった事を
させられるようにしてあげると
Z世代は飛びつきます。

自分もそうですが。

3. プロセスの重視:
勝利を目指す過程で、
選手の技術向上、
チームワークの強化、
精神的な成長など、

プロセスそのものを
重視することが大切です。
結果だけでなく、
努力や成長を称賛し、
選手が自己実現できる環境を提供します。

という事は
コーチ陣は選手達が
何を実現したいのか?を
知る必要があります。

またそれを
有言実行出来ているかを
どう嫌みなく、
脅しなく、
一人の人間として
”出来ているのか?”を
ディスカッション
出来るのでしょうか?

ここにコーチ陣が
どれだけ精神的に
成熟しているのか?が
問われます。

選手達ができないのに
対して喚き散らすコーチは
選手からの尊敬を
得られないばかりか
チームが弱いのは
自分のせいであることにも
気づいていません。

まとめ

勝つことを目標とすることは、
スポーツチームにとって
有効なものです。

しかし、それが目的になってしまうと、
チームの成長や選手の発展を妨げます。
勝利を目標にしつつも、
チームの本来の目的を見
失わないようにすることが、
健全なチーム文化の構築と
長期的な成功への鍵です。

本当にあなたは
精神的に成熟した
指導者ですか?

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