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エナジー!!!

*いつも素敵なお写真ありがとうございます。
大事に使わさせていただきました!
noteで使うために
これまでにいただいた写真を見返してたけど。。。
写真の僕と今の自分を見比べてみると
最近の僕は
自分が理想とするコーチ像から
少しずつ遠のいてる気がする。。。
初心に戻って頑張らなくちゃ!!
こんな気づきを与えてくれた
写真やこれまでに写真を送ってくれた方々に
感謝です!
ありがとうございます!!

こんにちは!最近サボり気味の吉永です😅

前回のコミュニケーションの続きではなく
今回はエナジー!について書いていきます!
いやいや!
続きがあるんなら続きを見せろよ!
そう思いますよね😅すみません🙇
思いついたことや
自分が感じたことをすぐに書いちゃう癖があるので
ご了承ください😆

エナジー!

すごくいい言葉ですよね!
僕は大好きです。
だってエナジー!って言うだけで
全員がほぼ似たようなことを連想できて
僕の考えを理解してもらえます。
エナジー溢れるチームって
すごくかっこよくないですか?
目標のために
みんなで必死になってひとつのボールを追いかける姿
僕はとても好きです。

でも
コーチにとっては都合のいい言葉でもありますよね!

エナジーが足りないから負けた!
エナジーを出せば解決できた!

うまくいかないことは全てエナジー不足のせい😅
実際エナジーが足りなかったとしても
他の問題もあるのに。。。
バスケットのシステムがうまくいっていなかったり
チームビルディングがうまくいっていなかったり。。。

都合のいい言葉ではあるけど
それ以上に
エナジー溢れるチームが大好きなので
僕は
エナジーという言葉が大好きです!

エナジーってどうやって生まれるの?

まずはこれですよね!
エナジー出せ!
っていうけど
そのエナジーがどうやって生まれるのかがわからないのに
エナジー出せ!って言われても出しようがありません。

好きなことに対しては
夢中になって一生懸命頑張れますよね!
勝負してたら
勝ちたい!
そう思って勝つために一生懸命頑張れますよね!

”好き!”とか”勝ちたい!”
っていう気持ちから
エナジーは生まれると思います。
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
そんなもん知っとるわい!
当たり前やろがー!!
っていう声がめちゃくちゃ聞こえてきそうですね😂

すみません🙇
みなさんお忙しい中こんなつまらない僕のnoteを読んでくれてるのに
無駄に文字数増やして
みなさんの貴重なお時間を奪っちゃった😅
(↑↑↑これも無駄に文字数増やしてるけどな😤)

好き!勝ちたい!!
それがあるのは大前提で
その中でさらにエナジーを生み出す要因は何なのか?
そこが大事ですよね!

その要因は人それぞれあると思います。
なので
ここでは僕にとって一番大事な要因を書いていきます。
あくまでも僕の大事な要因なので
人それぞれある要因のひとつと思って
優しい気持ちで読んでくださいね😘

エナジーを生み出すものとは?

それは

帰属性です!!

帰属性??
って思った方に簡単に説明すると。。。

自分がその組織の一員だと実感できることです。
例えば
自分はこの組織の中で必要とされている!
自分はこの組織が好きだ!

自分が属する組織の中で
そういった感情が持てるかどうかです。

僕の場合はちょっとだけ違うくて
僕はこの人たちが好きだ!
僕はこの人たちのために働きたい!

組織!という大きなものより
人!というすぐ隣にいる人たちに対して
帰属性をもてるかどうかが大事です。

人と人とが互いを好きになり
互いが互いのために何か力を貸したくなり
その輪が組織全体に広がれば
そこにいる人たちは
その組織のことが好きになる。
そうやって組織に対する帰属性は生まれるのだと思います。

帰属性を生むためには?

相手の話を聞き
相手を理解し
相手を認め
相手を受け入れる
そこから全てが始まると僕は思っています。
逆にいうと
これなしでは何をどうやっても帰属性は生まれないと思います。

人が人を無条件で好きになるなんて
”我が子!!”
以外には存在しないと思います。

じゃあ自分はどんな人が好きなのか?
どんな人のために自分の力を貸したい!と思うのか?

僕だったら
この人は僕、もしくはチームメートの話を聞いてくれている
この人は僕、もしくはチームメートのことを理解しようとしてくれている
この人は僕、もしくはチームメートのことを認めてくれている
この人は僕、もしくはチームメートのことを受け入れてくれている

それを実感した時に
この人のために僕の力を使いたい!
この人の役に立ちたい!
この人のことが好きだ!

そうやって人のことを好きになります。

でも
自分が相手のことを好きになるだけではダメですよね!
組織に対しての帰属性を生むためには
人と人との帰属性が相互的に生まれないといけないからです。

僕も相手に好きになってもらいたい
だから僕も
相手の話を聞き
相手を理解し
相手を認め
相手を受け入れる

帰属性を生むために
この相互関係はとても大事だと
僕は考えます。

帰属性を育むためには?

帰属性を生んでも
それを育まなければ素晴らしい組織にはなれません。

ではどうやって育むのか?
これもチームビルディングの中で
とても大きなポイントだと思います。

相手を理解した上で
相手のスキルや考え方に見合った仕事をお願いしたり
相手がやりたい仕事を提供したりする

まずはここからスタートだと思います。

スキル以上の無理難題をお願いされたり
自分の考えとは違うことをお願いされたり
自分がやりたいこととは全く違うことを提供されたら
誰だって嫌な気分になるし
押し付けられてる気分になります。

その人のスキルや考え方に見合った仕事や
その人がやりたい仕事をやってもらうことで
その人は自分の能力を十分に発揮できる可能性が高まります。
その仕事に対して
ありがとう!すごいね!助かったよ!
そうコメントすれば
その人の仕事に対する幸福感は増加するかもしれません。
もちろんただコメントすればいいっていうわけではありませんよ。
心からそのコメントをしなければなりません。

もし十分に能力を発揮できなかったとしても
与えられた仕事に対してではなく
その仕事を上手くできなかった自分にベクトルを向けやすくなり
反省したり、改善したりするようになります。
改善しやすくするためのコメントも必要ですよね。
ありがとう!すごくいい仕事をしてくれたね!ここをこうしたらもっと上手くいくかもしれないから、もしよかったら試してみて!
そんなコメントがあれば
改善意欲が高まるかもしれません。

それから少しずつ新しい仕事をお願いしたり
その人のスキル以上の仕事をお願いしたり
その人の考え方とは違う仕事をお願いしたりしていくと
すでに帰属性が大きく育っているので

新しい仕事に対して
これをやればもっとこの人の、この組織の役に立てる!

スキル以上の仕事に対して
これをできるようになれば、今まで以上にこの人の、この組織の役に立てる!
この人は僕が成長するチャンスを与えてくれている!

考え方が違う仕事に対して
これがこの人の、この組織の考え方なのか!もっと知りたい!もっと理解したい!理解してもっと役に立ちたい!
違う考え方を理解することで、僕が成長するチャンスを与えてくれている!

そう考えるかもしれません。
それによってさらに帰属性は育まれ
組織全体に帰属性が広がっていくと考えます。

人は常に100%のエナジーを出し続けれるわけではありません。
しかし帰属性がある組織の中では
エナジーの平均値が上がります。
ときには100%以上のエナジーを発揮する時だってあります。

エナジーを出せ!
それをいう前に
エナジーを生み、育む環境が必要だと
僕は思います。

エナジーを奪う要因

帰属性があれば常にエナジー全開で仕事ができるのか?
それは違います。
どれだけ帰属性が強くても
エナジーを出せない状態はあります。

その要因の中でも
僕が一番気をつけているのは

疲労感!!です。

どれだけこの人のために!この組織のために!頑張ろうと思っていても
身体は正直です。
エナジーは無限ではありません。
使ったらその分を補充しなければなりません。

エナジー全開で素晴らしいパフォーマンスをした後は
しっかりと休まなければなりません。

それを
自分も相手も理解していなければなりません。

自分でそれを理解していなければ
オーバーワークになって
身体に支障が出ます。
身体だけならまだしも
心にまで支障が出ます。
心が痛んでしまうと
カムバックすることは困難です。
心を痛めた人を何人か見てきたし
僕自身もその直前までいった経験があります
心を元に戻すのがどれだけ大変で
どれだけの時間を要するのか。。。
本当にそれだけは避けてほしい。

相手がそれを理解していなければ
それはただのエナジーの搾取です。
相手の善意に漬け込む
最悪のパターンです。
そういう人は
相手のことを理解していません。
理解したふりをしているだけで
自分のことしか考えていません。
この仕事をふれば自分は楽になる。
俺はこの仕事が苦手だからあいつにふろう。
この仕事をあいつがこなしてくれれば
俺の評価に繋がる
ただ自分のために相手を使っているだけです。
そうやって相手のエナジーを搾取できるだけ搾取して
エナジー不足の相手に
エナジー出せ!エナジーが足りない!
エナジーを出さないから負けたんだ!!
そんな言葉を投げかける。
自分のスキルや知識やコーチングやバスケットボールシステムや人柄を省みずに
全てを相手のエナジーのせいにする。。。

自分、相手のエナジーは無限ではない!!

それを理解することは
とても大事なことです。

帰属性の素晴らしさを学んだ人生

ビジネス書やコーチングの本にも帰属性についてはたくさん書いてあると思います。
だけど僕はそんなもので学んだわけではありません。
実体験で学びました。

最初にこの帰属性を感じたのは
高校生のときです。
インターハイに出たい!
それだけを想い高校に進学しました。
そこにいる人たちのほとんどが同じ気持ちでした。
特別仲が良かったか?
と聞かれたら
そーでもない気がしますが😆
でも想いはひとつでした。
たくさん辛い思いもしたし、喧嘩もしたけど
でも
少なからず僕は
このチームメートのために!このチームのために!
自分ができることは全部やりたい!!
そう思ってバスケットをしていました。
それがとても楽しくて
とても居心地がよくて
最高に幸せな時間でした。

大人になってから
自分で好きなメンバーを集めてチームを作りました。
いくつかのチームに所属してみたけど
全く楽しくなくて。。。
でも
このチームは僕にとっては別格でした。
大好きな人と大好きなバスケットができる!
ただそれだけで幸せでした。
そのチームを作るまでは
仕事で疲れてんのになんでバスケットなんかやらなくちゃいけないんだ?
そう思っていました😅
バスケットなんて年に1回するかしないかだったのに
毎週みんなで集まってバスケットをやっていました。
このチームメートのためにもっと動けるようになりたい!
このチームのためにもっともっと走りたい!!
仕事が忙しくて疲れ果ててたのに
そう思ってバスケットをしていました。
楽しかったなー!

僕が初めてコーチをした女子高生たちにも教わりました。
彼女らは12人(選手10人、マネージャー2人)しかいませんでした。
しかも全員同学年です。
彼女たち自身で立てた目標が
”全員で最後までやり抜く!!”
でした。
その目標を聞いたとき
なんていうか、彼女たちがとてもかっこよく見えたし、誇らしかった。
彼女たちと一緒に過ごした2年間は本当に色々ありました。
彼女たちからしたら
すごくしんどくて大変だったと思います。
そもそも僕は仕事をしながらだったので週末にしかいけないから
ほとんど自分たちでやるしかなかった。
そんな週末しかこない僕から毎回叱られるし走るメニューばっかだし。。。
もしかしたら
彼女たちの中でたくさんぶつかり合ってたのかもしれない。
でも最後まで誰一人欠けることなくやりきった。
こんなの当たり前!って思う人もいるかもしれないけど
彼女たちにとっては当たり前ではない環境だった。
チームメートのために!チームのために!
その想いで最後までやりきった彼女たちから僕は学びました。

大学でアシスタントコーチをしているとき
当時のヘッドコーチから学びました。
その人は
良い集団になる!!
そう言う人でした。
僕はその言葉が大好きでした。
その人は大学でコーチをする直前まで
プロでコーチをしていて日本一にも3年連続でなったコーチ。
当時の僕からみたら
雲の上のような存在の人でしたし
その人から見た僕は
ど素人です。
そんな人が
自信がなくてなかなか意見を言えない僕が話しやすいように
自ら僕にたくさん質問してくれたり
自ら僕にお願いしてくれたりして
意見を聞き出してくれました。
僕の意見を採用してくれたときは必ず
ヨッシーがすごくいい考えを出してくれた!
と選手に伝えたり
僕がチームに何か言うと
ヨッシーが今すごくいいこと言ってくれた!
と選手全員に伝えてくれて
僕の発言力を高めてくれた。
僕は心の底から
この人のためにもっともっと良いコーチに成長したい!
そう思えた。
この人と出会えて一緒に仕事ができることを
心の底から誇らしかった。
そんな素敵なヘッドコーチが作るチームも
もちろん!
帰属性に満ちた素晴らしい選手たちだし、素晴らしい集団だった。
このとき初めて
僕も誰かを
こんな気持ちにさせたい。
そう思った。

プロチームのチームスタッフからも学びました。
そのチームのチームスタッフはまさに助け合いでした。
マネージャーが困っていると
トレーナーが助け
トレーナーが困っていると
マネージャーが助け
僕が困っているとマネージャーとトレーナーが助けてくれた
誰に何かを言われるわけでもなく
やらされるわけでもなく
ごく自然にそれが行われていた
そんな彼ら彼女らのことが僕は大好きです。
正直なところ
辛いこともたくさんあった
心が折れそうなこともたくさんあった
けど
それでもやりきれたのは
彼ら彼女らが支えてくれたからだし
彼ら彼女らのために!
そう思えたからだ。
もちろんマネージャー、トレーナーだけではなく
選手たちのために!チームのために!っていう想いもあった。
けど
それ以上に彼ら彼女らが僕のエナジーの源となっていた。

自分は人生の中で帰属性の素晴らしさを学んだ。
僕はこの学びを誇りに思います。

最後に

今回もかなり長くなってしまいました😂
そんなの読む前からわかってたよ!
そう思ったあなた!
大好きです😆

最後の自分の体験談
読んでる人はどう思うんだろ?
押し付けがましいとか
暑苦しいとか
そんなふうに思わせていないかな?
不快にさせていないかな?
心配ですけど。。。
でも僕にとってはすごく特別な経験だったので
思い切って書いちゃいました😆
お前の体験談なんか聞きたくねーよ!
って不快に感じた方がいれば
本当にごめんなさい🙇

エナジーについて
帰属性が大事だよ!
っていうお話でした。

けど間違って欲しくないのは
あくまでも僕の話ですので!
これが全てではないし
逆に帰属性を嫌がる人だっているかもしれません。

それともうひとつ!
エナジーというものは
結局はその人が出すものであって
他人にコントロールできるものではないです。
他人にできることは
エナジーを出しやすい環境を作ることだけです。

だから。。。
チームメートの中にエナジーを出して頑張っている人がいても
俺のおかげでエナジーを出すようになった!
とか
俺があいつに気づきを与えた!
とか
ではないですからね。

エナジーを出したのはそのチームメートであって
僕の力なんか1m mも働いていません。
頑張ったのも偉いのも全て
そのチームメートです!!

他人をコントロールしようなんて
それはただのエゴです
僕は神様じゃない😆

この”僕”という主語は
あなたや社長や上司やコーチですからね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
それではまた次回!!
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*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、青森ワッツのバスケットとは一切関係ありません。

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