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【読書記録】レ・ミゼラブル(一)

最近、伊坂幸太郎「ホワイトラビット」を読んだ際に出てきたので、
機会があれば読みたいと思っていた作品。
図書館で1巻がちょうどあったので、タイミングもよく、借りて読み進めました。

通勤の電車の中で読み進め、おそらく丸一週間はかかったかと思います。
普段接する文章より難しく、またカタカナが少し苦手な私にとって
ページをめくる手がなかなか進みませんでした。

感想

・・・難しかった、
けどおもしろかったです!

5巻中の1巻なので、まだまだ途中ですが
読んでいる途中から先が気になって気になって仕方なかったです。
(今も続きが気になっているので早く(二)を借りに行こうと思います。)
(映画は見たことありません)

ただ全体として、どうしても報われない展開が多く。。
読むのが多少つらいときもありました。

特にファンチーヌ。。
なにか、1つでもいいから希望が叶ってほしかった。

というか、登場人物みんな思い込み激しくない?猪突猛進というか、、
うーん、
そのせいで報われなかったり不幸な方向に向かっていくのが悲しい。

わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャンの生涯。19世紀前半、革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。本書はその第一部「ファンチーヌ」。ある司教の教えのもとに改心したジャンは、マドレーヌと名のって巨富と名声を得、市長にまで登りつめたが...…。

レ・ミゼラブル(一)/新潮文庫

このあらすじから広がっていった展開。
(二)以降でどんな風に話が展開されていくのか、気になるキニナル。
ジャン・バルジャンはどうなるのか。
コゼットはどうなったのか。

物語全体としては、今まで触れてきたどんな作品よりも
事前説明が丁寧で、丁寧すぎて、読んでて「何の話?」となることもありました。(なんせ細切れに読んでるので。。)

ただ人物の背景や出来事の詳細など、
説明が事前にあるから、その状況や心情を推察できて
時代や国の違いもあるから、なんでーーってことも多々ありつつも、
イメージがつきやすく
めっちゃ深い穴を掘りながら少しずつ前に進んでいっているような感覚。
次回を楽しみに、別の本もどんどん読んでいきます。

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