見出し画像

オランダ 住みたい国、上位にランクイン

今回はただのcoboushi女将旅日記です。いよいよアムステルダム最終日。

アムステルダム4日目のこの日は、二度目のコインランドリーへ。地図を頼りに、繁華街の一角へ。小さなドアを開けると、銀色に輝くmieleの洗濯機と乾燥機がスパーッと並んでおりました。前回のホームレスっぽい人たちの溜まり場だったコインランドリーとは大違い。

洗濯及び乾燥には結構時間がかかります。その間。周囲の観光をすることにしました。デパートでお土産を買ったり、チョコレートの量り売りのお店をのぞいてみたり。チョコレート店では、レモン・チェッロやバニラポピーなど、日本ではあまり馴染みのない種類がたくさんありました。チョコレートといえばベルギーですが、オランダのチョコレートも十分美味しかったです。

私は50になったというのに、一粒500円みたいなチョコをちまちま食べるぐらいなら明治の板チョコでいいわ、というタイプでした。でもこの度考えを変えました。フレッシュなチョコレートの美味しいこと美味しいこと。フランスでは、チョコの美味しさにそこまで感銘を受けませんでした。大人になったのかな?前回のフランス旅行は、45の時だけど(笑)

デパートもチェック。突き当りの建物がデパート。

コインランドリーに戻ると、洗濯は無事に終わっていましたが、家人のコットンセーターとパンツは縮んでいました。

午後はバスで40分ほどのところにある、ザーンスカンスという風車がある街に小旅行をすることにしました。私たちのホテルの横には学生寮があり、そこを管理するおじさんマルコが教えてくれた所です。(会うたびに長話してた)

清潔で乗り心地最高のバス

余談ですが、他のヨーロッパの国々と同じく、ここアムステルダムでもアメックスカードはほぼ使えませんでした。バスの切符売り場のおじさんが「アメックスの手数料は高すぎるからさ!」と某国の上から目線の態度を罵っておりました。

のどかで美しいオランダ郊外の風景を眺めているうちに、もうザーンスカンス着です。初めて間近で見る本物の風車。実際に使われていたものですから、かつては小麦を挽いたりしていたのです。

内部を見学できる風車もありました。
昔はもっとたくさんあったという風車

ザーンセスカンスはテーマパークのようになっていて、風車だけではなく、カフェやお土産屋さんが立ち並んでいます。木靴屋さんもありました!小さい頃、履いてみたくてしようがなかった木靴。50年を経て、夢が叶いました。お土産にちび木靴を購入。

ちゃんと土踏まずのところが盛り上がっていて意外と履きやすい

午後いっぱい風車の街を楽しんで、中央駅に戻ってきました。夜は駅ナカにたくさんあるレストランの一つでディナー。私はザーンセスカンスで大きい(そして大味の)キャロットケーキを食べたので、ブロッコリのスープのみにしました。歌人はシュニッツェル。ここのB級グルメ。なかなか美味しかったです。

横の小皿はポテト。いくら飢饉を救ったからって、ヨーロッパのテーブルに乗るイモ率は高すぎではないか。

ところで、オランダの田舎では、人家の裏庭を鳥や羊が自由に歩き回る様子が普通に見られます。しかも田舎と言ってもど田舎ではなく、普通に綺麗な郊外の町なんですよ。私ここに住みたいかも…ってかなり本気で思いました。他にも住みたいと思ったところは、カナダのケロウナとニュージーランドのクイーンズタウンですが、オランダがかなり上位に食い込んできました。

またオランダといえば、自由な性産業やソフトドラッグがよく話題にのぼりますが、今回の旅で人々の荒んだ側面を感じることはほぼなかったです。もちろん数日の滞在で、オランダという国の文化や社会のことを理解したとは言えません。ただ私の野生の勘が、住んでいる人たちの充実感や幸福度を感じ取っただけです。この勘を確かめるべく、もう少しオランダ通いをしてみたいと企み中。他にも行ってみたい国がたくさんあるというのに…困ったものです。


鶏や羊、そしてアルパカも人家の裏庭をうろうろしていた。パラダイス。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?