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居酒屋探訪記 - こなや(岡山市)

2023/5/31

先月訪問するも一度振られた「こなや」さん。来れました!

岡山のおでん中心な呑み屋さん。ワクワクが止まりません!

お品書き

表面一枚で全てを語る素晴らしいお品書き。飲み物も入ってるのが何気に凄い。

スタート。先ずはプレーンのサワー。

プレーンなサワー

甘ったるくなく、すっきりしていて美味しい。

店内は懐メロ歌謡曲。今リンダリンダ。何気に岡山繋がりにニンマリ。

さあ、今夜はどう攻めようか...プレーンサワーのスッキリ頭で考える。

やはり、おでんからしかない。

おまかせ盛り合わせ5品で攻めてみる。当然。

おでん、おまかせ盛り合わせ、5品

先ずはこんにゃく。うまい!

大根。うまいっ!!

そして、たこ。

!?

うまっうまいっ!!

やっぱりか。今夜もおったわ...旨みモンスター。しかも、めっちゃやわらかモンスター...

こりゃたまらん、即日本酒出動や。

三冠の朝日米を醸した純米、無濾過生原酒。冷たいやつで。

三冠の朝日米を醸した純米、無濾過生原酒。冷

お水が自動的に一緒に出てくるシステム、初めてかも? とっても最高。これ居酒屋標準化して欲しい。

さて、こいつと一緒に挑むは、白菜巻。

!?

!!

ぎゃぁあ!! なんっやこれ、おまけに中にウインナーおるで! どえらい、もとい、どエロい旨みモンスター。

白菜の甘みに優しいお味の出汁が絡み、煮込まれたほろほろウインナーが食感の楽しさを増してくれつつ、しっかりと動物的旨み役を果たしてる。この三位一体は初体験。

たこの下に春菊さんが居てはるんやけど、この春菊のおでんがまた良い。春菊そのものも美味しいけど、こいつが爽やかな苦味で一度口の中と気分をリセットしてくれる。お淑やかななりをしていて中々やりおる。

最後にがんもどきに行く。全てが自家製。最高。がんもどきも最高。

こなやさん、おでん以外はメモして注文するスタイルなので、おつまみコーナーから、肉ぬた、肴のカステラを書いて次に備えていたけれども。

我、おでん差し置けない状況に陥る。

おでん追加、黄ニラ、ばい貝、にし貝、いか天、鰯つみれ。

ここで新たな相棒、大典白菊の超辛口本醸造のぬる燗、41度!(by 女将さん)

大典白菊の超辛口本醸造のぬる燗、41度

女将さん曰く、おでんにめっちゃ合うやつ。確かに!

ここで女将さん、瓶まとめて持ってきてくれた。ちなみに、頼んで無いw

大典白菊、超辛口本醸造、表
大典白菊、超辛口本醸造、裏
三冠の朝日米を醸した純米、無濾過生原酒。表
三冠の朝日米を醸した純米、無濾過生原酒、裏

黄ニラさんもキタキタ!

おでん、黄ニラ

もうね、見た目からして汁も楽しむスタイルにしか見えない。

当たってた。

黄ニラは甘くて美味しい、汁は酒に混ぜて頂きたい!

ばい貝といか天到着。どっちから行こう...

おでん、いか天、ばい貝

いか天がいいか。

うっま。大典白菊、猛烈に追っかけてくる。あ、追い付いた。

ばい貝、行っちゃう。

嗚呼...ああ.......

柚子胡椒も良い仕事しとるよ。柚子胡椒とカラシはおかわり可能。

柚子胡椒とカラシ

あ、ごめんね涙終わった。俊ちゃん...

お出汁がほんと大好きな塩梅で美味しい。一滴たりとも無駄にしたくないお出汁。

てか、カウンター座っていると立ち上るお出汁の香りだけで酒が進んじゃう。これは困る。

にし貝と鰯つみれケイム。

おでん、にし貝、鰯つみれ

ん?

んん!?

にし貝さーーん!! なんっやこりゃあ!

旨みモンスター再見。やっぱ、まだおるんやな。

大典白菊、ぬる燗おかわりしちゃった。

鰯つみれ、めっちゃ罪作りなやつ。物凄い勢いで大典白菊吸い込んでいきよった。こいつも正にモンスター。

めっちゃ鰯なつみれ。

若大将、「鰯に豆腐を少し繋ぎで使っているだけですね」

そりゃめっちゃ鰯になるわ。

「海老つみれはもっと海老!ですよ」と若大将。

我、「海老つみれもください!」

「酒飲みの方はよく、鰯つみれを崩して汁に溶かして召し上がったりしますね」と若大将。

早速やってみた。

鰯つみれ汁

鰯つみれ、汁に崩し溶かしてみた。

ヤバい。

ヤバいヤバい、これは事件になる。

我、「大将、これ、ヤバいす...」

「日本酒好きなら、ヤバいやつですよね」と若大将。

廃人になりそう。

海老つみれ来た。

おでん、海老つみれ

我、「大将、めっちゃ海老ですね」
「海老と卵白と塩だけですね」と大将。

鰯つみれ汁も挟む。うは。

落ち着け、少し休もう。

我、「鰯つみれ汁、家だったら絶対お皿舐めてました」

「何よりです!」と若大将。

そんなこと言われたら...次目の前で舐めちゃうよ。

若大将、「一杯食べて頂いて、お腹いっぱいですよね?」

「肴のカステラ、というものがありまして」

我、「実はずっと気になってるメニューが2つありまして、それが肴のカステラと肉ぬたで」

家康に過ぎたるものかい。

そこから、最後の一品、肴のカステラを召喚。よし。

肴のカステラ

カステラ。これは間違い無くカステラ。ちなみに、上に乗っかってるのは蟹味噌さん。

!?

?!

!!

これはこれは!

これはこれはっ!! はははっ!

「大将、こいつ、かなりお酒と仲良いいやつですね」

「はい、かなり仲良しですよ!」

なかよし発見。ここにも「なかよし」おったで。

こいつ、おったらいっくらでも呑めるでしかし!

そこから天吹の夏酒やらサミット酒の龍勢やらを半号ずつ頂きながら...

天吹 夏に恋する特別純米、表
天吹 夏に恋する特別純米、裏

夏らしく、スッキリとした酸が特徴のお酒。これは美味しい!

龍勢 ゆらぎの風 八反、表
龍勢 ゆらぎの風 八反、裏

八反らしい、こいつも酸が特徴の美味しいお酒。

気付けば30分以上閉店時間を過ぎてた!

〆て8,000円。こんだけ飲み食いして、おまけにこの質。流石岡山。とても美味しい料理とお酒、酔い時間、ご馳走様でした。

おしゃべり好きで気の良い女将さん、キリッとしたイケメンでありつつ気さくで親しみのある若大将、最高でした。

通います。不束者ですが、よろしくお願いします。

しかし、今日はいつもよりもマシマシの擬音ばっかりやった...

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