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退職読書日記 ♯3 風邪から始まって美容に繋がった話

アレがコレに繋がって
コレがアレに繋がって
アレがソレに繋がって
ソレはまた違うアレに繋いでくれる。

そうやっていつの間にか新しい世界を見つけたり、いい習慣を身につけたり、

ちょっと良くない癖がついてしまったり、

何かにハマったりする。

自分の踏んできた「きっかけ」を振り返るとおもしろいもんだ。

そうしみじみと見ているのはこの本。

ええー、アラフォーの私が読んでいるとガチガチのガチっぽくて恥ずかしい〜

思春期以降、封印しようと何度も何度も押さえつけてるのに、ムキムキの筋力で出しゃばってくるアイツ

じゃじゃ馬自意識くんが暴れ出す。

わたし、この本をリアル書店で定価で買いましたからね

言い逃れできない積極性で自発的に内発的動機付けによって買い求めましたからね。

子供のスイミング教室の待ち時間にスポーツクラブの待機フロアで、カバーもつけずに読んだもん!

健康と美へのあらゆる扉が開くルネサンスのロビーで、トレーニングウエアを着て水分補給したり休憩したりしてるジムの会員さんに囲まれながら

座ってこれ読んでる暇あったらピラティスクラスのひとつでも受けろよ、その方がキレイを作れるんじゃないすか…?ってのは読みながら自分でも少し思ってた。

その実感はちょっと置いといて、なんでこの本を積極的に購入して読んだのかってことを語らせていただく。

冒頭のアレ→コレ→ソレ→アレっていう自分の軌跡っておもしろいっていうことです。

思い起こせば今年3月
俳優の小関裕太さんが好きになりました(突然の告白)

風邪で寝込んでいたその時、ベッドのなかで時間があったので(ワーママには風邪寝込みも自分時間確保というご褒美である)
来世ちゃんってドラマを観たんですよ。
そしたらね、出演してる小関さんがね、素敵でねぇ。

この人いいなーってなって。
主演の内田理央ちゃんもまた可愛らしくて。

普段エンタメ全然観ないのに、久しぶりにドラマなんか観たもんだから(しかも発熱した状態で)

もう…ちゃんとお洒落な服着て、メイクして、惚れた腫れたヤッたの若者が眩しくて眩しくて…

これが前提条件で
ここからが変化トリガーなんですけど
最近なんか自分のイケてなさに反吐が出るぜってことが重なったんですよね。

ワーママ街道爆走しているときは、なりふりかまってらんないというか、
この腕の脂肪より子供が食べてくれる揚げ物が正義だし
頬のたるみより時短メイク落としだし

自分の容姿に対するモチベーションなんてカスッカスで、正直自分の肉体に対して

「痛いところがあるかないか」
「体力大丈夫か」
以上の興味があんまりなかったんですよね。

だけど「退職」が頭よぎって
なりふりかまわず、を一旦止めたのと

たぶん春頃に暖かくなってきたのもあって、ちょっとだけ美的方向にも目が向き始めたんですよね。

加えて、私は3月4月で2キロ太っちゃって体が重くて、

反射するあらゆる物質に写る自分の姿にげんなりし始めて、

ドラマで可愛らしい俳優さんたち見てたから余計に自分のだらしなさにびっくりしちゃって(子どものことばっかり見てたら自分の肌に驚く感じに似てる)

ちょっと自分に気合いれたいなーって思った。

そして私は、
ひっさしぶりに女性雑誌でも買ってみようかな~、なんて思い至ったわけです。
刺激を得ようかと。

インスタとか電子書籍の雑誌を見てもいいんだけど、
スマホをぎらぎら見るよりはゆったりコーヒーを飲みながら雑誌をめくる方が優雅かな、と(目疲れるし)

かつ、雑誌をポチるんじゃなくてリアル書店で眺めた方が、大量の雑誌の表紙からもキラキラを同時多発摂取できるんじゃないと思いまして

私はふらふらと書店の雑誌コーナーに向かいました。

まぶしい~
発光してる~

平積みになった、八百屋より季節を感じる雑誌の数々。

なんかいろいろ挟まってる重量級の雑誌。

素早く目を走らせて今の私に合う雑誌ってなんなの?と焦りながら探す。

ファッション&美容系の雑誌を買うことがあんまりないもんだから、自分の年齢や傾向にマッチングする雑誌がどれなのかわからない。

…敵が多すぎる。
撤退か…

しかし、こそこそとしっぽ巻いて逃げ出そうとした私の目をとらえたのは

LEE5月号表紙の石田ゆり子様でした。

石田ゆり子さんって、最適解の気がする!

そう確信した私は表紙をガン見。

「地味色だけでおしゃれって最高です!」

「ワードローブが整う新ベーシック5」
 
そんなオシャレハイセンスワードとともに並ぶのは

「ととのうキッチンが暮らしの中心!」

「フライパンひとつで感激おかずできました!」

「頭痛ともっとうまく付き合いたい!」

いいじゃんいいじゃん、美と生活感のハイブリッドじゃん!

主婦にも手が届きやすいコンセプトの雑誌っぽいじゃん~

そこでさらに私をとらえたのは

「デジタル洪水の今こそ書く習慣」

という文字。

きゅん♡♡
「書く」とか「ノート術」とかに弱いんですよ、わたし。

気付いたら雑誌引っ掴んでレジ向かってましたわ。
読みやすいコンパクト版の方ね。通常サイズは重いからさ。肩凝るからさ。手首疲れるからさ。

で、読んでみたら「書く習慣」特集がおもしろいのなんのって。

バービーさんや、読者の方のノート術がたくさん載っていて読み応えあり。

そして何より注目したのは、特集のトップで紹介されていたMEGUMIさんでした。

ノートを開き微笑むMEGUMIさんがお美しい・・・


射し込む光に輝く肌
うっすら微笑む口角

紹介されていたノート術もものすごく参考になったし

MEGUMIさんの賢く努力家のところが見えて本当に尊敬した!

MEGUMIさんって、年初にご自分の事業計画書を作成してるんだそうです。

そのほか毎日のタスク整理や、新月と満月に振り返りノートつけていたり。
それらを連動させて自分の夢を叶えてきた、と。

素敵すぎるでしょ〜

私はたった2ページであっという間にMEGUMIさんのファンになり、

そこで紹介されていた新著「キレイはこれでつくれます」が発行されていることを知ります。 

そして私はまた、同じ書店に駆け込み、「キレイはこれでつくれます」を買い求め、ルネサンスのロビーで読むに至ったわけです。

MEGUMIさんの美容テクニックやマインドセットが詰め込まれたこの本も、とてもよかった。

この美容液がいいよ、とか
この体操がいいよっていう細かい内容もいいんですけど

MEGUMIさんの美容に向かうスタンスや努力が読んでいてとても刺激になる。

突き詰めて、結果出して、本の出版にまで繋げた努力や信念がかっこいい。

MEGUMIさんは

「私は、めっちゃ元気じゃん、この人という50代の姿を描いているので、40代は運動を強化し、食事を変えて、美容と健康に向き合おうと決めました」

とおっしゃっていて、そして確実に有言実行している。

不自然に加齢に抗うんじゃなくて、ヘルシーで爽やかで芯の強いアンチエイジングだなぁ。

お恥ずかしながら、この本で紹介されていた美容ハックはどれもまだ試してないのですが(オイ)

心身健やかに老いていきたいな、という健康的な美容マインドの芽が少しだけ生えたような気がします。

風邪ひいて、ドラマ見て、自分の姿を見て、本屋行って、雑誌見て
MEGUMIさんに興味出て、好きになって、自分の加齢も考えた。

こうやってきっかけがきっかけを読んで、繋がって、自分の考え方が変わったりするのって俯瞰するとおもしろい。

エンタメも本もどう繋がって自分を作っていくかって、わからないものです。

無駄なことってないんだなー
だって、風邪ひいて寝込んでドラマ観てた時間ってその時は浪費としか思ってなかったけど

今はちょっとした意識改革に繋がってるもん。

だから、わたしは

「あーあ。今日は有意義なことしなかったな」

って思うときも、これが何かに繋がってるかもしれないし、と
罪悪感を癒すことにしています。

過去は変えられないっていうのは嘘。
過去は解釈次第で変わるっていうのは最近聞いた言葉です。
ほんと、それね。

だから、今日お昼に食べてしまったマックのことは後々いいことに繋がると思ってるから、後悔、してないもん!





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