コカチ

本がすき~。育児に疲れ果てながら本とビールに支えられて生きてる。 育児×本のこととか、…

コカチ

本がすき~。育児に疲れ果てながら本とビールに支えられて生きてる。 育児×本のこととか、単純に好きな本のこととかを書いてます。

最近の記事

退職読書日記 5月12日 #13

日曜日。5:15に起きる。すぐにはベッドからでない。 最近お気に入りのやる気がでるYouTubeを見てからフンっと起きる。 気に入ってるのは「第四ポンプ」さんという素敵なお嬢さんの動画。 可愛らしくて努力家で素敵な方なんだこれが。 読書がお好きらしく、読書シーンがたくさん出てくるので その場面を食い気味で見ている。 で、起きてからトイレ掃除、洗面台掃除、顔洗ってスキンケア、白湯飲んでからお猫様のお世話をして、軽く朝ピラティスをした。 今朝は起きたらリビングがゴミだらけ

    • 退職読書日記 5月11日(土)#12

      6:20起床、また寝坊だ。 休みの日だって、いや休みだからこそ早起きしたいのに。 ちょっと前までは早起きして自分の時間を確保するのがなにより幸せだったというのにどういうわけだろう? 今日は土曜だけど学校開放で、子供はいつもどおり登校。 私も2時間めと3時間めは授業参観で、そのあと引き取り訓練。 夫は昨夜から泊り仕事で不在だから、全部私が対応することになる。 仕方ない。 とにもかくにも、娘を起こして学校の準備。 しかし私は昨夜からの怒りを引きずっていた。 これは完全に私の未

      • 退職読書日記 #11

        5月10日 金曜日 6:30起床。寝坊。 ここ数日早く起きれない。本当は5時に起きたいのに。疲れ? しかし今日は事務所に早く出勤しておつかいのために某地検に行かなくてはいけない。 ちょっと歩く日なのでお天気がよくてうれしい。初夏だ。 ひとまず子供もたたき起こして最低限のメシと身支度手伝い。 歯磨きの仕上げ磨きっていつまでやるんだろ。 7:50子供を送り出す。部屋着で歩道に出てしばらく見送る。 日焼け止め塗ったっけ…? 8:00 ルーティンの家事をやっつけ、スーパー簡単

        • 退職読書日記 ♯10

          11月5日(日)  三連休の終わりはいくら早起きしても、起きた瞬間から「きっと足りない」に支配されて罪悪感と焦りでスタートする。さすがに11月でこれは暑すぎでは、と半そでTシャツ姿の自分が不安になる。不納得感をすこしでも薄めるためにブランケットを膝にかけた。   あの本も読みたい、気になっていることを書き出したい、いつもより丁寧に掃除もしたい、裁縫もしておきたい、ヨガもしたい。でも、この時間に起きたってことは家族が起き出してくるまでに全部を満足いくまでやりきることはできないだ

        退職読書日記 5月12日 #13

          退職読書日記 #9 森茉莉に憧れる

          森鴎外記念館で森茉莉展をやっていたので、いそいそ出掛けたのは9月中盤のことでした。 団子坂、これすなわちD坂といえば冷やしコーヒー、ですので、 記念館の中のカフェでキンキンに冷えたコーヒーで涼をとりつつ猛暑に疲れた内臓にさらに追い打ちをかけ、いざ、お茉莉の展示に突入です。 展示はコンパクトながら、楽しさにヒィヒィいいながら堪能しました。 白眉は、茉莉さんが弟に向けて「新居に遊びに来てヨ」と書いたお手紙。 原稿用紙に書かれているのですが、マス目も行もガン無視したフリースタイ

          退職読書日記 #9 森茉莉に憧れる

          退職読書日記 ♯8 「あのこは貴族」

          第三次山内マリコブームが到来である。 ガーリーなのに忖度なしのトゲトゲ。 テンポよいユーモアのある読みやすい文体だけど、痒いところに手が届く表現には巧さと教養が滲んでいる。 好きな作家さんはたくさんいますが、 お友達になって一緒にお茶をしたい作家さんランキングでは堂々の第一位です!マリコさん! たまにブームがやってきては読み返したり、読みこぼしていた作品を読んだりします。 「アズミハルコは行方不明」「ここは退屈迎えに来て」はタイトルがキャッチーでなんか洒落てるし、いつも

          退職読書日記 ♯8 「あのこは貴族」

          #退職読書日記7

           年末の退職を目指してカウントダウンをしていたけれど、 退職すごろくのルーレットはルール無用の秘儀を繰り出して、一気に200歩も進んでゴール間近となった。  テニプリとかキャプつばとか少林サッカーとかドッジ弾平とかと同じくらいのトンデモ技を使って、私は今アガリをつかみ取ろうとしてる。  (ちなみにドッジ弾平についいてだが、現在は弾平の娘である弾子が主人公として紙面で活躍しているようだ。弾平はすでに鬼籍に入り、弾子は父のバカデカい墓にボールを打ち込んでいる、という現況を知った。

          #退職読書日記7

          晩夏と伊野尾慧

          夏の思い出でも書こうか。 本格的な夏が始まった頃、私は小学校の教室にいました。 その日は夏休みを前にした授業参観と保護者懇親会で、仕事を休んだ私は、蒸した空気をそのまま保存箱に充填したみたいな学校にいたのでした。 子供は暑い教室で髪の毛をペタリとさせながら、道徳の教科書を読み、文字を書き、求められれば発言をしている。 私は子の背中を非現実的なものを観察するように眺めながら、教室の時計は一分を刻む音が大きいな、などとぼんやりして参観を終えた。 長針が動くと裁断ばさみが

          晩夏と伊野尾慧

          退職読書日記 ♯6 まどみちお、読む

          6月20日(火)  仕事を休んでいる。退職シミュレーションともいえる。家庭内の不協和音、構成メンバーの疲弊によりこのままではアカンとなったので職場に相談して一旦お休みをもらった。  ぽけーっと過ごそうと思えばどこまでもぽけーっを極められそうな予感がするので、出不精なりに一日のタイムスケジュールなど組み、あとでむやみやたらと自分を責めない程度の生活を保つことにした。  経験からいえば、時間があるからといって家事をすればするほどいいわけではなく、ほどほどのところにしておかないと

          退職読書日記 ♯6 まどみちお、読む

          退職読書日記 ♯5 退職とは関係ないけど、「好き」

          6月19日(月) 今日は昨日に引き続き、三浦しをん「好きになってしまいました」を読んでいる、暑い。最近はジャにのちゃんねると、そこから山田涼介が気になって、ついつい動画など漁り、私の手持ち時間はサッと溶けて飲みやすいパンシロンのようにあっという間に溶けてなくなる。はかない。 本の方はというと今、全体の4/5くらいを読んでいて (どうでもいいけど、ごぶんのよん、は五分の四か5分の4か、どう書くのがわかりやすのだろうか。4/5は4月5日と読む方が自然だ、まあいい、9割くらい読み

          退職読書日記 ♯5 退職とは関係ないけど、「好き」

          退職読書日記 ♯4 理想の夏読書がしたい

          梅雨に入った途端に暑くなるのは毎年のことで、家の中にいてもじっとりと水に囲まれているような雨の日と、強烈な陽の光にじりじりと焼かれる夏日が交互にやってきて、私のなけなしの体力をかっさらっていく。 かわるがわる蒸し料理と鉄板料理にされているようだ。 昨日は暑かった。今日も暑そう。 夏に向かっていくと、夏らしい読書がしたくなる。 夏らしい、っていうのは、まずは夏が舞台の小説であるとか、タイトルに夏が入ってるものが定番。 例えば、「夏季限定トロピカルパフェ事件」「ハローサマー、

          退職読書日記 ♯4 理想の夏読書がしたい

          退職読書日記 ♯3 風邪から始まって美容に繋がった話

          アレがコレに繋がって コレがアレに繋がって アレがソレに繋がって ソレはまた違うアレに繋いでくれる。 そうやっていつの間にか新しい世界を見つけたり、いい習慣を身につけたり、 ちょっと良くない癖がついてしまったり、 何かにハマったりする。 自分の踏んできた「きっかけ」を振り返るとおもしろいもんだ。 そうしみじみと見ているのはこの本。 ええー、アラフォーの私が読んでいるとガチガチのガチっぽくて恥ずかしい〜 思春期以降、封印しようと何度も何度も押さえつけてるのに、ムキ

          退職読書日記 ♯3 風邪から始まって美容に繋がった話

          退職読書日記 ♯2

          退職… その単語を現実的な思いで口にしてから一か月半が経ちました。 退職目指して荒野を進む私の意欲は、 燃え盛ったり、ちょろ火になったりしつつも、 「このままワーママは無理ぃ」 という思いはやはり消えることはないのでありました。 一旦消えた?と思った火も 炭の中ではまだ燻っていて、 空気送ると赤々となる状態ですかね。 この一か月半でいろいろ考えてみたり 考えるのをやめてぼーっとしてみたり いきなり焦ってみたり、 どうでもよくなってみたり。 落ち着きのない不安定

          退職読書日記 ♯2

          247日後に退職するワーママ

          退職を決意してから一週間が経ちました。 春うららなリビングで たいしょく…… と声に出して自分の耳に響かせたあの時が退職すごろくのスタートだとすれば 私は今週 何度かルーレットを回し、ほんの1コマか2コマ進み、一回休みにも当たっている…という そんな感覚。 人生ゲームって久しぶりにやると楽しいですよね〜 うちにあるのはドラえもん人生ゲームです。 さて、退職すごろくは地道に進めていくしかないとして、 そもそもなんでこの双六の盤を広げようかと思ったかということ

          247日後に退職するワーママ

          退職読書日記 ♯1

          思えばここ二か月、快楽としての読書はとんとご無沙汰で これは、わたしとしてはかなり悪魔的状況なんじゃないか。 これまでの人生、 アレをやらかしたときも、ソレに傷ついたときも、コレに泣かされたときもいつだって寄り添って励ましてくれたのは本だったでしょうよ。 (ときに馬鹿にされ罵られ蔑まれて、それもカイカンだったじゃないか) それなのにわたしは、3月4月の卒園入学というモーレツタスクに青筋浮かべて対峙しているあいだ 読書の純然たる喜びから遠ざかって、読書人の矜持たる偏屈、偏

          退職読書日記 ♯1

          256日後に退職する国家公務員ワーママ

          2023年4月20日、私は年内で仕事を辞めることを決めました。 本当は今すぐ裸足のまま逃げ出したい。 何もかも投げ出して、来た電車に飛び乗って、終点の駅で見たこともない景色に出会いたい(イメージでは白いワンピース着ています) しかし、私はゆっくりと、確実に歳をとり、 十分すぎるくらいに社会的生き物ととなり、 守るべき生活もあって、庇護すべき者もいます。 突然バイトをバックレるように退職することは、もうできない。 手放すこと、変化をすることを、そうそうインスタントには

          256日後に退職する国家公務員ワーママ