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戦時中、母の短歌

『宇宙船よりあまた兵士の降り来るを幼きわれはよく夢に見し』
 

 最大級の情勢不安である戦時中、母はよくこのような夢を見たそうで、短歌に(!)詠んでいます。
人間とも何ともよくわからない兵士たちが大きな船から降りて来たーー水田に膨大な数の宇宙船が映っていたという話です。興味深い…
当時、家族や友達と一緒に箸で組んだコックリさん(おそらく10円玉使用スタイルの前身)でこの先の日本をよく占っていたそうです。

 政治が不安定な世の中ではUFOの目撃率が高いそうです。本物でないにしてもそう思いたい気持ちが後押しするんでしょうか。
不安定な時代、まさに今ですが、情報化が進んで動画も簡単に撮れる時代なんで逆に目撃情報は少ないのかもしれません。

戦時中の話を聞いていた時にこの短歌の話になり、母と宇宙人の話をしたという不思議な状況を思い出します。
モンペ姿の母とUFO群ーーなかなかインパクトのある組み合わせでした。
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とにかくやらないので、何でもいいから雑多に積んで行こうじゃないかと決めました。天赦日に。