子どもに生活動作を教えるのって難しい
前回の記事で、あまり親が先回りして教えるのもよくないなぁってことを書いたんですが、
そうはいっても、こちらから教えないといけないこともありますよね。
例えば、生活動作(せいかつどうさ)。
靴の脱ぎ履き、着替え、トイレ、歯磨き、うがい手洗い、箸の使い方…のような日常生活を送る上で必要な動作です。
長男 ひぃ はこの春から入園なのですが、
幼稚園では今まで私がやってあげていたことも自分でやらないといけなくなります。
最初は幼稚園の先生もある程度手伝ってくれるとは思いますが、
入園説明会でも「できるだけ自分でできるように練習しておいてください」と言われたので、家で少しずつ練習しているところです。
今、手こずっているのはボタンの付け外し!
ボタンの付け外しってどう教えたらいいんでしょう…!?
大人は無意識にやっていることなので、それを子どもに教えるって難しい…!
こういった生活動作を教えていく中で気づいたんですが、
例えば【お弁当を食べる】にしても、
・カバンからお弁当箱と水筒を取り出す
・お弁当袋からお弁当を取り出す
・お弁当箱のフタを開ける
・お箸入れを開けてお箸を取り出す
・水筒のフタを開けてお茶をコップに注ぐ
・水筒のフタを閉める
・お弁当箱をお弁当袋に入れる
・お弁当箱と水筒をカバンにしまう
…こんなにやることがあるんです!!
さらに細かく言うと、お弁当袋が巾着袋なら、巾着袋の開け方を知らないとお弁当箱を取り出せないし、
お箸入れがスライド式のものだったら、フタを横にスライドさせて開けないといけないし、
お弁当箱のフタを閉めるときはお弁当箱の容器とフタをぴったり合わせないとうまく閉まらないし、
コップ付きの水筒の場合は、コップを回しながら開けたり、閉めたりしないといけないし、
手や口が汚れたらハンカチやティッシュを取り出して拭かないといけないし、
…こんなに自分でやることが多いのか!!
と衝撃を受けました。
今までほとんど私がやってあげてたな…。
またまた反省…。笑
大人だったら何も考えずにできる動作も、子どもにとっては難しい動作の連続なんだなと実感。
ひぃは、カバンのチャックの開け閉めにも最初は手こずっていて、
【カバンを開ける→お弁当箱とお箸セットを取り出す→お弁当箱とお箸セットを開ける→お弁当箱とお箸セットを片付ける→カバンにしまう】と一連の動作をさせてみただけでも疲れていました。笑
幼稚園では、初めて親と離れて家族とは違う人間関係の中で過ごさないといけない。
今まで親がやってくれていたことも自分でしないといけない。
これは疲れますね…。想像以上でした。笑
慣れるまでは、帰宅後ストレス爆発しそうで恐ろしい…。笑
でも、数日やらせてみせると少しずつ上手くなっていってて、いつのまにかできるようになっているところが子どものすごいところですね!
あとはボタン…!
ボタンもしばらくしたらできるようになるかな?泣
これらを乗り越えて、楽しんで通ってくれますように!
【まとめ】
子どもにとって、慣れない生活動作は難しい動作の連続だ!
そしてそれらを自ら学んで一つずつ習得していくところも子どものすごいところである!
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