しゃーないやん!って言える強さ
しゃーないやん!
これを標準語で言うと「仕方がない」
「仕方がない」ってどこか諦め感や敗北感が強いイメージがあるかもしれません。
でも、関西弁の「しゃーないやん!」はどこか前向きな意味合いが込められているように思います。
「こんな事あったけど、しゃーないか!」と腹を括る。
諦めるんじゃなくて、受け入れ、認める。
そんな「しゃーないやん」が言えるようになったら心が軽くなる気がします。
「しゃーないやん」をフランス語で言うと「C'est la vie(セラビィ)」となるのですが、私の師匠とも言える公認心理士さんが「セラビィセラピスト養成講座」というものを開講し、私は2年かけて勉強して資格を取得!
めでたく「しゃーないやんセラピスト」となったわけです。
いやいや、セラビィセラピストね。(しゃーないやんセラピストて何なん?何するん?)
この講座の中で印象に残っている言葉がいくつかあるんです。
「問題と真剣に向き合うけど深刻になりすぎない」
「時にはユーモアが大事」
そして本質的な部分として、「クライエントさんの中にカウンセラーを育てる」ということです。
つまり、クライエントさんが自己カウンセリング出来るようになること。
そして自己成長していってもらうことです。
人生の苦しい問題って、もちろん人それぞれですよね。
「なんで私だけこんな目に!!」と怒る人もいれば、誰かの悩みと比べて「自分の問題なんて大したことじゃない」と自己卑下する人もいます。
ここで大事なポイントとして、「問題と真剣に向き合うけど深刻になりすぎない」「時にはユーモアが大事」だと思うんです。
これだけ聞くと「そんなこと言ったって私は酷い目に遭ったんだ!深刻にならずにいられるか!」と思う方もいるかもしれません。
たしかに、そう思わずにはいられない事もあると思います。
「しゃーないやん」って思えるまでに時間がかかることもあります。
問題の内容によっては別のアプローチが必要なこともあります。
なので、それぞれの悩みの内容、その人にとっての問題の深さ、などをしっかり見ていき、その人に会った対話を心がけていきたいと私は思っています。
最初にもお伝えしたように、「しゃーないやん」には前向きな意味合いが込められているように思います。
人生の問題に、深刻になりすぎず真剣に向き合う。
現実を受け入れ、認める。
そして腹を括る。
これは強さでもあります。
「しゃーないやん」と言える強さ。
次回の記事では、私がなぜ、しんどい過去を「しゃーないやん」と思えるようになったのかを書いてみようと思います!
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