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デエビゴって実際どうなん?

初めて名前を聞いたのはおととしくらい。
利用者さんから「新しい眠剤を処方された」と言われ、「なんていう薬?」と聞いたら「デエビゴ」と言われたときです。

「えっ。デー…えっ、何?」

と混乱したのをよく覚えています笑。
2024年現在、私もデエビゴユーザーとなりました。
今日は使ってみての感想をお話ししていきます。 

デエビゴは2020年7月から発売されているとても新しいお薬です。
私の主治医の説明では、寝付きの効果と眠りを長くする効果の両方があるそうです。
マイスリーやハルシオンなどは寝付きに効果があり、サイレースなどは眠りを長くする効果があります。それらのお薬の両方の良いところを持っているデエビゴは、まさに一粒で2度美味しい!

最大の容量は10ミリまで。2.5ミリ、5ミリ、10ミリの3種類の錠剤が販売されています。
私は今、最大量処方されています。5ミリではあまり睡眠時間を確保できず、主治医より「鬱をよくするためには、まずしっかり睡眠時間を確保しないとだめ」と言われました。 

実際に使ってみての感想ですが、寝付きはとても良くなりました!
もちろん、寝ながらずーっとスマホをいじっているようなときはデエビゴの力を使っても寝付けませんが、寝る体制を整えてデエビゴ服薬で、すんなり寝付くことができています。
眠りが長くなったかというと、私の場合はそうでもありません。その日の精神状態の影響を大きく受けるようで、ダメなときは薬の力を使っても4時間程度しか眠れません。 

私には副作用が発生していませんが、デエビゴを服薬した時の副作用としてよく耳にするのが「悪夢」。「生々しい悪夢を見るので薬を変えてもらった」という話はよく聞きます。
私はなにかの薬の断薬の際に悪夢に苦しめられた記憶があるのですが、本当に生々しさがすごいですよね。幸いにもデエビゴでは私は発生していません。 

人によって薬の効き方は千差万別。
睡眠薬ではなく抗うつ薬や安定剤を変えるだけで寝付きが変わる場合もあります。自分に合う薬を見つけることが、非常に長い戦いになる精神疾患ですが、自分でも新薬の勉強をしたり知識をつけながら、主治医とタッグを組んで調整をしていくことが大切です。
コロコロ病院を変えてしまうと、それができないので気をつけましょう。 

質の良い眠りが取れると、朝起きた時の爽快感が素晴らしいですし、1日パワフルに活動できますよね。
薬だけに頼るのではなく、日中体を動かしたり、ストレスを溜めないようにする、眠る前はリラックスした状態にする、などできる工夫はしっかりしていきましょうね!

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