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自分を苦しめる「べき思考」を手放す方法

自分を苦しめる考え方。
苦しめようなんて思っているわけがないですが、自動的に湧き上がってくる思考。
「昼だから起きて活動すべき」「早く仕事を見つけて働くべき」「上司の指示だから従うべき」。
こんな「すべき思考」、あなたの中にもありませんか?

今日はこの「すべき思考」についてお話ししていきます。 
 

この「べき思考」は、幼少期の親からの躾の影響を大きく受けています。
厳しい家庭環境で育った人はこの「べき思考」が強い傾向にあります。
親からずっと「これをやっちゃダメ」「それはこうするのが当たり前でしょ」と言われて育った人は、大人になってもその考え方が根強く残ってしまいます。

こう言うと悪いことのようですが、べき思考には良い点もありますよね。
この思考が働くからこそ、一生懸命に真面目な生活を送っているはずです。
他者からも「あなたはしっかりしているね」と言われることが多いのも、この思考が強い人。自分が苦しくないのなら、この思考があっても気にすることはありません。 

ただ、この思考によって自分で自分の自由を制限してしまっている人、また、他者にも「これはこうすべきじゃないの?」と押し付けてしまう人、いませんか?
気がつくと自分で自分を苦しめているのです。

「別にそうじゃなくてもいい。適当でいいし、自分が思うように行動していい」
「他者をコントロールすることはできない。他者は他者。困るのは自分じゃない」と考えると楽になりませんか?

こんなふうに、すべき思考を手放すことを許すと、気持ちがふっと軽くなることがあります。 
 

例えば、今休職中で日中お仕事をしていない方。
「早く仕事に戻らないといけないんじゃないか」「日中こんなにダラダラとしていていいんだろうか」という考えに苦しめられていませんか?
これは「仕事をすべき」という思考に支配されている状態ですね。

休職しているということは、何らかの理由で休む必要があるから休職しているということ。今はゆっくり休んでダラダラしていていいのです。
こんな時こそ、すべき思考を手放しましょう。 
 

このように、なんだか焦っているとき・なんだか苦しいとき、なぜなのかを考えてみましょう。
多くの方が自分の価値観や思考が自分を苦しめているはずです。その考えを手放して、自分を楽にしてあげましょう。
他者はもっと楽に生きています。あなたも楽に生きていいのです。自分だけ苦しむ必要はありません。

さて、自分を苦しめる考え方について、今回はPart1としてすべき思考を取り上げました。Part2では「心のフィルター」について取り上げたいと思います。
お楽しみに! 
 
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