こんにちは！みんみんです。

私は幼い頃から小児喘息の症状がひどく、入退院を繰り返していました。
小学校高学年になり、体力がついてくるにつれて徐々に治っていったのですが…。
アラフォーになった今、喘息というほどゼーゼーいうわけではないのですが、呼吸が苦しくて、深夜から早朝にかけて咳き込むようになりました。また、鼻炎もちで鼻水がだらだらなことが気になっていました。　
　

耳鼻科や呼吸器内科など受診したのですが、原因がわからず。対処療法としてステロイドの吸入器や鼻炎薬を出されるだけ。いつまで治療が続くのかもわからず、これでは話にならない！と色々調べまくりました。
結果、もしかしてアレルギーがあるのかも？と思い、2023年秋、アレルギーの専門クリニックを受診。採血をした結果、ダニアレルギーだったことが発覚しました。　
　

そこそこ酷いのですぐに治療を開始しましょう！ということになり、まずはお馴染みのステロイド吸入。これは1年〜1年半くらいは使い続ける必要があるとのことでした。すでに気管支が狭くなってしまっていて、治療をしないと狭いまま固くなってしまうそうです。

そして、ダニのいない世界で生き続けることは無理なので、根本的な治療がしたいと思い、舌下免疫療法に挑戦したいと申し出ました。
この舌下免疫療法とは、アレルゲンをあえて摂取して、体の中にアレルゲンに対する免疫を作るというもの。続ける期間は人によりますが、3年〜長いと5年くらいになるそうです。
続けている途中から効果が現れ始める人もいるそうなので、治療を決意！
いやぁ、もっと若い時から始めておけば良かったと後悔でいっぱいです。
ちなみに私が通っているアレルギークリニックはお子さんの患者さんがいっぱい。本当に子供のうちからしっかり治療しておいたほうが、大人になってからの生活の質がめちゃくちゃ上がると思います。　
　

舌下免疫療法は、シダアレルギーとダニアレルギーにのみ効果があります。
シダアレルギーの場合はシダキュアという薬を使い、ダニアレルギーの場合はミティキュアという薬を使います。
この薬を舌下に置いて、1分間唾液などを飲み込むのを我慢。1分したら飲み込んでOK。水分などは5分間飲むのを我慢します。なんの味もしないので楽勝です。
病院で1錠試してみて、重篤な副作用が出ないかを確認したら、次の日から自宅で服薬していくことになります。　
　

私は治療を開始して3日目あたりで、一気にアレルギー症状がどっと出ました。
頭痛とひどい倦怠感でベッドから起き上がれなくなり、咳も鼻水もひどい状態。処方されている薬以外に市販薬も使って、なんとか症状と戦うような状態になりました。
だんだんとそのような症状がなくなり今は普通の生活を送っていますが、医師からは「アレルゲンに対して強く反応が出る体質なんだと思います」とお話しがありました。
あまりにも強い症状がずっと続くようであれば、舌下免疫療法は中止となります。

また、免疫力が落ちている・睡眠不足な日・風邪気味のとき・疲れがひどいとき・口の中に傷があるとき、などは薬を飲むとアレルギー反応が強く出ることがあるので、薬を飲むのを中断する必要があります。
また、服薬から2時間は激しい運動や飲酒などは禁止。私は早朝に服薬してしまうので、日常生活には全く支障がありません。　
　

半年経ってみてですが、ほぼ毎日のように鼻水や喘息の市販薬を使っていたのが今は何も使わなくてよくなったので、本当に挑戦して良かったと思っています。
特に鼻水に関しては今はほとんど症状がないので、すでに効果が現れているのかも？と考えています。呼吸に関してはやっぱりまだ苦しいので、まだまだ吸入のお世話になる日が続くでしょう。

月1回の受診をずっと続けていくことになるので、途中で挫折する人も多いようです。私の病院はオンライン受診もできるので、頑張って通院を続けていきたいです。

また薬の費用ですが、私の場合頓服の吸入器テリルジー1本と毎日使う吸入器シムビコート2本とミティキュアの処方なので、今は7,000円以上かかっています。
ミティキュアのみなら大体2,500円なので、大きな負担にはならないと思います。　
　

ダニアレルギーの場合は、部屋の掃除も一生懸命に頑張らないといけないので、クイックルワイパーと掃除機、そして寝具は全て防ダニ加工のものに買い替えて、布団乾燥機と布団掃除機を駆使して、日々ダニ撲滅運動を繰り広げています。
めんどくさいなぁと思いますが、免疫力がついてきたら少しは楽になるはずなので、今は耐え忍ぶ時！頑張ります。

今回の記事が、アレルギーに苦しんでいるかた・舌下免疫療法を検討されているかたの参考になれば幸いです。