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幼少期のわたし

どこまで遡って振り返ろうか。

悩んだけれど、
私がはっきり思い出せる一番昔の記憶から。


保育園の年長くらいかな?

絵の具で描いた絵を持ち帰ることになり。

大事に持って帰ろうと
胸にくっつけてた。

そしたら、着ていたコートに
べったり絵の具がついちゃって。

怒られちゃうと思ってさ、

必死にずーっと絵を持っていたんだけど

案の定バレて

「なんでそんなことしたの!!」

と怒られた。


やりたくて、やったわけじゃないんだよ。

大好きなお母さんを、
困らせたくて、やるわけないじゃない。

言い返したかった、でも言えなかったよ。

この時かな?

失敗したら

ウソをついてごまかさなきゃ怒られちゃう。

って学んだのは。


あの時、

「大事に持って帰ってきたんだね」

「コートなんて、洗えば大丈夫よ」

って、言ってもらえてたら、

どんなに安心しただろう。

親にとっては些細な一言。

母だって、わざとトラウマになるように
言った言葉じゃないでしょう、きっと。

そのとき、余裕、なかったんだよね。

でも、言われた側は、

こうやって30代になっても、
ちゃんと覚えてるんだよ。



私は、失敗しない、迷惑かけない子どもを
育てたいわけじゃない。

失敗しても、遠回りしてもいいから、

自分らしさを大切にしながら歩んでいける。

そんな心持ちであってほしい。

そのために、

まずは私が、そうありたい。

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