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「いちばん大事な生き方は伊勢神宮が教えてくれる」

今回ふとしたきっかけでお伊勢さんに行くことが決まりました。
お伊勢さんに呼ばれているのかな。

もう何年ぶりだろう…
しばらくご無沙汰している親戚に会いに行くような、そんな感じです。

出かけることが決まった2週間まえに、ふと立ち寄った書店で目に飛び込んできた本
「いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる」著者/吉川竜実

わぁ〜これは購入して読まなければ、と思いました。

奉職30年の伊勢神宮禰宜であられる吉川さんの言葉が素直に響いてきました。

神さまに感謝と祝福を捧げることで、人は「ひらめき」や「直感」を受け取ることができ、それに従って行動することで夢や願いがかなっていく。
プロローグより

本のプロローグはそんなふうに始まっています。私もなにかひらめくのかな…ドキドキ

私の中でおまいりをする時に、「受け取る」という意識はこれまでありませんでした。
今回のおまいりでは、感謝をお伝えして「ひらめき」を受け取ろうと心しました。

伊勢神宮は、全国に8万社以上あるといわれる神社の中心に位置するそう!
身近なところほどその価値に気づけないものです。

世界の聖地といわれるところはたくさんあるけれど、昔からの佇まいを今も継承し続けている、「生きている神殿」は伊勢神宮のみと外国の聖書研究家もびっくりされるそう…。

以前から20年毎に行われる「式年遷宮」についてもなんとなくは理解していましたが、この本を読んで知識を新たにし感嘆しないではいられません。

日本という国は神秘。
日本人が本来持つ精神性の高さに憧れつつ。ちょっと怖さも感じます。

知識を得ると全く違う視点でものごとを捉えることができるようになり、私の見えている世界がどんどん広がります。

***

今回は外宮からの内宮へときちんとまわることができました。
内宮を訪れるとまずは、大鳥居からまっすぐに伸びる橋、宇治橋。
ここを渡り終わると俗世界から聖なる神域へ足を踏み入れることになると本に書いてありました。

空気が全く違います。
感覚を研ぎ澄ませると…ピーンと張り詰めたような緊張する爽快な空気を感じました。

長く続く道の玉砂利をふみしめながら、ギュッという音も心地よい響き。

今日のサムネイルの写真は五十鈴川。
こちらで手を清めます。

本にもあったように癒しの高周波が満ちている伊勢の森。
あるがままの森と社殿の一体感がとても心地よく包まれるように感じました。

大きくそびえる樹木の中を歩いてるだけで森の人になったような気がして、遠いご先祖さまに思いを馳せます。

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心地よい空間に身をおいていると自分自身の内側に気持ちが向いていきます。

今年は良い年だったなぁとそんな気持ちがむくむく、感謝の気持ちがわいてきました。

パワースポット的な場所もいくつかありました手を合わせていたら
「このままの自分でいいよ」という気持ちになれて…
これが「受け取る」ということなのかな?

声とか全く聞こえないので…ちょっと残念のような、でも聞こえてきたら怖いかも。

本の中でいちばん印象的なところは
「ゼロ」の状態になったところに神様からの「直感」や「ひらめき」が降りてくる
という部分でした。

よくお風呂でリラックスしているとアイデアを思いついたりします、あれかな。

ゼロの状態とは異常ではなく正常(清浄)な状態。
そのために神社でお祓いし清めるということが書いてありました。

正常な状態つまりゼロの状態とは、本来の自分であることらしい。

いまを楽しむ。
いまに生きる。

過去や未来にとらわれるのではなく今を大切にすること。

自分の幸せを大切に考え、この人生を楽しむこと。

神さまに喜ばれる生き方はシンプル。
普通に楽しく生きていくこと
第5章より

この本を読んでお伊勢詣りに行きました。
感じたことは日々楽しく暮らしているかどうかの自分への問いかけでした。

私はとても毎日幸せなので、感謝の気持ちがわいてきてありがたいなぁと心から思えました。

自分のしたいことに正直に。
頑張りたいことを頑張る。

そんな感じで楽しく私の日々は続いていきます。

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