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人生後半の戦略書

久しぶりにガツンと答えをくれる本を読みました。

次の人生の働き方、生き方を考え始めた方は、人生が後半戦に差し掛かる前に、ぜひご一読を…何かが大きく変わるかもしれません。

今日ご紹介する本はこちらです。
「人生後半の戦略書」

***

50歳を過ぎて気になりだしたことがあります
いつまで今の状態で働き続けることができるでしょうか…。

何を言ってるの?
いつまでも働くなんて…

早く辞めたい!
ゆっくり過ごしたい…

そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私は家にいるより外で頑張る方が好きだし、得意があると考えているんです。
何をやっても不器用で…

主人は反対に手先が器用でマメな人。
家事が大の得意ときてる。
洗濯物の畳み方なんて…お店やさん?と勘違いするほど。とてもキレイです。
また家事をしている時間を楽しんでいるよう。

まぁ我が家の事情はともかく…おいておいて。
私は50歳を過ぎたあたりから、これからの暮らしについてアレコレ考えるようになりました。

今後の暮らしをどうしていくのか…
どんなふうにしていきたいのか…
気がつくといつも考えてしまってます。

暮らし方を考える上で、収入のことを考えずにはいられません。

いくらあれば足りるかな。
このままでいいのかな。
定年の時期が来たらそれからどうする?
今から何かしておかないとやばいかな…

そろそろセカンドキャリアのことを考えるタイミングにきているといえます。

私自身の仕事が働くや生きるに悩む方々の相談支援をするキャリアコンサルタント/FPであるのに…自分のことになるとアレコレ考えて迷ってしまいます。

自分のことは本当に自分で見えないものです。
不思議です。

***

この本はそんなモヤモヤした気持ちを抱えている私に、一つの答え、新しい視点をくれました。

新しい思考です。
誰もが思考によって選択した人生を過ごしています。中には自分の思考ではなく、他人の思考で選択した人生をおくられている方もたくさん見えます。

ちょっとわかりにくり話なのですが、自分の今までと向き合うとわかってきます。

私ははじめに、この本の背表紙にメッセージにハッとしました。

こんな生き方をしてはいけない!

✔️変化や衰えを拒否して、今以上にがんばる
✔️若い頃の成功を求め続ける足し算の人生
✔️幸福になるより特別な存在になることにこだわる

これまでの人生において誰かの視点をもとに、もっと良い生活を目指してきました。
家族のために、両親の期待に応えて、などなど

もっと大きな家…
もっといい車…
もっと美味しいもの…
もっと認められたい…
ありがとうと言ってもらえるように…
その結果いろいろなものを手に抱え生きています。
それが成功していると自分への賞賛になりました。

もっと、もっと…は依存です。
満足したい気持ちへの依存です。

他人の視点から生きています。
もっと自分の視点からしたいことだけする、シンプルな人生を過ごしましょう。

この本を読んで思い出したワンシーンがあります。

子供達が小さい頃、当時お金があまりなかった私と主人は夏の思い出にとの気持ちから、山の方へドライブに行き、原っぱみたいなところで寝転がって満点の星を眺めました。

バスタオルを広げて、家族が横になり、子供たちが学校で覚えたばかりの星座を目で追いかけてひと時の時間を楽しみました。

それからの私たちは、海外旅行に出かけたり、もっといろんな場所に遊びに行ってるのに、私はその時のことが色濃く思い出されます。

あの時はその時間を楽しんで、星空の美しさに感動しました。

そんなシンプルな思い出が幸せな気持ちにさせてくれます。

家族で時間を楽しむって、お金をかけることではないんだなぁといろいろ経験してきた中で今はそう思います。

人生に幸せなことを求めて何かを得ようとするのではなく、ただ時間を楽しむことがシンプルに私の幸せの本質だと感じています。

今の暮らしからなるべく余分な思考、やらなければと思い込んでいる思考を取り除き、シンプルに楽しいと感じる時間を増やしていく、そんなことに気づいた時間でした。

皆さんはこの本を読まれたら、何を感じるのでしょう。

どんな時間を過ごしていきたいと感じるのか…どんな気づきが得られるのか…
楽しみですね。

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