短歌 学校 十首 28 笹塚 心琴 【す-19】文学フリマ東京38 2017年8月24日 18:03 さかさまに再生される青春だ 過ちもみな織り込みずみだ 歩を合わせ右向け右の論法でぎこちないのは締め出してやれ ごめんね?と笑いながら言う奴らには暗い未来が相応しくある 虫刺されだよと誤魔化す傷跡に咲くアイの花言葉を知って 空気読み相互監視の檻の中 居心地いいのは本物の馬鹿 成績や内申書なら引き裂いた あたしを測るものさしはない どうせまだ同じことをしているのだろう 私は俺は悪くないって あの子らが父母になったと考える つまり世界の矮小化のこと 甲高くヒエラルキーに鎮座したあのメス猿は元気でしょうか 結末は初穂の頃にわかるでしょ 無難に生きて無難に終われ #note短歌部 #短歌 #文縁の友 ダウンロード copy #短歌 #note短歌部 #文縁の友 28 記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *) 記事をサポート