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映画「愚行録」「アド アストラ」

心にずーーーん、とくる映画でした。特に愚行録に関しては役者さんが揃ってて演技も素晴らしいのですが、それ以上に進行が誰でも持ち合わせている愚かさを日常の中に表現している。

冒頭のバス(席を譲る)のシーンと最後のバス(席を譲る)のシーン、なんかすごく良く分かる。正義感の強い人間には「その正義は決して正しいとは言えない」と反逆の意思表示をし、目の前にある倫理に関しては率先して自分が正しいと思うことをする。

同じ席を譲るにも心情が左右する描写(善と悪)が映画全体を通しても印象づける。そう、誰の中にも善と悪があり、社会構造の中に憤り(生き辛さ)があるように。

反して、アド アストラは孤独との闘いから社会生活(人間との関わりの中)への希望を見出す。

さて、最近映画観すぎたかしら、そろそろ本にも没頭できるようにしたいわ。(あ、その前に会計・決算資料のまとめかなぁ)

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