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銭湯経営への道

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現在進行形で進む銭湯経営プロジェクトをリアルな温度感でお楽しみいただけます😁一緒に盛り上げていきましょう‼️
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【台東銭湯】年に1度のタオルをつうじて「ありがとう」を伝える日

♨️台東銭湯お客様感謝デー開催♨️ 大人気!! 銭湯タオルを配るこの日を迎えました!! あれから、もう1年。 月日の早さにため息が漏れそうです。笑 あなたはどちらがお好みでしょうか?笑😏 どうやら台東区は上野動物園のパンダ推しのようです。 どちらも可愛いのは間違いありませんが、 個人的には去年の方が好みです。笑 今年はパンダ君がお風呂に入る一連の流れが描かれている、ファン必見のとても可愛いデザインとなっていました🥰 台東区の銭湯はこの日お客様に感謝をお伝えすべく

憧れの先輩にランニングコーチをお願いするはずが…

「全然コーディー君でもひと集められるよ!」 朝風呂ランのインストラクターとしてこの方にお願いするつもりがなぜ気がついたら話の矛先が僕に向いていた。 あれ?思ってたのと少し違う。笑 最近の僕は、朝風呂ランを今後どうしていくべきか考えてばかりいる。そこでひとつの案として、ランニングを専門として活動している方にコーチをお願いしようと考えた。 やはり綺麗でオシャレで写真映えするような方には、どうやっても集客力では勝てないんだと思いはじめていた。 そこで僕は、大学の先輩でもあ

改善するという行為は継続の上に成り立っている

3月がはじまった。 というわけでこれからは毎日朝風呂が始まる。 なんでもそうだけど、 最初は本当に人が来ない。 15人くらい来ればいい方だろう。 半年前に土曜日の朝風呂を始めたときも、 定休日だった日曜日に営業しようと決めたときも。 なんでも最初は苦しい。 でもその中で、歯食いしばりながら 継続していくことで少しずつ実を結んでいく。 SNSだってそう。 SNSのような不特定多数がアクセスできるプラットフォームでさえ、みんなが見てくれるようになるまで時間がかかる

銭湯好きなスーパールーキー爆誕!!

最近、ほぼ毎日うちのお風呂に 入りに来てくれる男の子がいる。 年齢は5歳くらいだろうか。 いつもお父さんかお母さんの手を引っ張って、待ってましたと言わんばかりに嬉しそうな笑顔をしながら「こんばんは!」と元気に挨拶してくれるその姿がたまらなく可愛い。 銭湯に来る子どもは、僕調べによると 大人が行くところに着いて来るパターンが多い。 しかしそのお父さんに話を聞くと、息子がいつもお風呂に行きたいって言い出すんだそう。 まさかの息子が発端だった。 子どもの興味関心を受け入

蘇る記憶、恐怖の再来

ポスティングだけは本当にできない。 僕とってこれは栄養たっぷりだが、心底苦手なピーマンを「食べなさい!!みんな食べててあなただけ食べれないはずがないんだから‼︎」と親から言われているのに等しい。 来月から富久の湯は朝風呂を週6日行うことになった。 月曜日以外の全ての曜日で6時から10時まで。 試験的に1ヶ月間だけやってみることにした。 当たり前だが「朝風呂やります!」なんて 言ってすぐひとが集まるわけではない。 「告知」を地道にしていく必要があるのだ。 しかも新たな

日曜日の夜、お決まりのルーティン。

日曜日の夜。 それは1週間で唯一、2人で締め作業をする日。 ということは普段は1人。 1人で掃除やらなんやらをすることを"大変"だと思われることも多いが、自分のペースでできるし、だれに気を使う必要もないし、ラジオを聴きながら気ままに出来るので、案外嫌いじゃない。 男湯はお前。女湯はおれ。といった具合に毎度分担して作業をするのだが、同じ量を分担するのに2人の作業スピードが全然違う。おかしいくらい違う。違いすぎてサボってるんじゃないかと疑わずにはいられないくらいに。 とい

好きなことへの執念深さを見せつけろ!

10月に開始した朝風呂ランニング。 ひと月に2回の開催だったのだが、 なかなか継続しての参加につながらない。 イベントの難しさとして、 継続して集客し続けることがある。 そんな簡単な話ではないことは想定していたが、 なにがダメなのか必死で考えた。 至らない点をあげれば正直キリがない。 参加者が減ってきたあたりで、 見込みのないものにははやめに見切りをつけて、 次なるイベントを企画するのも一つの手である。 でも朝ランに関しては、企画自体に見込みがないわけではなく、僕

朝風呂ランで素敵な1日のはじまりをお届けします🌅

富久の湯では企画やイベントを通して、 銭湯を盛り上げようと日々奮闘している。 その中に、 僕の担当する「朝風呂ランニング」がある。 内容は至ってシンプルなもので、 「朝一緒にランニングをしてそのあと朝風呂に入ろう!」 というものだ。 銭湯にはランニングステーションという、 「お荷物お預かりするので好きに走ってきていーよ!」 という便利なサービスをしている所がいくつかある。 しかしながら、 「みんなで一緒に走ろうぜ!!」 という取り組みをしている銭湯はあまりない。 理

たとえ誰も気がつかなくても。

昨日からまた富久の湯の営業が再開した。 今まで1日も休まずやってきていたので、 3日間も閉めてる状態が異様に長く感じた。 銭湯のお掃除は本当に面倒くさい。 できることならやりたくはないのだが、 ほったらかしにして汚い印象を与えるのは、 おれのプライドが許さない。 仕方なく閉まってる店内でひとり、 もくもくとシャワーヘッドの水垢の掃除をした。 シャワーだけも50台はある。 全て手作業での掃除になるのでかなりの労力だ。 だいたい半年前にひと通りやったのだが、さすがにも

お風呂の温度と日々格闘する新米お風呂やさんの奮闘記

「今日の風呂は気持ち良かったよ!」 常連さんがひと言そう言い残して帰っていく。 感想を言ってくれるのはとても嬉しい😊 だけど素直に嬉しいだけで 済ませられない理由がその言葉の裏にはある。 僕は、去年の4月から友人と2人で都内にある 「富久の湯」の運営としてお店を回すことになった。 初めて仕事を教わりに来たのは去年の1月なので、 実はもう1年経ってしまっているというから驚きだ。 ただの近所のスーパーのアルバイターだった僕は、ひょんなことから友人と銭湯経営がしたくなり

たまには精一杯頑張ることも必要なんだ

頑張ることへの恐怖心に押しつぶされそうになる。 今までの人生僕なりに頑張ってきた。 だからこそ頑張ることがどれだけ大変なことなのかを 僕はある程度理解しているつもりだ。 頑張ることは時に自分の身を滅ぼしかねない。 そこでこの半年行き着いたのが、 "無理せず"、"できる範囲で"だ。 無理をせずにできる範囲でというのは楽だ。 疲れたり気分が乗らないときは "やらない"という選択がとれる。 しかし、最近の僕はそこにあぐらを かき過ぎている節がある。 自分の保身に走り

僕の日常は、あなたの非日常。

あなたにとっての日常は、 他人にとっての非日常である。 僕は都内で富久の湯という銭湯を運営している。 僕が銭湯に本格的に携わるようになってから、 はや半年が過ぎさった。 クーラーの使えない、夜中たった1人だけの銭湯で 夏をどう越えていこうか考えていたのに、 気づけば冬の心配をし始めている自分がいる。 正直今年の夏は、暑さなんかよりも 銭湯内の蚊と毎日格闘していることの方が、 僕にとってよっぽどストレスだった…。 こうして書いてる今でさえ、 知らぬまに1箇所刺された。

日本初⁉︎お絵かきが楽しめちゃう銭湯

見て下さい!!笑笑 「そんなに描いて大丈夫なの?」と思うでしょ??😆 大丈夫なんですよ!🤣🤣 しばらくnoteをお休みしていたあいだ、 銭湯までお休みしていたわけではありません。笑 実はこっそりと未就学児向けの 『銭湯お絵かきワークショップ』を開催していました♨️ 水で消えるクレヨンを使って、ただ好きなように 思い思いの絵を描いてもらうこのイベント! 大人も子どももみんな一緒になって、 めちゃくちゃ楽しんでしまいました…笑😅 なんと企画を持ってきてくれたのは、 毎

素敵なカップルが期限つきで銭湯の常連さんになってくれた😊

ここ最近、毎日のように富久の湯を 訪れてくれるカップルがいた。 若いお客さんを増やしたいと日々励むものの、 実際はそんな簡単に増えてはくれない。 現状8割ほどの利用者が高齢者を占めるなかで、 ちらほら来る若い子の存在はいつも目立っている。 そんな中で事件は起こった!!👀 急に若いカップルが週4〜5のペースで うちの銭湯を訪れてくれるではないか!!😳 嘘だろ!!おい!!と思いながらも 内心、嬉しくてたまなかった。🥰 しばらくのあいだ、 そのカップルの邪魔をするのも悪