素敵なカップルが期限つきで銭湯の常連さんになってくれた😊
ここ最近、毎日のように富久の湯を
訪れてくれるカップルがいた。
若いお客さんを増やしたいと日々励むものの、
実際はそんな簡単に増えてはくれない。
現状8割ほどの利用者が高齢者を占めるなかで、
ちらほら来る若い子の存在はいつも目立っている。
そんな中で事件は起こった!!👀
急に若いカップルが週4〜5のペースで
うちの銭湯を訪れてくれるではないか!!😳
嘘だろ!!おい!!と思いながらも
内心、嬉しくてたまなかった。🥰
しばらくのあいだ、
そのカップルの邪魔をするのも悪いので、
遠慮して僕から喋りかけることはなかった。
でも、どーしても喋りたい!!😫😫
先日僕は、自分で仕入れたオレンジジュースを
お礼のつもりでお風呂あがりの2人にプレゼントした!
内心は会話のきっかけが欲しかっただけだけど、
不器用なりの方法でなんとか喋ることに成功した。笑✌️
「あの〜すみません、いつも来ていただいているので
もし良ければ、これでも飲んでください!」
すると悔い気味で、
「いいんですか!!ありがとうございます!!
お風呂上がりの飲み物って最高ですよね!!」
と彼氏。笑
1本プレゼントしただけで
こんなに喜んでもらえるとは。笑😅
思わず笑ってしまった。
話を聞くと、このカップル少し変わっていて、
1ヶ月ごとにAirbnbを使って家を転々としているらしい。
今月たまたま家がうちの銭湯の近所だったらしく、
お風呂が好きな2人は富久の湯を見つけてくれたらしい。
「サウナもないし、他にも近くに大きな銭湯は
いくつもあるのに、どうしてうちなんですか??」
聞いてみた。
するとあっさり、
「あっ、僕らサウナーじゃないんで。😅」
あっ、こういう人もちゃんといるんだ。
その一言にハッとさせられた。
サウナがなければ若い子が来ないわけではない。
サウナや他の設備投資にばかり気を取られ、
他にも魅力は沢山あることに気づいてないのだ。
このカップルは、ひと月しか滞在しない街を、
夜に一緒に散歩するのが日課らしく、
その終着地にうちの銭湯に寄って汗を流して
帰宅するのがルーティンらしい。
なんだ、その素敵なほっこりエピソードわ!!笑😂
その話を聞く僕はニヤニヤが止まらなかった。笑
しかし、このカップル今月の19日で期限の1ヶ月は
終わりらしく、今度は横浜の方に行ってしまうらしい。
もっと早く話せばよかったと、このとき後悔した。
でもこの1ヶ月、富久の湯という場所を気に入ってもらい、たった1ヶ月だったかもしれないけど、足繁く通ってもらえたことが心の底から嬉しかった!😚
すぐにお客さんを増やすというのは、なかなか難しい。
お客さんを増やしたいという思いが強いあまり
最近は結構頭を抱えることも多かった。
サウナがなければダメなんじゃないか。
水風呂がなければダメなんじゃないか。
露天風呂が必要なんじゃないか。
いろんなことを考えた。
でもそんなことはきっとない。
まだまだ今の富久の湯を好きと言ってくれる人は
年齢を問わずとも必ずいる💪
彼らは、僕にその可能性があることを教えてくれた。
今週で2人がいなくなってしまうのが本当に惜しい。
ぜひ引っ越してもたまに遊びに来てほしいなと思う😙
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
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