生活の愉しみ

朝起きて、すみません嘘です、昼過ぎに起きました。

昼過ぎに起きて、まだ寝ようかの迷いに、寝ることへの負い目を感じた私は二度寝に勝って優しく布団から身体を出し、ボヤボヤの視界と頭に感じる髪の毛のふわふわを踊らせながらキッチンへ向かう。

キッチンの茶色い電気をつけて赤い色のホーロー鍋に水を流し込み、ローリエの葉っぱに切れ目を入れてそれを水と一緒に沸かす。

キッキンに置いてある椅子に座って出来上がった白湯を飲みながら煙草を吸って

健康的と不健康的な事を同時にするもんだから身体にはどうのこうのとか言ってらないけど、これはこれで愉しいものだから心には健康的なんだよと思って生活を愉しむんです。

こんなもんで生活は愉しいんです私は。



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