見出し画像

SKZFLIXシリーズ考察3

こんにちは!!
前回、前々回とSKZFLIXについて考察してきましたが、今回はメイキングが公開されたのでそちらを見て新たに分かったことなどをまとめていきたいと思います!

他の方の考察も参考にしつつ、ここでは自己解釈した内容について語っていきます。




1.受賞歴


メイキングのこちらの場面では本編ではぼんやりとしか見えなかった受賞歴がはっきりと見る事が出来ました!

見た感じ全てstraykidsの楽曲で、しかもリリース順に表記されているようでした。1番下までは写っていなかったので詳しくは分かりませんが、2017年から2019年にかけての楽曲が表記されているとすると、
 この受賞歴に載っているものは2019年までにハンとスンミンとリノとフィリックスが(高校生時代に)作り上げてきた作品ということになり、大学の映画サークルとしての作品は今回の「LEAVE」が初めてだと言えます。

仮に大学入学の年が2020年とすると、(韓国の大学は3月から入学出来るみたいです)パボアラのMV公開は2020年3月25日なので世界線は違えど大学で映画サークルとして活動している時期は同じなのではないかなと思います。



2.フィリックスについて

他の方々の考察を見ていく中で多かった、フィリックスはリノ以外には見えていなかったという説ですが、メイキングでは4人の高校生時代の撮影風景があったのでやはりフィリックスがいる世界線といない世界線があるのではないでしょうか。

そしてその世界線を見極める方法ですが、前回の記事では動画内で使われている楽曲(Cover MeかLeaveか)によって世界線が違うのではないかと考察しました。
ですがリノがCover Meの韓国語のタイトルである「가려줘」と書かれた台本を持っているのは高校時代なので大学生になってから作った作品は先述した通り「LEAVE」だけということになります。


では、いつフィリックスがいない世界線に変わったのか。

メイキングではフィリックスも劇場にいた事が分かりました。上映前に劇場を離れたという事なのでリノとアイエンが完成した作品を観る前にフィリックスは出ていったことになりますね。

要するにSKZFLIXのこのシーンでは誰か目線のリノとアイエンの後ろ姿が映りますが、右側に少し見切れた人影はフィリックスだったという事が分かります。

そして、その後すぐにロウソクに火をつけるシーンが流れますがロウソクに火をつける事が世界線を移動するトリガーだとすれば、バンチャンがロウソクに火をつけた時点でフィリックスは別の世界線へ行ってしまったと考えられます。

その為、フィリックスの台詞がアイエンの台詞へと変わりました。


走り出したリノはフィリックスを見つけ出しましたが、このシーンのフィリックスはリノが誰だか分からないようです。

その証拠に顔には傷があり、服装も高校時代の制服に戻っています。リノと出会う前のフィリックスに戻ったということなのでしょうか。

この状況、リノの時と似ていますよね。
リノも最初は記憶を失った状態でフィリックスと出会いました。ここでリノとフィリックスの立場が逆転したようです。


3.まとめ

パボアラの世界線がB Me、애と繋がっているとするとこの世界線では8人がバラバラになったまま終わってしまいます。リノがヒョンジンにどのようなメモを残していったのかは明確にはなっていませんが、仲直り出来ないまま大学を卒業してしまったように思えます。

また、どのMVにおいてもキーパーソンだったのはフィリックスです。
今回のMVで世界線を移動できる人物だということが分かりましたが、そう考えると애のMVでアイエンがコーヒー牛乳を取ろうとした時に一瞬だけフィリックスが映るのも世界線や時間を移動できたからなのではないかと考えられます。また、SKZFLIX内に出てくる青いケーキですがケーキが初めて登場するのも애のMV内でしたね。

日本では無い習慣ですが韓国をはじめ他国ではケーキにロウソクを立てて願い事をするようです。

こちらの記事に詳しく載っていますが、ロウソクの火を消す時に願い事をすると立ち上った煙が天の神様に届き願いが叶うという風に考えられているそうです。


ということは、願うだけでなくロウソクの火を消して初めて願いが叶うということになりますね。

SKZFLIXでは冒頭でロウソクの火をつける音の後に男女の言い争う声が聞こえます。「全部あのガキのせいだ!」という男性の声から推測すると虐待を受けていたのかと思われますが、火を吹き消す音の後すぐにリノが映し出されることから虐待を受けていたのはリノだったのではないかと考えられます。
(虐待の理由は俳優になる夢を反対したからという説が濃厚)

フィリックス(?)がロウソクに願い事をして火を消した事でリノが幼少期虐待されていたという事実を変えた、その結果リノは何も分からないまま違う世界線へと移動してきたと考えられます。おかげでリノはこの世界線で俳優になるという夢を叶えることが出来ました。



フィリックスが世界線を移動した理由が仲の良かった8人に戻るために過去を変えに来ただとすれば、スンミンの脚本の内容はあまりにもフィリックスの状況と一致しすぎているように思えます。


高校時代のシーンで、台詞まで決めている事を考えるとこの時点で脚本はほとんど出来ていたのではないかと考えます。

受賞歴を見ればわかる通り、リノとフィリックスと出会ってから大学入学までに沢山の作品を作ってきたにも関わらず、ほとんど脚本が出来ているはずの「LEAVE」をなぜ作らなかったのでしょう。

それは、8人で映画サークルをするという事をスンミンは知っていたからなのではないでしょうか。そのため「LEAVE」は4人ではなく8人揃ってから撮りたかったのではないかと考えます。


ハンが俳優を探さなきゃと言っているにも関わらずすぐに見つけられると自信満々なのもリノとフィリックスという俳優と出会う未来を知っていたからだと考えれば頷けます。

なぜスンミンがその未来を知っているのかは分かりませんが、こちらのシーンでハンがリノとフィリックスを見つけて喜んでいるのと裏腹にスンミンは戸惑ったような表情を浮かべています。

え?と口に出したのもここで出会うはずのない2人を見つけたからなのではないでしょうか。


そう考えるとバンチャン達が短編映画祭を開くことも分かっていたため、ヒョンジンの元に応募映像を送ったのではないかと考えられます。



ティザーの最後に映し出されたクレジットにはSKZFLIXでの設定が記載されています。
メンバー達は世界線移動に伴い少しだけ役割に変更がありますが、パボアラではスプリクター(撮影内容を記録・管理する人)だったスンミンは脚本家に変わっています。

つまり、いつどこで誰が何をするか。物語の鍵を握っているのは脚本家のスンミンなのかも知れません。




さて、最後都市伝説みたいな終わり方になりましたがw また続きの動画や新しい考察が思いついたら記事を書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?