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鬱で思うように動けないときに

よく歌詞とか、格言めいたことに
人生は一度きり、というのを聞きませんか

私はふと、日常でその言葉に気づいて、ハッとして
それから胸が少しだけきゅっとしました

なぜなら、鬱で思ったように動けないお休みを過ごした次の日だったから

強迫性障害でやりたいことを自分で制限しないと不安でたまらなくなるから

そんな人生は、一度きり、なのに充分に、充実して、思いっきり生きてないんじゃないかなって

これ、鬱と強迫性障害になって、何年も何年も経っている今でも、瞬間的に思います

だから鬱になってまだ時間が経過してない方や、時間が経過しても自分を責めてしまうときには本当に行き当たるとつらい言葉なんじゃないかなと思うのです
人生は一度きり、と言う言葉
すんごく鋭利だなと前向きを促しながらも、一方ではキツイ言葉だなぁと思うのです

でも今の私は、確かに、私は毎日、充足してるぞー、わーい!!とは生きてないけど
一生懸命生きてるし、この人生はこれはこれで仕方ないし、いいのだ、と思えるようになりました

それは東京から田舎へ越してきて、そこからいろいろ乗り越え、今はお医者さんや心理士さんなど、自分とパプリックな距離のある方に相談できるようになったから
人と密に関わるのは今はまだ無理だけど、行きつけの喫茶店などで、天気の話みたいなものができるようになったから

そういうことができる、私はそれで幸せで。

今日も小雪の降る中、お正月に溜まった資源ごみを整えたり、お部屋のお掃除をしたりして、お仕事の時間を迎えることができて

そんなことが幸せで、人生は一度きりかもしれないけど、自分の背中をドン!と押すことをやめて、しっかり足を地面につけて、フラフラするときはあっても、さっと寄りかかれるところがあって、また地面に足をつけられる

それが幸せなんです
それで幸せなんです


新しい刺し子
曲線とブルーがきれいで
ハッとします


お力添えありがとうございます。