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精神科勤務の作業療法士が、不安障害で休職した話。その1

こんにちは、コハルです。
今回は『休職』をテーマに、
体験談を書いていこうと思います😊
体験談を読む上での注意点はこちらから↓

はじめに

プロフィール記事でも書きましたが、
昨年の秋に2ヶ月間休職しており、現在は時短勤務で働いています。

今回の記事では体験を振り返りつつ、
・現在仕事が辛くて休職を検討している
・今まさに休職している方
の何かしらのヒントになればと思います(*´ω`)

元々の性格に環境の変化が影響した。

不登校体験を経て、作業療法士として精神科で勤務している私。やりがいもあり、同僚・上司に恵まれてもいました。ただ、元々の性格として新しい物事への適応が苦手で、人と関わることでのエネルギー消費も激しく、日々疲弊していました(^_^;)

変化が苦手な私に大きな影響を与えたのは『コロナ感染症』です。
職場でもコロナ感染者が発生し、徐々に広がっていく状況。
一部ではクラスターも発生しました。
通常業務からコロナ対応へと一変し、皆で対応を模索する日々(*T^T)
ニュースで見ていた防護服をまさか自分が着るとは思いもしませんでした。

環境の変化に弱い私は、ここで不眠や落ち込みが発生しました。
夫と話し合い、一度は止めていた抗うつ剤の服用を再開することに決めたのです。

コロナ感染は徐々に落ち着き、職場も戻りつつありました。私も一度は抗うつ剤服用をストップしようと考えて、実行に移します。服用せずに過ごしてみると、明らかに落ち込みやすく、仕事が手につかなくなりました。そこで、「やっぱり必要なんだ」と再確認することに。

服用を継続しながら勤務を続けましたが、少しずつ身体症状が出始めます。

心臓が痛い…。身体症状が出てきた。

朝起きて感じる胸の違和感…
ぎゅっと掴まれるような感覚で、気持ちも沈んでいきます。
「出勤のために準備をしないと」と思っていても中々気は進まず。
急に泣きたくなったり、職場へ向かう途中で事故に遭いたくなったりと、出勤すること自体が大きなストレスだと感じました。

職場で年1回行われているストレスチェックテストでも「要相談」と診断され、限界を感じ初めます。心臓の痛みも続いていたので、内科(循環器)を受診しましたが、結果は異常なし。医師からはストレス性の可能性を指摘されました。

「休職を考えてもいいんじゃない?」夫から提案を受けても、
『職場に迷惑をかけたくない』との思いから決断することができず…。
1日で必要な業務をこなして、1時間ほど早退するという方法で、なんとか自分自身を誤魔化していました。

休職するにも勇気が必要

私が休職を渋っていたのは2つの理由がありました
①「職場に迷惑をかけたくない」
② 金銭的な不安

①「職場に迷惑をかけたくない」
長期的に休むことで、その枠を埋めようと周囲の人の負担が増してしまう。
業務的な負担が増えるのでは?との思いから決断に時間がかかった。
↓↓
夫・カウンセラー・心療内科の主治医からの後押しもあり、「休職した方がいいかも」と思えるようになってきた。また、産休育休の職員がいても、業務内容の工夫でどうにかなったので、仮に私が休職しても業務は回るかもと考えが変わっていった。

②金銭的な不安
使える制度がないのか調べ、「自立支援医療」「傷病手当」の使用を検討した。
また、会社の業務規則を読んで、自分が休職できる期間を調べて目処を立てた。

自分自身が不安に感じている部分を徐々に解消していき、最終的には休職しよう!と思えるようになりました。そして上司へ相談することに決めたのです。

長くなったので、第一弾はここまで。
次回は休職後の体調の変化や過ごし方についてまとめていきます(^^)
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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