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ビーフジャーキーをストレッチでほぐせるか

筋肉には、温かい血が通っていてこそ、柔らかさ、伸びが出てきます。

色々な原因で、その血が十分に通わなかったとしたら?
(完全に血液が遮断されていたら壊死してしまうので、これは除外しましょう)

その筋肉がようやく維持できるだけの血液量で生きながらえている状態だと、筋肉はとても固くなり、痛み・だるさが発生します。

肩こりなどはまさにその状態です。

肩こりは血液が、何らかの理由で長時間にわたり不足したり、血流が低下し、酸素不足や老廃物の排泄不全を起こして起こる現象と考えることができます。

中医学的には、血虚(けっきょ:血が不足している)、瘀血(血の流れが悪い)と呼びます。

この状態で、ストレッチをしたりする。
これがいつも患者さんにご説明する時に例える、”ビーフジャーキーにストレッチさせる”状態です。
痛いばかりで十分な効果が得られません。

マッサージに行っても同じこと。
その時には良い気がしても、同じ状態に戻ることが多い、あるいは逆に悪化したりします。

固くなっている筋肉に酸素たっぷりな血液を、十分に流してあげること。
そうすることで、筋肉の緊張を緩和して、初めてストレッチの効果が出てきます。

まずは、血が不足していないか、血液がスムーズに流れているかどうかチェックが必要です。
また、何が原因で血流不足を起こしているのか(気の滞り=ストレス、冷えなど)も一緒にチェックしましょう!

#漢方薬剤師のnote #肩こり #血虚 #瘀血

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