コミュニティがやっとできてきた

半年ぶりに更新してみる。あれからいろいろなことがあったのだけど、Twitterのほうに書き込んでいくのでやっとで、こちらを更新する気力がなかったのでそのままになっていた。
一人きりで奮闘していた半年前とは状況が変わり、今はともに暮らしを営む仲間たちが集まってきて、ようやくコミュニティらしい感じになってきている。
はじめはオーナーとほとんど二人三脚でやっていた「MUGENプロジェクト」は、昨年、ラメール三条の自治的運営を目指した居住者組合のような団体として再スタートを切った。もちろん居住者の中で賛同している人たちも参加してくれている。
MUGENプロジェクトは現在、外部からの参加者3名、居住者メンバー6名の9名の大所帯となった。(もちろん関わり方の濃淡はあるのだけど)
居住者メンバーが、2023年の暮れから急に3人も増えて、彼女たちの入居がMUGENプロジェクトを盛り上げる機運となった。
みんな、どこか病んでいたり心や体を痛めていたりするけれど、芸術を愛する心優しい人たちが揃っている。こんな素敵な仲間たちがどうして集まってくれたんだろう、と思うほど…
人数が増えてきたので、居住者どうしでの自発的な交流も起き始めた。これはもっとも望ましいこと。何も言わなくても自分たちでつながりを作り、自律的に動き始めた。相互に連関しあい影響し合う。有機的だなと感じる。ラメールのビル全体が一つの生き物みたいに呼吸しているように感じることもある。
それとは別に、定例ミーティングも月に一、二回ほどのペースでやっている。ここでは各メンバーの近況報告から始まって、困りごとのシェアや相談など、実際的なことをメインに、時に少し内面的なことも話したり、対話的な場面もある。
持病があるなどでなかなか実際の場に出て来れないという人(私も含め)もいるため、この定例会は今のところオンラインをベースにしている。(そのうちリアルでも開催したいという声も)
はじめの数回は、発起人である私が司会進行をつとめていたけれど、それだと何か私が中心人物とか権力者のように見えてしまうのか、私に対して責任を求める声なども出てきたため、そうではなくメンバー同士は対等な関係で、ひとりひとりが主人公であることを意識してほしいと思ったので、司会進行も持ち回り制でやりたいと提案した。
そんなふうにひとつひとつ確認しながら、みんなの意見をききながら進めている。今のところみな積極的に参加してくれているしありがたい。
今年度はこうやってコツコツとミーティングを重ねて、居住者同士のコミュニケーションをはかり、連帯を強めて自治の体制を少しでも作っていけたらいいなと思っている。
居住者たちによる自律的な自治グループができてきたら、願わくば、次の段階(来年度あたりからか)では、場所にとらわれないコミュニティを目指していけたらいいなと思っている。
居住者たちはみなそれぞれ夢や目標をもっており、比較的若い世代の人が多いので、メンバーの入れ替わりサイクルは結構早いのではないかと思われるのだけど、もし可能なら、ラメールから出た後もコミュニティの一員として関わっていけるようにできたらいいな…とか空想している。
なかなかそううまくはいかないのはわかっているのだけど、お互いの近況をききあったりする仲間であれたらいいな…と思うのだ。
もちろん、居住しているメンバーはこれまでどおり運営ミーティングをひらいて自治に取り組んでいって…
とりあえず、ラメールの近況を報告しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?