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はらう(祓)

「夏越の大祓」が近いためか、「はたき」っぽいのが夢に出てきてnote。

白い大きな狐さんの尻尾だったような、
神主さんがバッサバッサしてくださるアレだったような、
はっきりとはしないのだけれど。

「なんだかあの通りのあそこ重たいんだよね」と
どこかの国のどこかの人たちが話していて、
白いその「ほわっ」としたものが、
「ほわっ」っと祓ってくれて、
何かの滞りがなくなったみたいなイメージ。

・・・

現実的にも、この時期、
人体に良からぬ菌ちゃんが絶賛増殖大セール中ですし、
意識してお掃除しないとね、っていう昔からの習慣なのだろうけれど。

ジメジメしていて重たさを感じるから、
なんだか、目には見えない良からぬものが
くっついている気もしたりして、
「茅の輪くぐり」
で、スッキリ!
というのは、江戸時代にも描かれていたようで。

本人がスッキリすればいいのだけれど、
スマホで撮影しながら、潜っているのを見ると、
「祓えてないんでない?」
なんて思っちゃう私の、そのブラックな気持ちこそ
掃除しなきゃです(笑)

・・・

「気持ち」「気(心)の持ちよう」という表現がありますが、
おそらく私たち、無意識に
自分のではない、他人の「気(気持ち)」や、
その土地だとか場所に留まっている「気」を、
貰っちゃったり、あげちゃったりして生きている。

半年も経てば、相当な量だろうなと。

ホコリがホコリを引き寄せ、積もっているのはわかりやすいけど、
空中に舞っているのは、気付きにくいものね。

ハタキだろうが、掃除機だろうが、
部屋の中の全てのホコリを除去するって、ありえない。

それでも掃除をするのは。
結局、自分に魔法をかけているわけだと思えば楽しくないですか?
(無理があるかなw)

ファンタジー(物語)に登場する魔女さんは
ホウキに乗って飛んでいるし、
魔女の修行には「掃除」がつきもの。

掃除させるための、子供騙しだという考え方もあると思うのですが。
禅僧の修行にも「お掃除」。

あ、子育て中などで、毎日のお掃除が大変な人生のパートにいる方々は、
無理せず、どんどん時短していただきたいのですが。

・・・

「祓え給え、清め給え」

と、自分に魔法をかけて

「不垢不浄」

な心持ちにリセットする。

自分の中の掃除をして、夏を迎えましょう。
という先人の知恵なんじゃないかと思うのです。

かくいう私もしばらく留守にしていた家を、
大掃除しようと思っています^^

・・・

読んでくださってありがとうございました。
ジメジメ蒸し暑いので、ご自愛ください。


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