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クライミングを始めたきっかけ

クライミングを始めて、7.8年くらい経つだろうか。
今では、だいぶメジャーになって、ネットやテレビでも見ることが増えた。
とは言え、まだまだ知られてないことも多い。

今から8年前、7月のある休日、久しぶりに友人とランチをすることに。
友人とは前に職場が一緒だったのだ。
世間話に始まり、近況状況など、あっという間に時間は過ぎていく。

そんな楽しい時間も過ぎて、別れるにはまだ時間がある。
街中をぶらぶらしてたら、とある一角に山道具店が目に入った。
入口には、「ボルダリング体験会」のノボリが立ち並んでいた。
食後の運動?とまではいかないが、少し興味があったので友人も巻き込んで参加してみた。

着替えとかなかったけど、そのままでも大丈夫との事で、
そのままの格好でやってみた。
クライミングシューズとチョークバックをレンタルした。

店員から説明を受けて、いざ体験会の開始!
下は8級から、上はその当時は1級までだったかな。
(今は初段、二段、三段とジムでそれぞれ)
スタート位置には、手足を置く目印のテープが貼ってある。
テープとホールドは同じ色で、級別にいくつも設置されてた。

自分らは、とりあえず優しいのからやってみる。
8級、7級までは、考えずともクリアできるほど優しい。
6級は、ちょっと考える、
5級は、ちょっと力がいる、
ここまでは経験がなくてもできる範囲らしい。
それ以上は、筋力・保持力・テクニック・体幹が必要になってくる。

友人と2人で夢中になるも気づくと、あっという間に1時間が経ち体験会は終わった。

店を出て、友人と盛り上がる。
どうやら2人とも、まだやり足りなかったらしい。
今日のところはと言いつつ、気づくと次にクライミングジムへ行く予定を組む話をしていた。

ハマるまでいかないけど、なんか面白かったんだろうな。
その後、1週間に1回もしくは、隔週に1回くらいのペースで通い始めた。
このころは、ボルダリングに慣らす感じで体動かしたかったんだと思う。
ただ、甘く見ていたせいか最初の頃は、ボルダリングで身体中が筋肉痛になることが多かった。

半年経つ頃には1週間に2回、月に7.8回のペースになってた。
ただ、それと同時に友人が実家に戻ることになり私は1人になった。
1人になって通えるのか迷った。
知り合いもいないし、人見知りの自分は続けられるのか心配だった。

けど、そんな心配も問題なく、店員が常連に声をかけて輪に入れてくれたのだ。
今思うと本当にありがたいし、親切だったなぁと。
ボルダリングも1年経とうとしていた頃、常連の知り合いも増えた。
そんな中、リードクライミングをしている人とも知り合い、
ジムでのリード講習会に誘ってもらった。

それがまた新しい出会いに繋がった。
ボルダリングと違って、リードクライミングは、
より高い壁をロープを使いながら登っていく。
ボルダリングは、1つ登り終えると降りて、また登っての繰り返し。
リードクライミングは、1つが長いのだ。
なんだ、これ、めちゃくちゃ楽しいじゃん!!

ボルダリングは、クライミングシューズ、チョークバック。
リードクライミングは、ハーネス、ビレイデバイス、グローブ、ロープが必要となる。
道具の投資が必要だけど、最初はレンタルから初めて、少しずつ揃えていった。
そして1人ではできない…。
ビレイヤーと呼ばれる相手がいないと登れないのだ。

いろんなビレイヤーと組むことで知り合いも増えて、
いつしかリードクライミングしかやらなくなって、
新しく知り合う人からは、リードの住人と言われるほどにまでなってた。
ジムでは、ボルダリングの頻度よりもリードクライミングのが多くなってた。

今の自分があるのは、たまたま寄った体験会と付き合ってくれた友人のおかげだ。
いろいろスポーツやってきたけど、長く続いてるのはクライミングかな。
色んな意味で、道が広がったと思ってる。
クライミングの詳細については、また別の回で話すとしよう。

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