前が見えないよ
見失った
季節が終わった
ずっと耐えていた苦しみから
早く逃げたくて
何度も声を出そうと思いだしてみるけれど
助けを呼ぶ方法さえ
僕は知らない

闇が閉ざす街にも
夜明けを願い祈ろう
君が顔を上げた時に
そこに光が見える
誰の声も聞こえない
泣くのに疲れ眠った
僕が目を覚ました空は
きっと朝陽で彩られているだろう

もうあきらめたと
意地を張って
じっと動かない
それじゃ何にも変わらないと
気付くのはいつなの？
誰かに殴られたら
想いが変わるものでもないし
ずっとこの場所にいたらいい
僕は知らない

闇に飲まれ死んでも
それもありかと目を逸らす
知りもしない光に触れる
それが怖いだけだろう
君の笑顔は悲しい
僕は涙を流した
次の季節までは歩こう
それでダメならそこで手を放すよ

闇が閉ざす街にも
夜明けはきっと来るから
君に光を見せたいな
君に笑って欲しい
遠くで起こる奇跡
僕はまだそれを知らない
次に君が向かう季節に
光の中で微笑む君がいた

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インストで音源リリースしました。