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映画「リメンバー・ミー」と”許す”ということについて

映画「リメンバー・ミー」を観た。一言で言うと最高だった。
特にプロット。展開、どんでん返しなど、話の転がし方がすごく上手い。


テーマとしては、音楽、絆、許し、死、など結構盛りだくさんだと思うけど、全てを一連のストーリー上で上手く関連付けていて、多さを感じない。

特に僕が注目したテーマは、ずばり”許し”。
先日コルクbooksのお題として上げたテーマだっただけに、作品上ではどういう回答が用意されているのだろう?と食い入るように観ていた。

結論から言ってしまうと、作品上で用意された”許し”は、僕が納得出来るものではなかった。作中の行為としては重要なトピックスだけど、主題ではないので、作品の質を落とすほどではない。(僕が編集者としてこの作品に関わるとしたらもっと深ぼるけど)

この作品はきっと大ヒットすると思うので、作品の良さについては他の人に譲るとして、”許す”ということについて、現時点での考えを少し書きたい。

今まで人を許せたことがあるだろうか?と考えた時に、許せたことが思いつかなかった。
軽い内容であれば、謝罪を受けたり、月日が流れたりするとほぼほぼ許せてる気もするけど、ここで取り上げたいのはもちろん重い(辛い)内容のもの。

どうすれば許せるんだろう?
償い?謝罪?やり返す?

例えば恋人に浮気されたら本当に心の底から許せる?
どうされたところで、完全に許すことは難しい、と僕は思う。

ほとんどの人は心の奥底に押し込めて、考えないようにしているんじゃないかな。きっと答えは無い問題なんだと思う。

答えの無い問題だからこそテーマとしては面白いとも言える。
なぜ相手はその行為をしたのかという理由、
行為をした時、した後、自分のことはどう考えていたのか、
そして、どうすれば許せるのか。
いくらでも議論できるし、いくらでも物語にできそう。

みなさんは、人を許したことがありますか?

そして、どうやって許しましたか?

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ウエサト トモム

フリーのマンガ編集者。元ストリートダンサー。それ以外はファッションと物とマンガに力がこもってます。音楽はHIP HOPからアラブ音楽まで。バンドもやってた何でも屋です。
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