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○○に決まってる!は、要注意。 「みなさんも対応がプロになってませんか?」

以前のバスでの出来事です。(何度も遭遇したけど、まとめました。)

みなさんも対応がプロになってませんか?

朝通勤のバスで、天神から乗ってきたお客さんとバス運転手の会話

バスでのやり取り


バスは、21A 天神発雁の巣行き
※東方面詳しくない方はピンとこないかもしれませんがw 路線図は、コチラ

お客さん「このバス 西戸崎行くとね?」 
(訳:このバスは、西戸崎に行きますか?)
バスの運転手「このバスは、雁の巣行きです。」
お客さん「で、このバス西戸崎いくとね?」 
(訳:このバスは、西戸崎に行きますか?)
バスの運転手「このバスは、雁の巣までしか行きません。」
お客さん「ん?西戸崎はいくん?いかんの?」 
(訳:西戸崎には、いくの?いかないの?)
バスの運転手「このバスは、雁の巣までしか行きません。」
お客さん「西戸崎は止まらんとね。」  
(訳:西戸崎には止まらないのね。)
バスの運転手「はい。止まりません。」
お客さん(独り言)「どれに乗ったら行くんやろうねぇ~」  
(訳:どれに乗ったら行くのかな?)

で、ようやくお客様は乗らずに出発

解説:同じバスの番号なのですが、 終点がいくつかあり、
今回のバス停で行くと、 天神(乗車バス停)>(中略)>雁の巣(今回のバスの終点)>(中略)> 西戸崎>(中略)>志賀島(ここ終点も有り)

お客様の聞きたかったことと、運転手の気持ち

ここで重要なのは、
お客さんが聞きたかったことは、西戸崎のバス停に自分が行けるかどうか出あって、雁の巣行きか志賀島行きかはどうでもいい。
また、東区の全バス停を、バスマニアみたいに覚えているわけでもなく、このバス終点の雁の巣が、行きたい西戸崎の手前か向こうかさえわからない人もいるはず。もしかしたら、はじめて娘の住んでいる福岡(西戸崎)に行く人かもしれない。つまり地名も何もわからない人もいるはず。だから訪ねている。 ちなみに西戸崎は、「さいとざき」と読みます。

つまり、バスの運転手にとっては、当たり前の
雁の巣行きは、西戸崎には行かないに決まっている!

バスの運転手からすると、毎日運転している道、雁の巣のはるか向こうに西戸崎があることは、常識中の常識。雁の巣行きって言った時点でわかるだろうと思いこんでいる。

バスの運転手とお客さんで、結構こういう掛け合い多いんですよね。

なにが正解かは、ないが。

西戸崎駅の行き方には、何通りかあってこのバスで乗換でもいけるが、直通で行ったほうが安かったり、乗り換えには、バスとJRがあり乗り換えの時間もきちんと調べないとはっきりと回答できなかったりする上に、お客さんが早くつきたいのか?安く行きたいのか?乗り換えたくないのか?までわからない。しかも、それを把握する時間は、ない。なぜなら他のお客さんはバスの発車を待っているので、他のお客さんにも迷惑がかかる事も考えないといけない。

したがって、この場合バスの運転手は、「このバスは、雁の巣行きです。西戸崎はその先です。なのでバスは行きません。」というのが、わかりやすいかなぁ。


プロになってませんか?

私の主催している「ビジネス交配会」でよく話す「プロになっていませんか?」ってこんなところ。
お客さんは常に素人。素人が訪ねていることは何なのか、そんなこともわからないのか?ではなく、そっかそんなことがわからないのか?って気づくかどうか。

バスの運転手は当たり前に対応した、丁寧に対応した。とおもっても、こうやってお客さんは、対応が悪かった、ちゃんと答えてくれなかったになるともったいなくないですか?

みなさんもお仕事始めた時は、素人目線が出来たはず。
でも、何年も同じことをやっていると、もちろんお仕事のプロになっていきます。
それは悪いことではなくアタリマエのことです。
しかし、お客様は、入れ代わり立ち代わり素人さんです。いつまでたっても素人さんです。
皆さんのお仕事上当たり前のことも知りません。だから皆さんに仕事を頼むのです。
お客様の目線に立ち戻るそういったことが、次のお客様や、お仕事に結びつきます。

私の本業のホームページの運営でもそんなことが多いんですよねぇ~。

一度考えてみましょう。あなたのお客様は、どんな情報を求めてホームページに訪れたのでしょうか?

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