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日記

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何も考えず

日記を書きたいと思って、でも紙に書くのは違って、やっぱりインターネットに書きたい。 Twitterは、なんでもないことを書くには意味ができすぎてしまった。 ライム色のiMacにテレホーダイでインターネットに繋いでいた頃の、ブログみたいな日記を書きたい。ただ書いて放つ欲求を満たすためだけの。 体裁を整えないことを目標にしたい。

    • 9日目

      退院しました。 今朝は6:50に採血。問題なければ退院できるので、ぼちぼち荷物をまとめる。 朝食後ピラティスを15分ほど。 8:30外来に呼ばれ聴力検査。 9:50〜最後の点滴。 先日の先生の話によれば14:00ごろには退院できるんじゃない、とのことだったので呑気にしていたけど、14:00過ぎてもなんの見通しも示されないので、このまま何も言わなければたぶん外来終わる時間まで放っとかれるな、と思い看護師さんに声をかける。同室で退院していった人たちも退院の時間の見通しが立た

      • 8日目

        月曜日がまた巡ってきた。もっと長いことここに居る気がする。ちゃんと社会復帰できるか不安な気持ちが芽生えてきた。たった1週間ちょっとなのに。 今朝も6時過ぎ起床でピラティスした。腰痛防止の効果はてきめん。前半戦で謎だった微熱も昨日くらいから下がって、左耳以外の体調は良好。 9時半〜11時半ごろまで点滴。左腕の点滴跡がなかなかのものになってきた。 退院後の分まで大量の薬をもらう。眠剤も1週間分処方されてたけど、そんなに副作用の不眠は続くのだろうか。日常生活に戻ればすぐ眠れる

        • 7日目

          ついに7日目。眠剤を飲んでも4時過ぎに目覚める。でも日中何かしないといけない訳でもないので、特にしんどくもない。 腰痛がひどくなってきたので、ベッドの上でピラティスのポーズをいくつかやる。20分くらいで少し楽になったので明日もやろう。 朝食。 日曜日のせいか昨日よりさらに静かな病棟。今さらだけどコロナ病床とかはない病院なんだろうな。 10時ごろ点滴開始。今日あたりからさらにステロイドは減量になってるはず。それとは関係ないかもしれないが11:30くらいに終わった。 昼

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        何も考えず

          6日目

          眠剤久しぶりだったけど、飲んだ直後は神経に作用してるな、という感じの妙な震えがあった。効果はいつもより長く眠れたかなという程度。今夜ももらっておくつもり。 朝食。メニュー一周した感ある。 今日は土曜日なので、看護師さんの人数も少なく、外来や検査もあまりないみたいでなんとなくのどかな空気が流れている。自分ももともと出勤しなくていい日だったので、どことなく気楽な気分になっているのが我ながら意外だった。一応平日は気がかりな気持ちもあるみたい。 9:45ごろ点滴開始。今日はさく

          6日目

          5日目

          寝つきは良かったけど何度も目が覚めてしまった。これは薬のせいというよりも昼間動かないせいだと思う。今夜は眠剤をもらうことにした。 7:50朝食。 8:30 聴力検査に呼ばれる。外来に行くと「世の中は動いてるんだなぁ」と思う。 今日の点滴は10時ごろから。昨日が右腕だったので今日は左腕。ステロイド100mg(たぶん)。 12:10ごろ終了して即昼食。 聴力検査の結果が気になって、今日は金曜日だし、職場に今後の見通しを伝えないといけないし、と待っていたけど一向に来ず。シ

          5日目

          4日目

          明け方目が覚めてうとうとしてたが6時過ぎに起床(部屋のブラインドが開けられて電気がつく)。朝一の検温36.9℃とまだ高め。 7:50朝食。 木曜日はシーツを変えてもらえる日のようでさっぱり交換してもらった。建物は古い病院なので最初は不安だったが、お掃除も毎日行き届いていてありがたい。 今日の点滴は10時近くになって始まった。ステロイドの量は今日から半分に減る。ただ体に入れる液体の量は一緒なので、12:20くらいまでかかった。「お昼ごはん遅くなってごめんなさい」と言われた

          4日目

          3日目

          今朝は比較的眠れて、すっきりとした目覚め。ただ朝の検温で37.1℃の微熱。薬の影響でそういうこともありますから様子をみましょうと薬剤師さんが説明に来てくれる。 朝食。ジョアきた。 9:30ステロイド点滴。刺さりどころが悪かったのか序盤でとても痛くなりナースコール。ちょっと心臓がバクバクしたのは微熱のせいもあるか。角度を調整してもらったら治った。 点滴は2時間半かかり、終了後即昼食が配膳される。 12:30から心臓エコーと言われてたので急いで食べたが、呼ばれたのは12:

          3日目

          2日目

          初日の夜、なかなか寝付けなかった。ステロイドの副作用で不眠になることがあるので必要であれば眠剤を、と言われてたのだがナースコールを躊躇ってるうちに時間が過ぎていった。 それを今朝看護師さんに言ったら「そういう時はすぐ呼んでください。入院中にストレスを溜めない。」と若干叱られてしまった。入院患者初心者なのでなかなか入院患者しぐさができない。なまじ耳以外は元気なので、自分でできることは目いっぱいやろうとしてしまうし、頼るべき時がよくわからない。 でも看護師さんたちにしてみれば必要

          2日目

          1日目

          突然ですが今日から人生ほぼ初の入院生活が始まったので記録しておくことにする。 3月半ばから左耳の耳鳴りが日常生活に支障をきたすようになったので通院開始。中度の難聴との診断。ここまでの左右差は自覚がなかったので少しショックを受ける。 メニエール改善薬(1週間)…改善なし →ステロイド服薬(1週間)…改善なし →ステロイド点滴の為入院(9日間)←今ここ 通院でなんとかならないか模索したりもしたけど、そうなるとステロイドの量を半分にすることになるそう。中途半端にやって効果出な

          1日目

          日記

          一年以上前から計3回申し込みしていたアタッチメントセミナー、前回から何ヶ月も経って、最後の1回が今日だった。コロナでウェビナーになってしまってから、モチベーションがだいぶ下がってしまっていたけど、今回のが一番実践的で興味深かった。 春めいてきた休日にじっと篭って画面を見ている気が進まず、鴨川沿いにでも行ってピクニック気分で受講しようかと思いついて、準備していざ外に出たら小雨がちらつき、強風でそれどころではなかったので、結局家だった。そのせいか体が重く、内容が良かったにも関わ

          憑依

          映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を観て、ストーリーの本質とは少しずれるかもしれないけど、原作読んだ時から気になっていたことの覚え書き(特に面白くないです)。 キム・ジヨンが、産後うつからの育児うつにより発症したのが、母や祖母など身近な女性が乗り移ったかのように喋りだす症状。ジヨン本人が知り得ないようなことまで語る様子も、原作では描かれていた。 キム・ジヨンは、人よりも敏感に現実世界の矛盾に反応して、集合的無意識にアクセスできる才能があったということだと思う。 映画では、最

          配線

          このストリーミング、テレワークのご時世に、配信ライブなど視聴してるにも関わらずwimaxで全てをまかなってる猛者だったのだが、さすがに限界がきて、固定のwifiを自宅に引くべく申し込んだ。が、住んでいる建物が見た目からしてひねくれた建築物のせいか、配管に難ありとの履歴が残っているらしく、一か八かの工事だった(ほとんど諦めていた)。反対側の壁の裏側から線が這ってくる音が近づいてきて、穴からにょきにょきと出てくるのが面白くてじっと見ていた。壁と壁の間の見えない暗い空間を通っている

          有休。10:30〜11:30ピラティス。13:35から京都シネマで映画を観たいと思っていて、一度帰宅すると時間が微妙なので、書店に行き坂口恭平「自分の薬をつくる」を購入、サイゼで白ワイン飲みながら読む。面白い。 映画終わって家に帰ってからも読み続けて読了。坂口さんの本は昔、読み切れないことがあってしばらく買ってなかったけど、久しぶりのこれはスッと入ってきた。頭ではわかってることが多いので当然なのだが。 この本の通りなら、最近のもやもやは何らかのアウトプットが必要なサインと

          記憶

          以前、誠光社で開催されてた「肌蹴る光線」というレアな映画の上映シリーズが出町座であるというので行く。詩人でもあるジョナス・メカスの映像作品「幸せな人生からの拾遺集」。前から観たかったけど、このタイミングで観れるのは最近の詩への興味の引き寄せっぽい。 詩の朗読や音楽を耳に入れながら、断片的な映像を観ていると、おばあちゃんの家で夕食後、みんなで8mmフィルムを見ていた夜を思い出していた。子どもの頃あれは特別なイベントだった。そのせいかノスタルジックな気持ちになった。映像の内容も

          家にて

          休みの日家にいるので、これまでそんなに気にしてなかったこと、例えばUVカットのレースカーテンとか、冷房効率よくするためのサーキュレーターとか、ちょっとしたものをネットで購入して家が整ってきている。 例年この時期RSRに行くために3,4日留守にして、その度に弱ったり枯れたりしてきたベランダの植物たちは、こまめな水やりのお陰で小さな新葉を次々とつけて、生き生きと繁っている。 中止になったRSRの配信の中で、これからのフェスについての討論会があって、トシロウが「大量生産の音楽はコ

          家にて