2018年4月3日。

とあるTwitterのDMグループで、こんなメッセが飛んできた。

「いま招待制のSlackコミュニティを作りたいと思っていまして、ぜひおふたりと一緒に進めていけたらなあと思っているのですが、いかがでしょうか…！？何か楽しくていい感じのものを一緒につくれたら嬉しいです…！」

Waseiの鳥井さん（@hirofumi21）、ookamiの若月（@wakatsubasa）、そして僕の3人のグループだ。若月とは3年以上前の付き合いなので、何ら不思議ではないが、当時は鳥井さんと知り合ってまだ3ヶ月の仲。なのに、急にお誘いいただき驚いたことを、今でも鮮明に覚えている。

この鳥井さんからのメッセージから、Wasei Salonはスタートした。

このサロンのコンセプト、名前、仕組み、諸々を話し合い、21人が集う完全クローズドなオンラインサロン「Wasei Salon」が型取られていった。

21人のメンバーのほとんどは、僕が知らない方々で、ここから何が生まれていくのか？そこに対して具体的なイメージはまったくできていなかったけど、とにかくワクワクしていた。

はじめてメンバーがリアルな場所に集まったのは、下北沢のスナックだった。たしか、5月のこと。相当呑んで、たくさん歌って、初対面とは思えないほど盛り上がった。

（※たまたま同じ店で飲んでいた知らないおじさんも乱入笑）

そこから、僕らは交流を重ね、様々なプロジェクトが誕生。

僕ら自身の”価値観”を届けていくマガジン「透明化プロジェクト」。

Wasei Salonのロゴマークを制作する「VIプロジェクト」。

サイボウズ式第2編集部とのコラボ勉強会イベント（計2回実施）。

コミュニティマネージャー2人によるnoteマガジン+イベント「理想のコミュニティを考えよう」。

Wasei Salonの輪郭をぼかした交流イベント「スナックWasei Salon」。

オーバーエイジ枠3人と鳥井さんのLIVE配信企画「あっ、なんの話だっけ？」。

EVERY DENIMとの共同企画「真ん中デニム」。

数としては、そこまで多くはないけれど、どのプロジェクトも、メンバーの誰かが丁寧に想いをこめてつくった大事なプロジェクトだった。ほとんどのプロジェクトに関わったけど、最高に楽しかったなぁ。

プロジェクトとは別で、定期的に飲んだり、slackで日々交流して、関係性を深めていった。そんなWasei Salonのひとつの特徴としてあげられるのは、悩みもさらけ出せる空間があることだと思う。

実際に、僕もここ悩みを打ち明けて、メンバーのみんなに背中を押してもらったからこそ、今があると本気で思っている。さらけ出す行為は、人が思っている以上に大事なコト。そこから生まれる信頼感と安心感に、計り知れないものを感じていた。

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そんなWasei Salonも、立ち上げてから1年が経った。「まだ1年か」と思わせるぐらい、僕らは濃厚な時間を過ごしている気がする。

もともと、”1年で一区切りにする”という前提で進めていたため、ここがWasei Salonの１つの区切り。少し寂しさを感じたこともあって、1stシーズン最後の飲み会をすることにした。

21人中、16人（2次会で2人合流したから実質18人！）も集まり、この1年間の変化を共有し合い、バカみたいに酒を飲んだ。皆共通していたのは、何かしらWasei Salonからの影響があって、今のステージにいるということ。そんなことを、恥ずかしがらずに赤裸々に伝え合える空間ができたこと、それがなにより嬉しかった。

僕は、このメンバーと会えたことで、間違いなく人生の幸福度は上がっていて、自分1人では進めなかった道に現在立っている。このメンバーに背中を押してもらたからこそ、一歩踏み出すことができた。本当にありがとうございます。

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正直、Wasei Salonという”側”がなくなったとしても、僕らは関係性を切れることはないと思ってる。だからこそ、Wasei Salonという”側”を残し続け、さらに躍動的にこれからも挑戦していきたい。

先ほど、一区切りだとお話したが、Wasei Salonはここで終わらない。この4月から、さらにアップデートして活動していく。今はまだ詳細をお伝えできないが、テーマ性を持って、もっと多くの方と関わりながら活動していく予定。

僕としても、もっと本気でWasei Salonと向き合い、活動していく。この最高なメンバーと、面白いことを仕掛けていきたい。そう心から思えるほど、僕らこの1年間で確かな関係性を築いてきた。

ぜひ、今後のWasei Salonも応援していただけると嬉しいです。それでは！

（鳥井さんもWasei Salonについて書いているので、こちらもぜひ！）

（若月もWasei Salonについて書いてくれました！）