自分の家計がいくら必要なのか知らずにがむしゃらに働く施設長
おはようございます。
私がルーチンにしていること
①noteを月曜日木曜日にUPすること
②1週間に2日ジムに通う事
この2つは守るように昨年から続けてきた。
しかし今年に入って崩れている。
反省の為に言い訳を書こう。
まず1月は家族の体調不良があったためジムのルーチンが崩れた。
1週間ずっと家に居たこともありジムに行けず。
一度崩れると移動も含め1時間半くらいの予定設定を簡単に破る自分がいる。
先週も水曜日~金曜日まで関東出張があり、出張帰りの金曜日にジムを予定していた。
しかし、やらなきゃいけない資料まとめを優先し、行けなかった。
資料まとめを優先した、と書くと
「お仕事おいそがしいですね」
と思われるので書いただけ。
そもそも資料をまとめる時間を設定していたのだが、前日に飲みすぎ、予定していた時間が押しただけ。
単なる言い訳である。
②のnoteは月曜日と木曜日(たまに金曜日にズレることはあったが)続けていた。
しかし先週木曜日出張の為、書くことが出来なかった。
出張でも書くことが出来るのだが、飲みすぎて2度寝をした結果、書くことを怠った、という単なる言い訳である。
ルーチンを「崩す」のとルーチンが「崩れる」のは大きく違う。
間違いなく「崩れている」。
出張だ、出張が原因だ。
出張で飲みすぎたのが原因だ。
ルーチンを崩してまで出張で何をやって来たのか、社内メンバーも読んでいるこのnoteなので保身のために業務報告をしておこう。
いろいろ得たことがあったのだが、その中の1つの気づきを書く。
ある介護施設の施設長と飲みに行った。
男性30代後半、年収600万程度。
その会社に10年くらい勤務しているかな。
利用者様への思いが強く、長年勤めている現職にもまあまあ不満もあるらしい。
「不満があるならば辞めて別の会社に行けばいいんじゃない?」
「そうなんですけど妻や子供もいましてなかなか…」
「そうだよね、今の会社、給料いいしね」
こんな会話をしていた。
15年ほど前、私がアルバイトで入っていたデイケアで40代前半の男性理学療法士から相談を受けた。
「しみず先生、いい職場知らない?」
「どうしたんですか?」
「この施設、もう自分に合わないから変わりたい」
その理学療法士は施設の古株、この人も転職を考えるんだな、と当時は驚きの相談だった。
私は当時、何か所かアルバイト行っていたので別のアルバイト先を紹介した。
面接後、アルバイト先の施設長から私にフィードバックがあった。
「紹介してくれた理学療法士、給料が高すぎるね、700万は流石に出せないよ」
700万ももらっていたんだ、理学療法士がいない時代、給料を上げて就職してもらったのであろう。
結局、その男性は転職せず、700万もらいながら不満を抱えながら働き続けた。
転職を考える際に現在の給料が基準となる。
転職するならば同等の金額はもらいたいと思うだろう。
すると転職の選択肢は狭まる人が多い。
なぜならば「長く働いてくれてありがとう給」が日本は大きいから。
700万もらっていた人も500万に下げていいと思ったら選択肢は大きく広がっただろう。
700万維持したいと思ったので選択肢が無くなり、結局現在の職場にしがみ付きながら時間を過ごすことになった。
どんな人生を選択しても間違いではない。
私が飲みに行った施設長はどんな人生を送るのだろうか。
「そもそも年収下げたらダメなの?いくらあったら家計が回るの?」
「いやあ妻が全部やっていて自分はいくら稼いでも小遣い制なので…」
そもそも家計にいくらあればいいのか分かっていないのか。
「現在の給料以上ならば…」
と考える理由が分かった気がする。
このようなサラリーマン案外多いかも。
これは盲点だった。
妻に言われるがままに働く、そういう人が多いのだろう。
しかし、奥さんに
「俺はこれがやりたい」
と熱く語れば
「やりたいならやってみたら。給料500万はないときついけど。そこまでならば下がっても大丈夫だから」
と応援してくれるかもしれない。
彼は一旦奥さんと向き合ってみる。
転職しなかったとしてもその会話でこの先の生き方が変わると思う。
「ルーチンを崩してみようぜ」
私は「崩れたルーチン」を再び戻す。
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