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学生が最も尊敬する起業家ランキング【2021年度版】

昨年に引き続き、マイナビ「大学生が選ぶトレンドアワード2021」を発表されました。
そのなかで、「2021年にもっとも尊敬した起業家・経営者ランキング」が紹介されています。
大学生を対象にアンケートをとったものであり、2021年の1年間で最も話題になった人物が紹介されています。
それにランクインするということは現在の日本で最もメディアを賑わせている起業家・経営者といっても過言ではないと思います。

今後の日本、あるいは世界を牽引していく起業家・経営者とは誰なのか、今回はそのランキング結果をもとに書いていきたいと思います。

学生が最も尊敬する起業家ランキング

昨年も同様のランキングが発表された際、以下の結果でした。

【第3位】堀江貴文
【第2位】孫正義
【第1位】前澤友作

錚々たる顔ぶれの起業家がランクインしていますが、このランキングが今年どのように変わったのかについて見ていきたいと思います。

【第3位】イーロン・マスク

まず最初に学生が最も尊敬する起業家として第3位に挙がったのがテスラ創業者・イーロン・マスク氏です。

2021年10月時点で時価総額が1兆ドル(約114兆円)を到達し、飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長している超巨大企業です。

SFの世界を現実世界で実現させようとする飽くなき行動力に世界で最も影響力のある起業家としてランクインしています。

ロボット工学、火星移住計画、宇宙産業、次世代の再生可能エネルギー開発、グリッドスケール・バッテリー(電力網対応蓄電池)などはじめ、これまでの常識や当たり前にとらわれない画期的な事業を起こしていくモデルです。

近未来的なロボット工学、火星移住計画、宇宙産業、再生可能エネルギー開発に向けてこれまでにない画期的な事業を次々と興しています。
今や世界を代表する企業ですが、自動車産業、IT産業に留まることなく、地球、そして宇宙にまでビジネスを拡げており、イーロン・マスク氏のある意味「常識外れ」な構想や行動力に学びが多いです。

【第2位】孫正義

昨年に引き続き第2位の結果です。言わずと知れたソフトバンクグループ創業者です。

孫正義氏の名前が世に知れ渡りし始めたのは、2000年代のネットバブル期にてADSLモデムの無料配布キャンペーンといった斬新なアイデアで頭角を大きく表しました。その後、さまざまな企業の買収等で事業を次々と拡大させ、ソフトバンクを「投資会社」として世界に誇る企業として知らしめました。

300年企業という壮大なビジョンを持ち続けながら、常に拡張し続けるのは「未来をつくるため、いかがわしくあり続ける」という明確な指針があるからだと思います。
普通のことを普通にやっていては世の中の多数派を何も変わりません。やはり世の中で勝ち残っていき、かつ大きく台頭する企業に成長させるためには「いかがわしくあり続ける」というマイノリティーに属するという姿勢が大切だと学ばせていただきました。

【第1位】前澤友作

日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在する宇宙旅行を成し遂げた人物です。

これまで未知の世界、ロマンの世界というイメージだった「宇宙」をかなり身近に感じさせてくれた人物なのではないでしょうか。

今回の宇宙旅行は単なる旅行としての意味合いだけではなく、宇宙ビジネスの未来に大きく繋がるというように言われています。

サイバーエージェント社長・藤田晋氏や堀江貴文氏をはじめ、今後の宇宙ビジネスに対して積極的に出資し、今後の社会の在り方に変化をもたらし、新たなビジネスチャンスだと言われています。

特に通信事業や画像解析の分野で大きな発展を遂げるというように言われています。

藤田: ISTの通信事業はどのようなイメージですか。
堀江: スターリンクは専用のアンテナが必要ですが、僕らが計画している次世代通信システムは、携帯電話で通信ができるものを考えています。携帯電話を持っているだけで宇宙とブロードバンド通信ができる仕組みを、10年以内に実現しようとしています。今、楽天モバイルが一生懸命基地局を建てていますが、どう思いますか。

従来、携帯電話は地上に設置された基地局をもとに電波送受信していますが、それを宇宙に人工衛星を打ち上げることによって宇宙とブロードバンド通信ができる仕組みを実現しようとしています。

頭の中では空想の世界で思い描くこともそれを実現化させることに起業家として大切なことを学ばせていただきます。

前澤氏も国内に置ける民間人の宇宙到達というかたちで宇宙ビジネスにおける先駆者になり、思い描いたことを実現させていく姿に尊敬の念を抱きます。

おわりに

第3位 イーロン・マスク氏、第2位 孫正義氏、第1位 前澤友作氏と錚々たる顔ぶれですが、いずれにしても一代で現在のビッグビジネスを築き上げた創業者であることは共通しています。

このように今回のランキングでも学生からみても大きなビジョンや目標の実現化に向けて、どれだけ逆境があっても折れない芯の強さや情熱をもって行動していく姿、先見の明をもって大成功をおさめる姿に憧れを抱く傾向が強いことがわかります。

現代の日本ではチャレンジしようと思えば誰にでもチャレンジできる土壌が整っています。
偉大な創業者に倣って、何事にも果敢に、飽くなき挑戦心が大切だということが学びになりました。

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石川 裕規
株式会社Lead代表取締役

1991年生まれ 愛知県出身
高校卒業後、大手IT関連企業に入社。その後、外資系PCメーカーに転職し、セールス、プロジェクトリーダーを経験。
経営者との出会いを機に、21歳から会社員と並行しながら独立に向けて準備開始。
2016年に個人事業主として独立。2020年に株式会社Leadを創業し、「新しい時代を牽引し、可能性をもってチャレンジできる社会を実現」を理念とする。
現在では、コンサルティング、営業代行、IT・小売事業者への業務支援・プロジェクトマネジメントを行う。
「人の可能性は無限大」をモットーに日々チャレンジしている。

◆Twitter
https://twitter.com/consulting_999

◆メディア掲載
https://rerise-news.com/community/hiroki_ishikawa/

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