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こんにちは。大阪府にお住まいの方で、新型コロナ感染対策についてお役に立てばよいかと思って投稿します。

私と妻は50代。二世帯住宅で93歳の視聴覚に難儀する要介護1の義父と、パーキンソン病と軽度の認知症寝たっきりの87歳の義母とで暮らしています。
義父母とほぼ顔を合わせることはありません。介護ヘルパーさんや、訪問看護に人が毎日来てくださっているからです。
おむつ交換、用便介助、食事介助は難病指定の障害者保険等でうまくまかなっているところです。

義父が10月14日(金) コロナ陽性 が判明

ここからドタバタ劇がはじまる。

10月15日(土)午前中
ケアマネジャーから「コロナ患者のもとへは行けません。要介護5の義母は家族で介護してください。」
との連絡。訪問看護ステーションからも同様の連絡

家族で面倒を見られないから介護をお願いしているのに・・・
しかもキーパーソンは義父なので、同居の私達にはどんなケアプランかを示されていない。

以前、市役所でコロナ感染症対策室のコールセンターに居た妻の機転で
保険所へ連絡

こちらの要望は「義母を入院させてほしい。濃厚接触者のもとで介護をしたら、私達も感染してしまうのは必至」

保健所の対応「コロナ感染者でなければ入院できません。家族でなんとかしてください。仮に感染者であったとしても、入院できるかどうかはわかりません。」

とのこと。

10月15日(土)夕方
かかりつけ医師が訪問。義母もコロナ陽性であることが判明
医師の指示は「義父に以前処方している薬をうまくつかって飲ませてください。あとは自宅でなんとかしてください。」とのこと。

10月15日(土)夜7時
妻が保健所にかけあい、入院先を確保してほしい旨、電話で訴える。
同日、午後8時ころに搬送。入院に至った。

このやりとりの顛末を、義父に伝えなければならないので、部屋に入る。
普通に話しても聞こえないから、接近して耳元で大声で叫ぶこと数回。

10月17日(月)午前5時
私、38度の熱。
午前9時 訪問看護に来てくださっている病院へ電話し、検査をしてほしい旨を訴えたところ
「64歳の人は発熱だけでは検査できないことになっています。大阪府の感染症対策サイトにつないで、検査キットを送ってもらってください。」

とのこと。
そうか仕方がないかと思って大阪府のサイトにつないで検査キット送付依頼。翌日18日に届くらしい。

妻に報告
「訪問看護に来てもらっている老人の同居人だと言ってみたら」

とのことで、再度電話をしたところ、あっさり検査。即座に陽性とわかり、薬も処方してもらった。

17日、18日とひたすら眠る。
妻との接触を極力避ける。
寝っぱなしなので腰が痛い。
あまり薬は飲まないタチだけど、腰の痛みがたまらないためロキソニンだけ服用したところ、その日の夜に大量の発汗。19日の朝に軽快

19日(水)午前7時 妻発熱38度

まだまだ連鎖が続く

飛沫感染と思いきや、こりゃあ空気感染ってやつかと感染力のすさまじさに驚いた。
1週間も療養すれば回復するのだろうけど

要介護の高齢者と同居していれば、たとえ二世帯といえども、連鎖感染は防げないなあ。

かかったから言うのもなんだけど
コロナになった途端にいろいろな支援が離れていく。
そして依然として、この社会は、いろいろと制度のために個人がお金を払っているのに脆弱で、やっぱり個人が頑張らなければならないんだなあ

これを医療崩壊っていう言うのかとひとりつぶやいみた。

経済も大事だけど、いのちはもっと大事じゃないのかな。

そこで教訓
1.あれ?と思ったら「かもしれない」行動
2.言うべきところには、はっきりと窮状を伝える。「何とかしてくれるに違いない」という確信で動く
3.休む時には自分の免疫を信じ、徹底的に休む




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