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本気でやれば、やっかいなことなんて付き物だ。

2021/10/10 映画記録no.41「僕らのごはんは明日で待ってる」

先週の日曜日、映画を2本見ました。その日のnoteで1本は書いたのですが、今日はそのもう1本を書いていこうと思います。

ほっこりと温かい気持ちになれる、素敵な作品でした。

作品について

こちらの作品は、2017年に公開されたものです。原作は、瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」という小説。瀬尾さんのお名前は「そして、バトンは渡された」という本で知っていたので、原作を書いた方が瀬尾さんだと知った時、「あの方か!」という感じでした。
原作は読んだ事ないので、今度手に取って読んでみたいと思います。きっと柔らかい言葉使うんだろうなぁ。

あらすじ
切なくて、あたたかくて、はじめての“うるキュン”体験・青春ラブストーリー
ある日突然、無口な草食男子の高校生・亮太は小春に告白される。小春は、亮太とは正反対に太陽のように明るくて思ったことをずけずけと言いすぎる女の子。亮太はいきなりの告白に困惑しいったんは小春を振ってしまうが、次第に彼女の明るさに惹かれて付き合い始める。そんなふうに始まった恋は、二人が大学生になっても続いていたのに、ある日突然小春は亮太に別れを切り出す。実は、小春は亮太に言えない秘密を抱えていた。別れの理由がわからないまま、社会人になり――ある日小春の隠す真実を知った亮太は彼女のもとに再び走り出す。出会いから7年、運命の恋が再び動き始める――
キャスト

中島裕翔 新木優子
美山加恋 岡山天音  片桐はいり  松原智恵子



刺さった言葉

亮太が小春の自宅へ行った時、伝えた言葉がグッとくるものだったので、思わず巻き戻してメモを残しました。その言葉がこちら。

どんなことだって面倒だし、ややこしいんだって。
本気でやれば、やっかいなことなんて付き物だ。

本当にその通りだなって感じました。
本気でやればやるほど、自分の無力さに気づくし、問題を解決するのも面倒だし、色々考えるのもややこしい。
でも、“物事は全てそういうものだ”という前提でいることが大切なのかなって考えさせられました。


まとめ

この作品は、病気モノのストーリーです。結果的にハッピーエンドで終わりますが、それよりも主演の2人が美男美女なので、まずカップルのイチャイチャが美しい。笑

表に感情を出さない亮太と、何事もハキハキと喋る小春。全く正反対の2人が惹かれ合いながら、お互いがお互いを思いやってすれ違って、一度離れても想いは強く無くならなかった。そして、一緒に未来を歩く選択をして生きていく物語。

クライマックスで、2人で向かい合って、温かい定食を頬張るシーンは微笑ましかったな。

女性にとっては辛い経験でも、それを優しく全部包み込んでくれて、共に幸せを感じられるパートナーがそばにいてくれさえすれば、それは2人にとって最善の道なのかなって思いました。

日常に寄り添った物語で、心がじんわりと温かくなるような、素敵な作品でした。


おりょう☺︎

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