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相手を知りたかったら、やることは一つ。よく見ること。

2022/3/15 映画記録no.55「ワンダー 君は太陽」

今日は、この映画を見ました。
内容は全然知りませんでしたが、ずっと見たいって思ってて、やっと見れました。

この子のように、人と少しだけ違うというだけで、いじめららなり、避けられたり、注目されたり、人の目というものから出来るだけ避けて生活したいとヘルメットを被って閉じこもる主人公の姿が、見ていて苦しかったです。

でも、そこから段々と友人が増えてオギーに笑顔が増えていくのが嬉しかった。

思った通りのハッピーエンドだったので、そこまで衝撃的なことは起きませんでしたが、小学生が勇気を出す瞬間だったり、登場人物それぞれのエピソードが描かれていたので、より一層感情移入ができました。


あらすじ

全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化したヒューマンドラマ。ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。「ルーム」で世界中から注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブレイがオギー役を務め、「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツが母イザベル役、「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソンが父ネート役をそれぞれ演じる。


印象的な言葉

主人公オギーの母親がオギーにかけた言葉。この言葉は、なるほど…と思い知らさせました。自分の顔は過去から出来上がっているということ、そして心は未来を指していること。グッときました。

人の顔には印があるの。心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図なの。

ヴィアが演劇のステージで言ったセリフです。ストーリーがあるからここだけ抜粋しても、ちょっと分からない部分もありますが、涙を必死に堪えて演技をするヴィアの姿に心打たれました。

人生は早すぎて、お互いに顔を見る時間もない。気づかなかった、あんな風に時が流れるなんて。世界は、素晴らしすぎて気づかれない。

全校生徒の前で、校長先生が言ったセリフ。偉大さとは、強さとは、オギーやその他の友達の回想シーンを流しながら言う展開はグッときました。

偉大さは、強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。最も偉大である人とは、自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている。

1番最後、オギーのナレーションで締め括るシーンです。よく見ること、本当にその通りです。

人を労われ。みんなも闘っている。相手を知りたかったら、やることは一つ。よく見ること。


見終わって

偉大とか、強さとか、そういうものはよく分かりませんが、この映画を通して人をよく見ることの大切さを改めて感じた気がします。

顔は、その人の過去を表す。

どんなことをしてきたのか、どんな道を歩いてきたのか、どんなことを思っているのか、そういうものが顔には現れる。

心は、その人の未来を表す。

これからどうするのか、どうしたいのか、何を考えているのか、そういうものが心に現れる。

相手を知りたいと思ったら、人をよく見ること。


当たり前のことだけど、当たり前のことをちゃんと教わった気がしました。

素敵な作品でした。


おりょう☺︎

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