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会社の人

昨日良いことがあった。
密かに好意を寄せている人から、仕事上で電話がかかってきた。そう、同じ会社の別の支店の人だ。
一度だけ会社のイベントで顔を見たことがある。
お酒を飲みながらワイワイやる場だったけど、
私もだけど、相手も社交的なタイプではなさそうだからお喋りもしなかった。
ただ、仕事上関わりがあるからメールのccに入っている程度だ。
ちょっと良いなと思ってる。
だけどこれについて誰かに仄めかしたり、ということもしない。だって、もし私がその人に好意を持っていることが知れたら自分の首を絞めることになる。
仕事やり辛くなるなんて無理。収入が途絶えるのなんて考えるだけでゾッとする。
そんなこと怖くてできやしない。
だからひっそりと、アイコンの表示を見ては、
ああ今日も出勤してるんだね、良き日になるわと思って日々過ごしてる。

あと2ヶ月すれば夫と別居を始めて一年経つことになる。
自分から言い出したくせに夫は一向に離婚してくれそうにない。ましてや撤回してきたのだ。
それから私は何度、離婚届を送ってくれと懇願したことか。
「離婚したい」と夫から言われた時、ヨシ来た!!と思った私。しかしそれ以降ずっと夫のウダウダに悩まされることになる。

なんで結婚なんてしたのか。
過去の自分に言いたい。もうちょっとどうにかならなかったのかと。
本人達は結婚できないことを恥じているようだか、今もまだ独身でいる同世代の友人、知人達は本当に賢いと思う。
少しの違和感も見過ごさないことが本当は大事。
それが自分を大事にするということ。強いては自分の人生を生きるということ。
間違った選択をして、枠の中でしか生きられない自分は浅はかな馬鹿だ。
結婚をしたことをこんなにも後悔するなら、あんなにすぐ決断するんじゃなかった。
「よ〜く、考えなよ」
母の放った言葉をもう少し重く捉えていたら、こんなことにならなかったのに…
このままずっとモヤモヤしたままかな。
あとどれくらいこの状態でいるのか。
かと言って、独り身になったアラフォー女を相手にする人なんているのか。
というか、分かったことが一つある。
それは自分が結婚に向いていないということだ。
今となって思うのは、勉強にしろスポーツにしろ向き不向きがあるように、結婚にだって向き不向きがある。それなのに、結婚するのが当たり前というような社会情勢がちょっとおかしいよね、と思う。
結婚できないから変わっているとか、そうじゃなく、勉強やスポーツのように結婚だって向き不向きの話なんだよね。

もう何を思おうが後の祭りで、「契約」を交わしてしまったのだから、自分の人生をやり直すなんて難しいことのように思える。
なんか大分話が脱線してしまった。
その会社の気になる人、多分年下だと思う。相手が年下ってだけで大分ハードルが高く感じる。
電話で話した感じ、会話をリードするでもなく私が緊張したら相手も緊張してしまっている気がした。
それがガッカリとかそういうわけじゃいけど、なんか一応人妻の身で誰かと親しくなろうとしている自分がアホらしいなと。
多分この気持ちはリアルな友人含め、兄弟とか会社と全く関係なさそうな人にも話すことはないと思う。
だけど、ちょっと辛いんだよね。同じ会社だとか、自分は別居しているとはいえ離婚できないとか色んな要素が重なって上手くいかないのが。
今はただ気が済むまで、今日はあの人出勤してるラッキーと思って過ごすんだろう…


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