心臓の役割と必要な栄養源について触れていきます。

美容関係でお仕事していた経験があり、一応、資格（AEA エステティシャン上級と、日本化粧品検定3級）を持っております。

経験を通して学んできた知識として、皆さんに何かためになる情報をお伝え出来ればと思って、記事を書いています。

ここ最近の記事はスキンケアのことでしたが、今回からは体内について書きます！

五臓六腑が大テーマになりますので、是非、全臓器の記事見て下さると嬉しいです！

わたしは、理想の肌でいられるため、健康的な身体を作るため、スキンケアや運動だけではなく、良質な食事も必要と思っています。

食事療法って響きが好きで、病気になってしまったら薬や手術で治療をしないといけなくなるし、そのための時間やお金も必要になりますが、病気を未然に防ぐためにはバランスの取れた質の良い食事が欠かせないなと体感することが身近にたくさんあるからです！

それに、なにか嫌なことが続くと、起きるのがしんどくなったりするのは、感情やメンタルの変化は体調の変化に影響します。

いつも元気で明るいメンタルでいられるためでも、やはり体（内蔵）の健康が肝心要なのです！

病気と直接的でないように思える、メンタルの不調、なんか低血圧、なんかだるい、なんかイライラする、そういうのも五臓六腑の不調が関わるのだそうです。

ということは、健康であることはメンタル向上にも繋がるということです！

気持ちが穏やかになると、体の不調も自ずと減っていくのです！

あと私がこの記事を書こうと思ったもうひとつのきっかけ、、、本やネットで調べると、それぞれの臓器に対していいよと言われる食べ物が結構バラバラ、、、

それが私にとって結局何を食べるのがいいの？？ってなって終わってたので整理するために理由付けして書いたというのもあります(笑)

というわけで、五臓六腑別、私たちが健康的に生きるために何をやっているのかその臓器の役割と、その臓器のエネルギー源

として必要な食べ物を紹介していきます！

今回は五臓のひとつ「心臓」について、役割と必要な栄養を書いてみました。

≪心臓の役割≫

心臓は、私たちが生きるためにかなり重大な任務を毎日毎時間毎秒、遂行しています。役割としては

・心筋という筋肉を使い全身に血液を送る。

全身の各細胞に、血液と一緒に必要な酸素や栄養を届ける為に、私たちの意志とは無関係に（電気信号で動いている）心筋という心臓の筋肉が、縮小と拡張を繰り返すポンプとして機能しています。

また、各細胞から受け取った二酸化炭素や老廃物は、血液とともに再び心臓に戻っていきます。

身体を血液が、酸素などを送るために巡っていくと末端のときには酸素がなくなってしまうので、また酸素をもらいに肺に流れ、受け取ったのち心臓に送られるという流れです。

心臓周りの血液はポンプがあるので流れは良いですが、末端までそのポンプ機能の影響は及びません。

そこで活躍するのが、体のあちこちにある、私たちの意思で動かすことの出来る筋肉たちです。

特にふくらはぎの筋肉は、下半身の血液循環、上へと流れる血流の促進のため、第二の心臓とも言われるほど大事な筋肉です。

私たちが意識的に動くことで各地の筋肉がポンプの役割を果たすので、心筋とそのほかの筋肉は性質が異なるのです。

補足すると、運動不足（=筋肉の動きが少ない）は血流の流れを悪くします。

適度な運動も、血液循環のために、必要なのです。

≪心臓に必要な食べ物≫

心臓のあのドク、ドクという動きは、一定のリズムで意志とは関係なくポンプ機能として動くので、私たちが食べる食べ物によって、直接的にポンプの動きが良くなるとか悪くなるとかいう影響には及びませんが、間接的には大いに影響します。

結局、血液の滞りが悪いと心臓そのものに送られる血液も勿論いいものではないので、血栓が出来やすく、場合によっては心筋梗塞や心不全になる可能性が高くなります。

血液循環不良や、質の悪い血液であることは、心臓に関わる病気になりやすいです。

そういった意味では心臓の為に、より良質な食べ物は摂取すべきなのです。

では、心臓にいい食べ物、栄養素別でみていきましょう。

【タンパク質】
心臓も、先ほど伝えたように、他の筋肉とは全く性質は異なりますが、心筋という筋肉が血液を送るために働いています。
筋肉の素といえば、タンパク質です。
良質なタンパク質摂取が、いい筋肉を作り働きも活性化させるのです。
鶏肉やマグロなどの赤身の魚、納豆などの大豆製品、チーズなどの乳製品、卵がタンパク質摂取にはおすすめです。

【不飽和脂肪酸】・・・植物性脂質、魚の油
油には植物性と動物性があります。
違いは文字の通りです。
植物性にはごま油や米油、サラダ油、菜種油、コーン油、アーモンド油、オリーブ油などがあります。
常温でも固まらない性質を持ちます。

さんまやイワシなどに豊富な魚の油（DHA、EPAと呼ばれる成分）は海産動物性といって動物性ではありますが、固まらないので、これらの性質の油は不飽和脂肪酸という種類になります。血液サラサラになるのでおすすめですし、頭をよくする意味でも子供の時から摂取してると良いです！

動物性は、バター、ラード、牛脂、豚脂などがあります。
料理する時が一番分かりやすいかもですが、あったかいと柔らかくなり、常温になると固まる性質があります。

肉炒めなどの肉料理が余って時間が経つと脂が白く固まってるのを見たことがあると思いますが、それも動物性油の典型的な特徴です。
飽和脂肪酸という種類になります。

この固まりが血管の中でも起こるので動物性ばかり摂ってると動脈硬化や血栓の原因になり、心臓には大敵なのです。

/////余談/////

動物性の油は、どうしても美味しいから、心臓のために控えるなんて、、難しいですよね。
やめられない方は、ダイエット成分としても人気なウチワサボテンなどの食物繊維がおすすめです。
サボテンの食物繊維効果であぶらと結びつき、体の外に出してくれるので、脂質の吸収も抑えられます！
よくよく考えると良いですよね！
食べたことをなかったことにしてくれるよーなもんじゃないですか！素敵すぎます♡笑

ただ、外国では食用として使われるウチワサボテンですが、日本では馴染みがないので、今のところサプリメントなどで摂取するのが主流だそうです。
摂るとしたら、食後がおすすめです。

【ビタミンC、カリウム、トリプトファン】
ビタミンCに関わらず、どのビタミンも大事です。
カリウムに関わらず、どのミネラルはも事です。
また、基本的には心臓にというより何に対してもビタミンとミネラルは必要です。
摂った栄養を体のエネルギー源として使われる工程でビタミンやミネラルは働きます。※勿論それ以外にもあります。

・ビタミンC
ストレスがあると心臓含め内蔵全般も元気をなくし、結果疲れやすくなります。
ストレスがかかると失いやすい栄養素があります。
それはビタミンCです。ビタミンCは、粘膜などを強くしたり抵抗力や免疫力を上げてくれたり、メラニン生成抑制、抗酸化作用など、ありがたい働きをしてくれます。
抗酸化作用の働きがあるということは、ストレスでビタミンCが失われたら体内が酸化しやすくなるので、比例して病気もしやすくなります。

1日100mgの摂取を勧められていますが、現代では、タバコやお酒、ストレスの影響が大きい人ほど100mg以上の摂取を勧められております。
ビタミンCの専門家で1,000mg摂りましょうと推奨している人がいらっしゃるくらい、現代のわたしたちには必要な栄養素です。
※特に心臓はストレスと直接的に関係するところもあって、ストレスがかかると交感神経が優位に働き、脈が早くなります。よって血液をたくさん送らないといけなくなり、心臓に負荷がかかります。
そのため、心臓が悲鳴をあげないためにも、ストレスで失ったビタミンCをどんどん摂っていきましょう。
ビタミンCはレモンやオレンジなどの柑橘類、キウイ、アセロラ、ケールなど果物や野菜に多く含まれてます。

・カリウム
カリウムというミネラルに関しては、ナトリウムというミネラルと関係しています。
ナトリウムはカリウムとともに体内の水分の調整をする大事なミネラルです。塩の成分でもあります。
塩分が多いとむくみやすくなったり高血圧の原因になりますが、高血圧は心臓が血液を送るのにたくさんの力が必要になり、心臓の負担に繋がります。
塩分過多になったときに、塩分（ナトリウム）を体外に排出するため、働くミネラルがあります。カリウムです。

ナトリウムは意識して摂らなくても摂取しやすいので、塩分多く摂ったなと思ったときはカリウムの多い里芋（イモ類）やキウイ、バナナ（果物）がおすすめです！

・トリプトファン
この栄養素は、有名な話かもしれませんが、別名「幸せホルモン」と呼ばれている「セロトニン」を生成するアミノ酸のひとつです。
リラックス効果があり良質な睡眠にも良いそうです。
コレステロール値、血圧を調整してくれることから、個人的に心臓のためというより体のためにおすすめしたい栄養素です。
チーズやヨーグルトなどの乳製品、レバー、大豆製品などがおすすめです。

以上、心臓の働きと心臓におすすめの栄養素（食べ物）でした！

ほかにも心臓にとって嬉しい栄養素いろいろありますが、これだけでも意識して食べると違うと思うので是非参考までに！

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございます。