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言葉と本心

昨日の夜、双子の娘1をしこたま怒鳴った。

理由は同じく双子の娘2にいたずらをし、娘2が「いやだ、やめて」と何度も言っているのにケラケラとその反応を笑いながら繰り返したからだ。

私はそれを見てカーッとなって、思うままに娘1を怒鳴った。
これまでにそのやり取りを見たことは数え切れない。
その度に注意した。
それでも一向にやめない娘1に心底腹が立った。

叱られた娘1は少しだけシュンとした様子を見せるも、尚ニヤついた表情を変えず「はぁ〜い(ヘラヘラ)」とまるで反省の無い返事を返し続けるもんだから、私は益々ヒートアップ。

でもハッキリ覚えている。
私は怒鳴りながら「早く泣いてよ。泣けば終わりにできる。」と考えた。

怒鳴りたくて怒鳴った。
でも早く止めたかった。
振り上げた拳を降ろす術が見つからなくて、その口実を4歳の娘に求めた。

結局彼女が泣き出すことはなく、私は苦し紛れに捨て台詞を吐いて夫に丸投げしその場を離れた。

その間に夫が娘1と話をしていてくれたらしく、娘1の元に戻ると「ママあのね」と、ポツポツと謝ってくれた。

私は私で、分かってくれてありがとう、ママはあなたが嫌なことを面白がってする子なんかじゃないって信じてる、さっきは言いすぎたよ、ごめんね、そんな事を言ったと思う。

本当ならこの夫がしてくれた事をまで私がやるべきなのに。
そう思うもののフォローしてくれる夫に感謝しつつ、私が今度同じシーンに出会った時に出来ることはなんだろう、と考える。

なんと声をかけたら、お互い納得できるだろうか。

娘の態度に反応した過去の自分と戦うのではなく、話し合いながら解決策を手探りしていくしかないのだ。きっと。
私は敵ではない。

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