幼児に伝えるスポーツ

#スポーツがくれたもの

私は幼い頃から毎年リレーの選手で、中学生の頃も選抜で駅伝に出たり、弱かったけどバスケ部でレギュラーだったり、楽しくスポーツをしてきた。

保育士になって、
運動が苦手な子どももいる。
負けることが嫌で、運動を嫌がる子どもがいる。
「親が苦手だから仕方ない」と言って、休みの日にも全く運動をしない家庭もある。

スポーツって何のためにするもの?

プロスポーツ選手にならなければ、スポーツしなくていいのか。
やりたい子、楽しめる子だけが参加したらいいのか…。
勝てばよし、負けたらダメ、子どものうちからそんな風に覚えてしまうとよくないなぁ。
うちには幼児体育の先生とかもいないし。
どうしようか。

まずは0歳からの寝返りやハイハイの大切さを知ってもらう。

スポーツうんぬんの前に、乳幼児期に必要なのは基礎体力だったり姿勢が保持できること、怪我をしない身体を作ること。

寝返り、うつ伏せを腕で支えて頭を上げる姿勢、ずり這いやハイハイをしっかりやると、体幹が強くなりお座りや立った時にバランスが取れるようになる。なので、無理に早めに座らせたりつかまり立ちや歩行をさせることなく、なるべくハイハイをしっかりすることが大切。

姿勢の保持は、その後学習するときにも繋がっきます。

それも含めて、基礎体力の大切さって保育士も理解をして、家庭にも伝えていく必要がある。
運動が苦手でもいいけど、生活に支障が出るほどにはならないように。
せめて転んで手を着けるぐらいには、怪我をしないようには身体を作っておくと良い。

乳幼児期の運動での心の葛藤

0〜2歳くらいまでは、個々で遊ぶことも多いけど、3歳過ぎると少しずつ友達と遊ぶようになって、
年少さんくらいから簡単なルールのある運動遊びも始まってくる。
4〜6歳になると、スポーツと言えるくらいの遊びにも広がってくる。

ルールを守るって、子どもにとって簡単ではなくて、
勝ちたい気持ちが芽生えてからは、勝つこととルールを守ることがなかなか繋がらない子どももいる。
リレーでショートカットしちゃったり、
ドッチボールで線の中入っちゃったり、
負けそうになったら「やめた!」「ちょっと待って」とゲームを中断しちゃったり。

全部、発達の過程だから見守ってあげたい。
でも、相手があることだから、ぜんぶ受け入れてそのままにしておくと、トラブルになってしまうこともある。
だから、絵や動作で事前にルールを決めておいたり、
「勝ってもいばらない、負けても泣いたり相手を責めたりしない」ことは少しずつ伝えていく。

そんなこんなで、「やりたくないなぁ」って子も出てくる。
だから、保育士はやりたくなるような工夫が必要。無理矢理誘わなくても、「あれ、これならやってみたいかも」と思えるきっかけ作り。

学校に入る前に、苦手意識を持たずに済むようなサポートが必要で、それこそ専門性なんだと思う。

#スポーツがくれたもの

私にとっては、これからずっと続く自分への課題をくれたと思う。
これまで、車椅子バスケットを見て諦めずに頑張る姿に感動したり、
自分がプレーする事で、仲間と頑張る事、ひたむきに努力すれば何かしら形になることもある、ならないこともある、
色々感じてきたけど、

子どもはまだ経験していないから、そんな感動は知らない。
自分がやりたいか、やりたくないかのどっちか。

そんな子どもたちが、スポーツに向かう気持ちが持てるようになるような環境を作る、工夫する、一緒に楽しむ、自信が持てるようにサポートする、

スポーツからまた一つ仕事のモチベーションをもらいました!

連休明けたらまた頑張ろう!!!

#スポーツがくれたもの
#スポーツ
#最近の学び
#保育士
#保育園
#笑顔
#福祉
#note
#毎日note

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?