文鳥社とカラスの社長のnote

文鳥社とカラスという会社(通称バードグループ)の代表とエードットの役員をやっています。企画、デザイン、会社経営のことなどについて書いていければと思います。

「西武・そごう」の「女の時代、なんていらない?」に大きな違和感が残るのはなぜか。

元旦に公開された西武の広告が賛否を呼び、物議を醸しています。生クリームのパイ(?)を投げつけられた女性の写真に「女の時代、なんていらない?」というキャッチコピー、つづくボディコピーにはこうあります。

女だから、強要される。
女だから、無視される。
女だから、減点される。
女であることの生きづらさが報道され、
そのたびに、「女の時代」は遠ざかる。

今年はいよいよ、時代が変わる。
本当ですか。期待

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34才のライター宣言。

明けましておめでとうございます。牧野です。普段は文鳥文庫を出版する「文鳥社」や、企画・デザインを中心としたブランディングをする「カラス」や、その親会社である「エードット」で役員をやっています。

ほとんどの方にとってどうでもいいことであると承知で書きますが、今年からは「ライター」を名乗っていこうと思います。もともと博報堂に入社した頃から「コピーライター」という職種だったので「すでにライターじゃない

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映画「PADMAN」を観て、2019年は女性が主導する社会の幕開けになればいいなと思った話。

昨日、会社の女性社員二人に「ぜったい観るべきですよ」と促され映画を観にいきました。その名も「PADMAN」、副タイトルは「5億人の女性を救った男」。率直に感想を書くと「とても良かったので是非みなさんもみて欲しい。とくに男性の管理職のひとは」です。

インドで工務店技術職に就く男性が、結婚して生理の諸問題を知り、妻のために「安価な生理用ナプキン」を開発すべく孤軍奮闘する物語。とても素晴らしいストーリ

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「大卒文化」以外の道をつくるべく、NEWGATEというサービスをつくります。

「いい大学を卒業して、いい企業に就職する。」もしくは「いい大学に入らないと、いい企業に就職できない」それらは日本社会の揺らぐことのない巨大な真理として存在しています。しかし、会社を経営する立場で、様々な学生と会う中で、今の「大卒新卒採用文化」は、個人と社会の双方の成長を鈍化させているボトルネックだと思うようになりました。

強い意志や情熱ある学生ほど大学に問題意識を抱いているし、社会にでてビジネス

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美意識のある経営を。

「美意識のある経営」というのを、生涯のテーマに掲げていきたいと思っています(大げさですが)。それはもちろん「自社」もそうだし、「他社」に対しても普及していきたいテーマです。

「美意識のない企業」の仕事はしないし、「美意識のない提案」はしないようにしていきたい。そして「美意識のない企業」は淘汰されていくような社会になればいいなと思っています。

ここでいう「美意識」とは、「物理的な審美眼」だけでは

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僕は新潮社が大好きだった。

何もなかった大学時代を生き延びられたのは本のおかげだった。文学を手に取り、物語の世界に逃避した。そこには多様な世界があり、多彩な生き方を擬似体験することができた。

中でも新潮文庫はとくに好きなレーベルだった。豊かな古典が残っていたからだ。宮沢賢治も太宰治もドストエフスキーもヘッセもカフカも新潮文庫で手に取った。村上春樹も、長編小説は新潮社から出版する。「世界の終わり」も「ねじまき鳥」も「海辺のカ

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