スーパー

コレカラのスーパーマーケット|転妻カフェ

今年最初の転妻カフェ開催しました。
今月は「スーパーマーケット」をテーマにあついトークを繰り広げていただきました。

前半は「スーパーマーケットの歴史から暮らしを考える」講座を富岡がお送りしました。
今回は百科事典や、論文を参考にまとめました。

印象に残ったのは、スーパーや百貨店が生まれる前は同じ商品を人によって別の価格で販売していたこと。消費者も値切り、その駆け引きが商売の楽しさとされていたようです。
今では考えられません。大阪ではよく値切ると聞くのでまだあるのでしょうか。
時代が手工業から機械性工業へと移り、そのやり方では大量生産、大量消費で捌けなくなったため定価が誕生しました。当時は常識を覆す出来事だったそうです。

日本では戦後のベビーブームや個人所得の増大、冷蔵庫の普及、人口増加と郊外移動も相まってスーパーが暮らしに根付きました。
顔が見えるやりとりから、匿名性の消費行動へと移っていきました。

2000年からネットスーパーも始まり、高齢者、子育てママ、共働き、単身世帯にニーズがありどんどん伸びてきています。炎天下の中買い物に行けないので利用するという理由を見たときは温暖化がこんなところまで、と驚きました。



歴史を参考に参加者で対話をしました。
人口減少にある今、大量生産、大量消費である必要はあるのか?
昔のように顔の見えるやりとりになってきている。インターネットを使って農家さんの顔を見ながら買えるようになったので安心。
高齢者はネットスーパーで食材を届けてもらうだけで良いのか?お店へ行ってものを選ぶ楽しさ、お話しする楽しさも生きがいなのでは。
買い物弱者が田舎では出てきてしまう。
子どもが3人いるのでスーパーでの買い物はおんぶ、スリング、カートとものすごく大変だった。子育てママに向けたサービスは何が良いのか。
フードロス問題をどうにかできないのか。
子ども食堂について。
安ければいいのか?
一から作るより買う方が安い。
働くママとお惣菜。
鳥一匹を育てるより、肉を培養して食べるようになる、3Dプリンターで食べ物ができてしまう時代になるかも。
命をいただくって?食育って?
などなど。

後半にはオススメスーパー情報を交換しましたが、こちらでも電子マネー、コミュニティとしてのスーパーなど時代に合わせたスーパーの工夫、企業努力の話に。
私は料理が得意でないのであまり何も考えずに気分でスーパーを選ぶのですが、みなさんお肉の切り方や、種類、魚の鮮度などよく見ています。
店舗の空調、広さ、定員さんの接客まで。
スーパーもお店によって、何を売りにしているのか見えてきました。ブランディングがしっかりしている所が一目瞭然でした。

2時間話がつきません。
10人集まって、どんどん話が膨らんでいき、たくさんの気づきがあり、楽しい時間でした。

コレカラボは
集って、学んで、働く
をベースにしています。
転妻カフェで集って、学んで、世の中の問題考えて、それを「私ならこうしたい〜!」と思って仕事に繋げてくれたら嬉しいなぁと思っています。

何をやるにも常識を覆すことからが始まりのような気がしてきたので、気持ち新たに今年も頑張ります。

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