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「勇者ヒンメルならそうする」

池袋でアニメ『葬送のフリーレン』の展示があったので、観に行ってきた。
こういうイベントがしょっちゅう開催されるのが東京のいいところ。
そして思い立ったらすぐに行ける。東京のいいところ。
人が多過ぎて入ってから出るまでに2〜3時間かかってしまうのは、よくない。

展示を見に行ったらアニメをまた見たくなって、2日ほどかけてアマプラで全話見返してしまった。

エルフの魔法使い・フリーレンが、かつて勇者ヒンメルの一行として冒険した旅路を再び辿りながら、仲間たちとの思い出や新たな出会いを通して人間を知ろうとする物語。端的に言うと、とてもエモい。


「勇者ヒンメルならそうする」

この作品によく出てくるセリフだ。
フリーレンのみならず、他の仲間もそう言う。
彼らはこう言いながら、それまでの自分とは異なる選択をする。

あの人ならきっとこうする。と思う存在は、心の拠り所である。それは規範となり、指針となって、その人を変える。


と同時に、「あの人ならきっとこうする」と思うたびにその人のことを思い出せるということ。
そういう人がいれば、ひとりで生きていても孤独ではないのだろうね。
最近ひとりで生きていくことにした自分は、そんなことを思った。



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