むすびについて話そうと思う④

私がたまたま出会してしまったこの"水引"の"むすび"は
あくまでも、ツールに過ぎないというか
いやもちろん愛を込めて扱っているのだけれど
もっと人生と一体化しているというか、
最近はもはや私の方が扱われているんじゃないかと思う程に
在り方が不思議で
説明しにくいのですが、
ある意味これを以てして
実証実験をしに産まれてきたのかなと
思えるレベルの圧があります。

先日まで半月ほど
神戸~大阪での出店があり、
関西に滞在していて、
戻ってきてからの体感がとにかく変です。
変というか…なんだろな、言葉にし難い。

でもその体感というのが実は
以前にも感じたことがあって、
また“この感覚”に陥っていて
かなり異質で、
気のせい、とかではやり過ごせないほどにモヤモヤするので
今後の研究対象として
現時点での様子を
備忘録として残しておこうと思います。
あくまで備忘録的なものなので
オチとかないです。
ご一緒してくださる方、どうぞ読んでってください。

この体感が
あまりに身に覚えのない体感なので
改めて残しておくのですが、
この“水引”の“むすび”に出逢ってから
私の人生にはいろんな不思議なことが起きているので
今回もその“むすび”によって
引き起こされていることだと思っています。

『むすびによって引き起こされている』だなんて
オカルトじゃあるまいし、
と思うでしょう?
私だって最初はそう思ってました。
この超がつくほど疑り深い私の性格で
そんな言葉で片付くほどそうは問屋が卸しませんよ。
だけどそのうち、
ミラクル、とかオカルト、じゃ片付かないくらいに
不思議なことが起きまくるから
もう諦めたっていうか
こっちが地球上の真理なんだろうと思うようにしました。
ちなみにスピリチュアルとか宗教とかでも
残念ながらありませんので悪しからず。

前置きに少し脱線してしまいました。
それでなくたって長いのに…。すみません。戻りましょう。

今回記録しておこうと思っているその、
“身に覚えのない体感”というのは
実は今回が初めてではありません。
だからこそ残しておこうと思ったのですが。
それが、
昨年の秋、大阪で開催させていただいた
私の初めての個展のあとのことでした。

これまでも何度か大阪での出展はあったのですが、
明らかにいままでと違った体感が
大阪から戻ってきてからの暫くの間
続きました。

あのときも
こちらに戻ってきてからの喪失感がスゴくて、
いままでに味わったことのない程の感覚が続きました。
その時は個展はまだ続くんだけど、
私だけ先に戻らねばならず、
作品をお預けしたまま戻ってきたため
私の分身でもある作品を丸々置いてきたせいで
魂半分置いてきたように感じたのかな、と
理解して落ちを着けようとしたのですが、
今回も、ってことは
作品がトリガーで起きたことではなさそう。
今回は作品どこにも置いてきてない。
なんならあの
でかいスーツケースこそが作品たちで
私が引き摺って一緒に戻ってきたのだから。


その、現時点で『喪失感』と表現してあるけれど
“それ”が一体なんなのかは正直まだわからなくて、
とにかく
魂半分失くしたみたいな
どこにも忘れてきたつもりはないのに
私が半分足りてない。
いや、それとも
いままで私で満ちていたと思い込んでいただけで
足りないことに気づいたのか??

こちらに戻ってきてからずっと
なにかを探してるんだけど
探してるなにかがわからなくて、
思い出せない記憶を
辿っているような、
掴みそうで掴めなくて、
胸がざわざわして
電気信号みたいのは感じてるんだけど
それがなんなのか、
象ろうとするそのさらに前みたいな

うーん うーんって
ずっとこの何て表現していいかわからない
この感覚に
掴まれている。

いやむしろ、
私の心がなにかに掴まれている感覚…???

でも
前回もそうだったけど
時間が経ってくると
夢みたいにだんだんと忘れてきちゃうから、
これがなんなのかわかるまで
なんとか繋ぎ留めたくて
なるべく刺激しないように
繋ぎ留めておこうとするんだけど、
だんだんとこの感覚が薄れて
指の隙間から落ちていく砂みたいに
どんどん溢れていっちゃうような
正体不明のこの感覚についての
備忘録。

でも不思議と
忽然と消えてなくなる、という感じではなく
だんだん朧気になって雲に隠れて見えないだけのような
また夜が来ればそこにある月のように
不安な感じはありません。

正体を掴みたいような
そのまま曖昧にして揺らいで感じていたいような
不思議な感覚。

みなさんはこんなこと、
感じたことありますか??



ほんでキミ誰?笑(嘘)

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