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ヒンメリ=視点を変えてみたら、あったもの

どんな名刺を持っていますか?
その名刺は「あなた」を表していますか?

ちなみに、私の名刺のモチーフは、ヒンメリです。
フィンランドで古くから伝わる、ライ麦を使った伝統的な装飾品です。
すごく好きで、見るだけでテンションが上がるアイテム。

そのアイテムが大きくドンと2つ入っているのだから、見ているだけでうれしくなっちゃうし、人に渡したくてしょうがないのです。
(自粛ムードになりつつある時にできあがって、ほぼ配れてないから、よけいに。)

一方、私の扱っているメニュー(商品)のひとつがロミロミセラピー。
ロミロミは、古代ハワイで神事として行われた医療・癒しの技法です。

要するに、扱っているメニューとほぼ真逆なイメージの名刺をつくったわけですが、なぜヒンメリに落ち着いたかというと、しっくりきたから。
よくよく紐解いていったら、ロミロミを含めて、私のやりたいこと全体を表現するのにぴったりだったからです。

誰もがいくつも持っている、「私」という「面」。
「私」をつくっている「面」の、その中にある「核」(=「軸」)。
「面」に紐づいている「才能」。
ヒンメリの骨組みを「面」として見たら、私と、私の仕事はヒンメリという形に収まりました。

ロミロミをしているからハワイのイメージで、と思っていたのに、結果的にフィンランド。
デザイナー君と名刺の相談をしているうちに、ふと頭に浮かんだものの、いやイメージちがうし。と、いったんなかったことにされたもの。

それが、きりっとしつつ柔らかな雰囲気のヒンメリと、優しい光をイメージした背景色で構成された名刺は、ロミロミセラピストというワードが同居しててもおかしくないものになりました。


で、何が言いたいかと言うと、「いつもとちょっとちがう視点から見ると、欲しいものが出てくるかも(欲しいものが見つかるかも)」ということ。

私たちには、生きてきた分だけ、いろんな刷り込みを持っています。
それは、無意識レベルで刷り込まれているから、疑うことすらなかったりするもの。
(ロミロミしているからハワイアンでないと。とか。)
けど、それは意外と真理や本質とはズレていたりします。
(やりたいこととヒンメリが結びついて、ロミロミを表現するものになる。とか。)

そのズレを自分で見つけると、自分の知らなかった「面」が出てきます。
そして、自分の「面」を見つける体験自体が、新たな自分の「面」となり、「才能」に結びついていきます。
なので、ちょっと視点をズらすことを意識してやっていくと、知ることができた「面」と新たな「面」が増えて、「才能」まで増えるというおまけつき!

たぶん意外と多い、「視点を変えたら、あった!」というもの。
ゲーム感覚で日常的にやってみると、いろいろ出てきて、楽しめるかと思います。
よかったら、自分と向き合いやすくなっている今、やってみてください。
(転職面接準備中の方は、特にぜひ!)

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