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今日を今日と思えないあなたへ⑧

こんばんは、こうんです。

先ほど、ジブリ映画『かぐや姫』の主題歌「いのちの記憶」をピアノで弾いていたのですが、初めて最後まで弾けました!
もちろん、つっかえつっかえですけど^^
難しくて、中間くらいでいつも止めていたけど、できるようになるもんだな(できてないけど)

家族の見送りもして、昼寝もたくさんして、ピアノも弾いて、
今日一日に、一片の悔いなし。
こんな日は退職話を終わらせるに限る。


7.いざ、退職

*前回書いたこと*
会社に検討をお願いしたことについて、
会社が取ってくれた対応とその感想

2023年5月19日(金)、退職日当日。
最後の手続き等のため、会社に向かいました。
行くのが怖かったので、車で妹に付いて来てもらいました。あの時はありがとう。

会社都合だけど

面談時、「手続き上は、会社都合退職になりました」と告げられました。
「休職期間が、本来6か月までのところ8か月になり、満期を迎えたため」とのことでした。

私が望んでいたのは、「ハラスメントに伴う心身不調によるやむを得ない理由で会社都合退職」だったので、やはり臨んだ形ではありませんでした。
でもあれが、会社の人が取ってくれた最大限の配慮なのだろうと思います。

…違うかな。
休職期間満了。ただそれだけか。

離職理由を書く書類には、
「休職期間満了のため」と書くよう指示されました。
一言断ってから、その横に「ハラスメントに伴う~」と私の言い分も書かせてもらいました。

被害者、加害者?

もう正直、何が正しいのか、よく分からないです。

人は間違いを犯すものだし、私もこれまでたくさんの人を傷つけてきたと思います。今も、現在進行形で誰かを傷つけているかもしれません。

そもそも私が想像できることなんて、私が見える範囲、知ってる範囲であって、かなり限られています。

私が来ている服を作った、外国にいるであろう誰かの顔は分からないし、
その人がどんな労働環境で働いているか、
どんな人生を歩んできたか、
どんな重荷を背負っているか、知り得ません。
あまり豊富とは言えない情報源から想像を膨らませ、
エシカルな購買選択を、できる範囲で行うくらいしかできない。
え、もっとある?すみません。

「お前は無実なのか?」と問われたら、
うん!とは言えないです。
今生きている人、いない人、色んな人たちの犠牲の上に、
私が、S先輩が、存在していると思います。
それを犠牲と呼ぶかどうかは、その時々の状況やとらえ方、その人に依ると思いますが。

全てを肯定することなんてできないわい。
よって、私の主張もただの独りよがりなのかもしれません。

見方によっては、私が仕事ができなかっただけ。
堪え性(こらえしょう)がなかっただけ。
根に持っているだけ。
忘れるのが下手くそなだけ。
気にしすぎなだけ。
だけだけうるさいなもう。


ワイの怒り、悲しみ

でも、私はまだ怒っていたくて、悲しんでいたい。
S先輩って仮名を使っているからこんな寛容(?)な感じでいられるけど、やっぱり本名をタイプすると、口にすると、まだ気持ちが悪いです。
心の中では、ばーかばーかぶぁーかと呟いています。

J上司も、たくさんのことを経験させてもらったけど、
あんのクソじじいと思っています。

あの先輩も、同じフロアにいて私を守ってくれなかったあの人たちも、
一週間毎日朝出勤の時に片足どぶに突っ込んじまえ、と思います。

職安で結構適当に会社を選んでしまった私が悪いんですけど、
しかも色々経験させてもらって、出会いもあって、感謝もしてますけど、あんな会社には二度と勤めたくないです。
もう支店増やすなコノヤローと思います。

私はあのとき、あの後、ずっと、ずーっと辛かったんじゃ。

私は今の私が嫌いじゃないけど、
寧ろしばらくぶりに好きだけど、
たかが会社の人間にあそこまで追い詰められてしまったことを、
自分の心身をあそこまで蔑ろにしてしまったことを、
心が壊れて、涙の止め方が分からなかったあの長い日々を、
決して肯定しません。

経験は無駄にはならないけど、
経験しなくていいこともあると思います。
できることなら、あんな気持ち経験したくなかった。

いつかは、あの人のことも、許せる時が来るでしょう。
でも今じゃないもん。
来なくてもいいもーん。

どん底の痛みを既に忘れかけている自分に、
少し戸惑っています。

同時に、時間と忘却って救いだなとも思います。


手続き関係について

退職手続き前に、保険料の確認等で、事前に職安(ハローワーク)や市役所の税務課に行きました。

保険料減額の可能性があるとか、
退職前に1時間でも出勤扱いされると、傷病手当金が申請できなくなるから注意した方がよいとか、
懇切丁寧に説明してもらえました。
公的サービスって有難いなー、弱ってる人を守ってくれる制度もあるんだーと思いました。

まあ、自分の疑問点を事前に書き出しておくとか、
なるべく分かりやすく何が必要か説明するとか、
利用者側にも多少の努力みたいなものは必要かと思いますが、
ちゃんと味方になってくれる人がいました(`・ω・´)キリッ
これから手続き系があるかもしれない皆さん、多分大丈夫だよ!

私もまだ色々あるんだよな。面倒くさいな…TT

「できる人」

退職面談中、人事の偉いEさんが部屋に入ってきて話を中断してきました。
力になれなくてごめんね、残念云々と言われました。
対応してくださり、ありがとうございます。
お世話になりました。とお伝えしました。

本社の取締役のGさんも、メールでメッセージを下さったとのこと。
「『辛い思いをさせて申し訳ない。仕事ができる人だったのに、残念』と言ってたよ」と言われました。

Gさんは、私をIRに配属してくださった方です。
就職1年目の最後の個人面談でオンラインで初めてお話ししたのですが、私が初任者研修は無駄だったと堂々とディスったのが印象に残ってしまったようで、そのイメージ+英語ができるらしいという情報から、私を大抜擢。
史上最高にテキトーで不適切な人事だったのでは、と思います。笑

メッセージを下さったことは有難かったです。
でも、最後まで失礼なおやじだなーと思いましたw
できる人」って、前までは嬉しい誉め言葉だったのですが…
つまり、言葉を選ばないと、「あなたにとって都合よく動いてくれる人」ってことですよね。

私が休職に入る前、Gさんが30分くらい面談してくださり、
「休んでいいよ」と優しい言葉をかけてくれました。
その時は、「休んでいい」という言葉が有難すぎて泣いてしまいました。
でもそのあと、「実は本人(S先輩)に悪気があるわけではない。大人は、色んな事情を抱えながらそれでも働いているんですよ。少しずつ大人になっていけばいい」と言われたときは、泣きながらも『…ふぁ?』と思いました。

ワイ大人だし(´・ω・`)
子どもじゃねえし(´・ω・`)
いつまで子ども扱いすんだボケ(´・ω・`)
休んじゃいけないんですか。色んな事情を抱えてる?そんなこと知ってるわ。人それぞれ色々あるわ。
私に理不尽に八つ当たりしてきたS先輩を、IRに"必要な"人材だからって、決して止めようとしなかったおめーらの方がよっぽど子どもだ。
いや、子どもに失礼だ。ばーか(←語彙力不足)


・・・え?
無職は大人じゃねえ、黙ってろって・・・?
すみませんでした・・・(´・ω・`)mi*dle finger up


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
一旦、休職から退職に至るまでのあらましを書き終わりました。
文章がだんだんと横柄になっていくのを見ると、私元気になったなーと思います。笑

このnoteを書き始めてから、日中強い眠気に襲われることが少し増えました。私にとっては、心身を削るプロセスだったのだと思います。
そんな文章を読んでくださる皆さん、ありがとうございます。
嫌な気持ちになっていないですか?大丈夫かの?

これからは、記録に残しておきたいエピソードを、気が向いたら更新します^^まだまだ終わらないよ☆

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